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センバでほのぼの?サバイバル
キリキリ働く
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神聖な空気のせいでしょうか、スッキリとした目覚めです。
地べたに寝たんで、まぁちょっと体は痛いですが。
「起きた?目覚めはどう?キリキリ働けそう?
私としても早く帰してあげた方が良さそうだな、って思ってるのよ。
あ、果物食べる?」
主様に果物をいただいて、ちょっと身体を動かして、世界樹の根元へ行きます。
大きい、なんてものじゃないです。
私が手を広げて何人分あるんでしょう?
上を見上げてもてっぺんがわかりません。
「登ってみたい…」
チィちゃんがボソっとつぶやくと
「うん、イツキも同じ事言ったわ。でもごめんね、木登りは禁止です。
ささ、ちゃちゃっとやっちゃって?」
主様に催促されて、4人で横一列に手を繋ぎます。
〝ピコン!魔力循環開始、鑑定・世界樹〞
〝ピコン!18年程魔力不足、衰弱状態。魔力制御に長けたエミリオが触れる事を推奨〞
〝ピコン!魔力不足のスレイプニルの比ではありません。一気に持っていかれないように、かなり強めの制御が必要です〞
〝ピコン!エミリオの後ろには、この世界最大の魔力タンクが3つあります。師匠も協力を惜しみません〞
「ありがとう、師匠。
じゃぁ、みんな!!ちゃちゃっと終わらせて、センバに帰って温泉浸かってベットで寝るぞ!!」
「「「おーー!!」」」
お兄様の希望、それは私も切実に思いますわ!!
そう言って、お兄様が世界樹に触れた瞬間、ガクっと膝から崩れ落ちそうになるほど魔力を吸い取られ、ライ様にお兄様ごと引き寄せられました。
「大丈夫か?!」
焦ったようにライ様が私とお兄様を一緒に抱き締めて、魔力循環で分けてくれます。
「ビックリした、強めの魔力制御、って、そんなレベルじゃない。
うん、これでわかった。次からは最大の魔力制御で行く」
お兄様が世界樹を睨み付けるようにして言い放ちます。
〝ピコン!全員の魔力が空になる前に声を掛けます。イチイとシラヌイは全力で世界樹から引き離して下さい〞
「わかった!」「承知」
「よし!並び順変更!俺の隣イチイ「ハイ!」次がディ「はい」最後がライ様。イチイとライ様は引き離しをよろしく。
もう一回行くぞ!」
「「「おおーー!!」」」
全員で気合いを入れ直して再度挑戦です。
「んじゃ、触るぞ!」
お兄様が気合いと共に世界樹に触れます。
グイグイ持っていかれそうになりますが、みんな額に汗して抵抗します。
なんって言うんでしょう、血液ドバドバ出そうなのを必死で止血する感じ?蛇口が壊れそうなのを必死で押さえつけてる感じ?
と思ったら、あら?抵抗が少し弱くなりました。
〝ピコン!ユーディリアのイメージ共有により、イチイ・シラヌイの魔力制御力上昇。それにより抜き取ろうとする力の制御に成功。エミリオの負担軽減〞
お兄様の眉間のしわが、確かにちょっと薄くなりましたわ!!
ちょっと楽になったと思ったら
〝ピコン!撤収!!〞
「うりゃあ!」「リア!!」
お兄様はチィちゃんに抱えられて転がり、私はライ様の腕のなかに居ましたわ。
〝ピコン!ユーディリア達の魔力満タン状態であと3回行えば完了〞
「お兄様!あと3回、必要だそうですわ!!」
「マジか…」
「お腹減りましたぁ!」
お兄様とチィちゃんが寝転がって叫んでいます。
「肉…」
ライ様、確かに現役高校球児って考えたら、果物だけじゃ力でなさそうですわね?
地べたに寝たんで、まぁちょっと体は痛いですが。
「起きた?目覚めはどう?キリキリ働けそう?
私としても早く帰してあげた方が良さそうだな、って思ってるのよ。
あ、果物食べる?」
主様に果物をいただいて、ちょっと身体を動かして、世界樹の根元へ行きます。
大きい、なんてものじゃないです。
私が手を広げて何人分あるんでしょう?
上を見上げてもてっぺんがわかりません。
「登ってみたい…」
チィちゃんがボソっとつぶやくと
「うん、イツキも同じ事言ったわ。でもごめんね、木登りは禁止です。
ささ、ちゃちゃっとやっちゃって?」
主様に催促されて、4人で横一列に手を繋ぎます。
〝ピコン!魔力循環開始、鑑定・世界樹〞
〝ピコン!18年程魔力不足、衰弱状態。魔力制御に長けたエミリオが触れる事を推奨〞
〝ピコン!魔力不足のスレイプニルの比ではありません。一気に持っていかれないように、かなり強めの制御が必要です〞
〝ピコン!エミリオの後ろには、この世界最大の魔力タンクが3つあります。師匠も協力を惜しみません〞
「ありがとう、師匠。
じゃぁ、みんな!!ちゃちゃっと終わらせて、センバに帰って温泉浸かってベットで寝るぞ!!」
「「「おーー!!」」」
お兄様の希望、それは私も切実に思いますわ!!
そう言って、お兄様が世界樹に触れた瞬間、ガクっと膝から崩れ落ちそうになるほど魔力を吸い取られ、ライ様にお兄様ごと引き寄せられました。
「大丈夫か?!」
焦ったようにライ様が私とお兄様を一緒に抱き締めて、魔力循環で分けてくれます。
「ビックリした、強めの魔力制御、って、そんなレベルじゃない。
うん、これでわかった。次からは最大の魔力制御で行く」
お兄様が世界樹を睨み付けるようにして言い放ちます。
〝ピコン!全員の魔力が空になる前に声を掛けます。イチイとシラヌイは全力で世界樹から引き離して下さい〞
「わかった!」「承知」
「よし!並び順変更!俺の隣イチイ「ハイ!」次がディ「はい」最後がライ様。イチイとライ様は引き離しをよろしく。
もう一回行くぞ!」
「「「おおーー!!」」」
全員で気合いを入れ直して再度挑戦です。
「んじゃ、触るぞ!」
お兄様が気合いと共に世界樹に触れます。
グイグイ持っていかれそうになりますが、みんな額に汗して抵抗します。
なんって言うんでしょう、血液ドバドバ出そうなのを必死で止血する感じ?蛇口が壊れそうなのを必死で押さえつけてる感じ?
と思ったら、あら?抵抗が少し弱くなりました。
〝ピコン!ユーディリアのイメージ共有により、イチイ・シラヌイの魔力制御力上昇。それにより抜き取ろうとする力の制御に成功。エミリオの負担軽減〞
お兄様の眉間のしわが、確かにちょっと薄くなりましたわ!!
ちょっと楽になったと思ったら
〝ピコン!撤収!!〞
「うりゃあ!」「リア!!」
お兄様はチィちゃんに抱えられて転がり、私はライ様の腕のなかに居ましたわ。
〝ピコン!ユーディリア達の魔力満タン状態であと3回行えば完了〞
「お兄様!あと3回、必要だそうですわ!!」
「マジか…」
「お腹減りましたぁ!」
お兄様とチィちゃんが寝転がって叫んでいます。
「肉…」
ライ様、確かに現役高校球児って考えたら、果物だけじゃ力でなさそうですわね?
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