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センバでほのぼの?サバイバル
伊達じゃない
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「最初はイチイ達が入りなさい。何か不都合が有ったら報告して?」
主様がチィちゃんに向かって言います。
「あー、それなら、俺も一回入って良いですか?確認してみたい。
イチイ、ライ様、フーちゃんに戦ってもらって、ロアは、俺の護衛な?
降参しますの強制排除もきちんと適用されてるかもみたい。
だから、イチイ達が勝ち進んでも1時間で強制的に出るから。
その後、もう一回入れば良いでしょ?最初の1回は俺に付き合って」
「ハイ!」「うむ」
「1時間で出るなら、私も見たいですわ!!!」
初ダンジョン!!危険がないなら見たいですわ!!!
「あー、うん、気持ちはわかる。1度見たいわね。じゃぁ、私もリアちゃんの護衛を兼ねて視察しても?」
お母様も興味有りますわよね!!
「ちゃんと襲う魔獣が出るのよ?非センバ、大丈夫?」
「「魔法には自信があります!」」
主様の心配に、お兄様とお母様が答えます。
「うん、まぁ、強制排除の確認には良いかもね?
無理だと思ったらすぐに出なさい。イチイとシラヌイも非センバ優先で、良いわね?」
「「ハイ!!」良い所見せます!!フーちゃぁああん!!」
「いや、イチイ達がスゴいのは知ってるから、そんなに頑張らないで?」
「「ハイ!!!」」
「うん、聞いてねぇな?」
お兄様も苦笑いです。
「私、お供しますか?」
セリがキラキラした顔で提案しますが
「セリもセンバだし?
結局戦いたくなって、ジリジリと俺らから遠ざかる未来が見えるから、後からワサビ達と入って存分に暴れてくれ」
「はい…」
しょぼんとしてますけど、絶対にその方が良いですわよ?
「じゃ、この扉を開けて入ったら、最後の人間が閉める事。
扉を閉めたら魔獣が出てくるから、入るのはゆっくりでも大丈夫。
よし、行ってこい!!」
「「「「ハイ!!」」」」「うふふ、行って参ります」「わん!」「ピッキ♪」
あ、フーちゃん、来た。
チィちゃんを先頭に扉をくぐると、そこは日当たりの良い広い草原でした。
「「「「うぉおおー」」」」
最後に入ったお母様が扉を閉めると、扉は見えなくなりました。
「樹木の中が、外。違和感スゴいわー」
お母様がそう言うと
ドッドッドッドッドッド
ズドドドドオォォォ
地鳴りが響きます。
「来ました!!行きます!!」
チィちゃんが叫んだと思ったら、ライ様と一緒に走りだし、50メートルぐらい先の土煙に向かって行きます。
どーんどーん、と音がして、なんか、物体が飛んで行きます。
「普通の魔獣を蹴散らしてんだろうなぁ」
お兄様が遠い目をしてます。
「1体づつ蹴散らしてるんですの?効率、悪くないです?
ライ様、雷使えるようになったって言いませんでした?
ザコの皆さんにはライ様の電撃でしびれて貰ってる間に、大型魔獣倒したら良くないです?」
「…ディって、たまにとんでもないこと言うよね?」
「え?ダメでした?」
「いや、実戦だったら、いかに体力を温存して戦えるかが大事だから、ディの考え方が正解」
「なんて言ってる間に、ほら、大型魔獣倒したわ」
お母様の声に振り向くと、頭5つ分は飛び抜けた大きなクマっぽいものがゆっくり倒れていくと、
ドーーーンというひときわ大きな地鳴りがしました。
〝カランカラン!1回戦突破!続けますか?終了しますか?〞
「続けま」「ちょっと待った!」「ハイ!」
「作戦会議!ライ様!電撃でザコをしびれさせて放置!!
フーちゃんはイチイを空から大型魔獣目掛けて投下!
ライ様は足を狙うように!!大型魔獣のみ攻撃する事!効率上げるよ」
お兄様が的確に風で指示を飛ばします。
「「ハイ!!」」
〝カランカラン!続けますか?終了しますか?〞
「「続けます!!」」
そっから先はもう、独壇場ってこういうことを言うんですのねー、ってぐらい、無双でしたわ。
ライ様の電撃、魔獣300体は余裕ですの?
チィちゃん爆弾投下は確実に脳天目掛けて1体を倒し、そのままジャンプ、ライ様が足を狙って転ばせた大型魔獣のお腹に向かってチィちゃんが着地すれば2体目。
その間、フーちゃんが別の大型魔獣の目を狙い、今度はその個体の足をライ様が狙い転ばせチィちゃんが着地。
なんかもう、遠目に見たら、チィちゃんがジャンプして着地するだけで大型魔獣が倒れて行く流れ作業ですか?って感じです。
「わふぅ~ん」
「うん、ロアの見せ場ないな?」
お兄様の言葉に、ガーーーーンという顔でこっちを向くロア。
「うそうそ、ロアはちょっと離れた所から見て、ライ様の電撃が外れたヤツとか、麻痺してるのが取れたヤツとか、そう言うのを片付けて行って欲しい。
あの大型魔獣対策の流れ作業が滞らないように、それ以外を排除する役目だね。
地味だけど、めっちゃ大事。頼むよ?」
「わん!!」
しっぽをブンブン振って、任せろ!と言わんばかりのロア。
超絶可愛い。
〝カランカラン!10回戦突破!続けますか?終了しますか?〞
「早ぇな、オイ」
お兄様も苦笑いです。
「続けま」「終了します!!」「「え?!」」「ピッキ?!」
〝カランカラン!終了します。お帰りはこちらです〞
ブォン、という音がして扉が出現。
「はい皆!一旦帰るよ!!」
パンパンパンとお兄様が手を叩くと
「は~い」「ぬ~」「ぴっきぃ」
2人と1匹がしぶしぶついてきます。
いや、十分戦いましたよね?!
主様がチィちゃんに向かって言います。
「あー、それなら、俺も一回入って良いですか?確認してみたい。
イチイ、ライ様、フーちゃんに戦ってもらって、ロアは、俺の護衛な?
降参しますの強制排除もきちんと適用されてるかもみたい。
だから、イチイ達が勝ち進んでも1時間で強制的に出るから。
その後、もう一回入れば良いでしょ?最初の1回は俺に付き合って」
「ハイ!」「うむ」
「1時間で出るなら、私も見たいですわ!!!」
初ダンジョン!!危険がないなら見たいですわ!!!
「あー、うん、気持ちはわかる。1度見たいわね。じゃぁ、私もリアちゃんの護衛を兼ねて視察しても?」
お母様も興味有りますわよね!!
「ちゃんと襲う魔獣が出るのよ?非センバ、大丈夫?」
「「魔法には自信があります!」」
主様の心配に、お兄様とお母様が答えます。
「うん、まぁ、強制排除の確認には良いかもね?
無理だと思ったらすぐに出なさい。イチイとシラヌイも非センバ優先で、良いわね?」
「「ハイ!!」良い所見せます!!フーちゃぁああん!!」
「いや、イチイ達がスゴいのは知ってるから、そんなに頑張らないで?」
「「ハイ!!!」」
「うん、聞いてねぇな?」
お兄様も苦笑いです。
「私、お供しますか?」
セリがキラキラした顔で提案しますが
「セリもセンバだし?
結局戦いたくなって、ジリジリと俺らから遠ざかる未来が見えるから、後からワサビ達と入って存分に暴れてくれ」
「はい…」
しょぼんとしてますけど、絶対にその方が良いですわよ?
「じゃ、この扉を開けて入ったら、最後の人間が閉める事。
扉を閉めたら魔獣が出てくるから、入るのはゆっくりでも大丈夫。
よし、行ってこい!!」
「「「「ハイ!!」」」」「うふふ、行って参ります」「わん!」「ピッキ♪」
あ、フーちゃん、来た。
チィちゃんを先頭に扉をくぐると、そこは日当たりの良い広い草原でした。
「「「「うぉおおー」」」」
最後に入ったお母様が扉を閉めると、扉は見えなくなりました。
「樹木の中が、外。違和感スゴいわー」
お母様がそう言うと
ドッドッドッドッドッド
ズドドドドオォォォ
地鳴りが響きます。
「来ました!!行きます!!」
チィちゃんが叫んだと思ったら、ライ様と一緒に走りだし、50メートルぐらい先の土煙に向かって行きます。
どーんどーん、と音がして、なんか、物体が飛んで行きます。
「普通の魔獣を蹴散らしてんだろうなぁ」
お兄様が遠い目をしてます。
「1体づつ蹴散らしてるんですの?効率、悪くないです?
ライ様、雷使えるようになったって言いませんでした?
ザコの皆さんにはライ様の電撃でしびれて貰ってる間に、大型魔獣倒したら良くないです?」
「…ディって、たまにとんでもないこと言うよね?」
「え?ダメでした?」
「いや、実戦だったら、いかに体力を温存して戦えるかが大事だから、ディの考え方が正解」
「なんて言ってる間に、ほら、大型魔獣倒したわ」
お母様の声に振り向くと、頭5つ分は飛び抜けた大きなクマっぽいものがゆっくり倒れていくと、
ドーーーンというひときわ大きな地鳴りがしました。
〝カランカラン!1回戦突破!続けますか?終了しますか?〞
「続けま」「ちょっと待った!」「ハイ!」
「作戦会議!ライ様!電撃でザコをしびれさせて放置!!
フーちゃんはイチイを空から大型魔獣目掛けて投下!
ライ様は足を狙うように!!大型魔獣のみ攻撃する事!効率上げるよ」
お兄様が的確に風で指示を飛ばします。
「「ハイ!!」」
〝カランカラン!続けますか?終了しますか?〞
「「続けます!!」」
そっから先はもう、独壇場ってこういうことを言うんですのねー、ってぐらい、無双でしたわ。
ライ様の電撃、魔獣300体は余裕ですの?
チィちゃん爆弾投下は確実に脳天目掛けて1体を倒し、そのままジャンプ、ライ様が足を狙って転ばせた大型魔獣のお腹に向かってチィちゃんが着地すれば2体目。
その間、フーちゃんが別の大型魔獣の目を狙い、今度はその個体の足をライ様が狙い転ばせチィちゃんが着地。
なんかもう、遠目に見たら、チィちゃんがジャンプして着地するだけで大型魔獣が倒れて行く流れ作業ですか?って感じです。
「わふぅ~ん」
「うん、ロアの見せ場ないな?」
お兄様の言葉に、ガーーーーンという顔でこっちを向くロア。
「うそうそ、ロアはちょっと離れた所から見て、ライ様の電撃が外れたヤツとか、麻痺してるのが取れたヤツとか、そう言うのを片付けて行って欲しい。
あの大型魔獣対策の流れ作業が滞らないように、それ以外を排除する役目だね。
地味だけど、めっちゃ大事。頼むよ?」
「わん!!」
しっぽをブンブン振って、任せろ!と言わんばかりのロア。
超絶可愛い。
〝カランカラン!10回戦突破!続けますか?終了しますか?〞
「早ぇな、オイ」
お兄様も苦笑いです。
「続けま」「終了します!!」「「え?!」」「ピッキ?!」
〝カランカラン!終了します。お帰りはこちらです〞
ブォン、という音がして扉が出現。
「はい皆!一旦帰るよ!!」
パンパンパンとお兄様が手を叩くと
「は~い」「ぬ~」「ぴっきぃ」
2人と1匹がしぶしぶついてきます。
いや、十分戦いましたよね?!
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