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センバでほのぼの?サバイバル
センバの日常
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ゆっくり温泉に浸かって爆睡した次の日、
私、お昼まで寝てしまってましたの。
疲れたでしょうから、ってそのまま寝かせてくれたらしいです。
が!
「料理長渾身のビーフシチューは、まだありますか?!!」
思わずお母様に詰め寄ってしまいました。
昨日、聞いてからとてもとても楽しみにしていたのです!!
「大丈夫よ、それ、今日の夕食に出るから」
お母様にクスクス笑われてしまいました。
「リア姉様は、食いしん坊ですか!わたしもりょうりちょうのご飯はだいすきです!!」
お母様にべったりで離れないらしいアカシア君とも意気投合した所で、
「そろそろお昼だし、イチイとリオ君も来るんじゃないかしら。
アカシアの大好きな料理長のお昼ご飯にしてもらいましょうね」
「お兄様とチィちゃんは何処に?」
「イチイがお城内を案内する、ってリオ君を連れだそうとするから、テン爺とロアにも一緒に着いていって貰ったの。
だからお昼には戻って来ると思うわ」
お城探検!!これは子供のロマンです!ぜひご一緒したい!!
と思った所で、バーンと扉が開きました。
「戻りました!!お昼ご飯、間に合ってますよね?!
って、リア様!おはようございます!!」
「ディ、よく眠れた?身体はなんともない?今日1日はゆっくりしようね?」
「お兄様!チィちゃん、お昼ですが、おはようございます!ありがとうございます!」
そして皆でお昼をいただき、
午後はチィちゃんとお兄様と一緒にお城探検です!
「午前中で全部見きれなかった」
午後はテン先生ではなく、セリが一緒に、ロアも当然着いてきます。
先生は、砦に行って、薬の補充点検があるそうです。
玄関から始まり、食堂、応接室、そして広間。広い。
「有事の際の避難場所に使われます!お父様の誕生日の時はココも解放します!泊まって行く人も居ます!
あと、この奥は調理場や、洗い場、貯蔵室など、裏方で頑張る場所になります」
おおぉ、災害訓練をイベントに組み込む、スゴいです。
「上に上がります♪」
いくつもの客室、全て、扉を開けて見てしまいました。重厚感ある立派なお部屋ばかりです。
そして皆の部屋、領主の執務室、図書室まで来たあたりで、私、疲れてしまいました。
「ディ?図書室で本読もうか?あ、センバの歴史とか知っときたいかも」
お兄様が私の体力に配慮して下さいます。
うん、私、体力無さすぎですわ。走り込みからするべき?
「ディ?走らなくていいから。まずは馬が見つかったら乗馬しよう、乗馬。ね?大人しくしてよう?」
お兄様、私、走るだけで止められますの?
「ディは絶対、どっか行く。後ろ振り向いたら居なくなってる気がする」
えー、そんなことない、はず。
すると、
カーンカーンカーン
甲高い鐘が3回なりました。
「え?何?何があった?」
「あ!魔獣が森から出ちゃった合図です。
でも3匹だけだし、早鐘じゃないので、大丈夫です。なんだったら見に行きます?」
「3匹程度なら、砦に着いた頃には終わってるかと」
5匹までは鐘の回数で、叩く速さで魔獣の脅威を現すのだそう。
それ以上出たら、それはもはや群れなので、もう少し早く叩くんだそう。
「魔獣暴走の時は、別な音が鳴るそうです。聞いたことないんでわかんないんですが」
うん、鳴らないことを祈るわ。
「今日の晩ご飯も肉ですね」
え?ビーフシチューは?
私、お昼まで寝てしまってましたの。
疲れたでしょうから、ってそのまま寝かせてくれたらしいです。
が!
「料理長渾身のビーフシチューは、まだありますか?!!」
思わずお母様に詰め寄ってしまいました。
昨日、聞いてからとてもとても楽しみにしていたのです!!
「大丈夫よ、それ、今日の夕食に出るから」
お母様にクスクス笑われてしまいました。
「リア姉様は、食いしん坊ですか!わたしもりょうりちょうのご飯はだいすきです!!」
お母様にべったりで離れないらしいアカシア君とも意気投合した所で、
「そろそろお昼だし、イチイとリオ君も来るんじゃないかしら。
アカシアの大好きな料理長のお昼ご飯にしてもらいましょうね」
「お兄様とチィちゃんは何処に?」
「イチイがお城内を案内する、ってリオ君を連れだそうとするから、テン爺とロアにも一緒に着いていって貰ったの。
だからお昼には戻って来ると思うわ」
お城探検!!これは子供のロマンです!ぜひご一緒したい!!
と思った所で、バーンと扉が開きました。
「戻りました!!お昼ご飯、間に合ってますよね?!
って、リア様!おはようございます!!」
「ディ、よく眠れた?身体はなんともない?今日1日はゆっくりしようね?」
「お兄様!チィちゃん、お昼ですが、おはようございます!ありがとうございます!」
そして皆でお昼をいただき、
午後はチィちゃんとお兄様と一緒にお城探検です!
「午前中で全部見きれなかった」
午後はテン先生ではなく、セリが一緒に、ロアも当然着いてきます。
先生は、砦に行って、薬の補充点検があるそうです。
玄関から始まり、食堂、応接室、そして広間。広い。
「有事の際の避難場所に使われます!お父様の誕生日の時はココも解放します!泊まって行く人も居ます!
あと、この奥は調理場や、洗い場、貯蔵室など、裏方で頑張る場所になります」
おおぉ、災害訓練をイベントに組み込む、スゴいです。
「上に上がります♪」
いくつもの客室、全て、扉を開けて見てしまいました。重厚感ある立派なお部屋ばかりです。
そして皆の部屋、領主の執務室、図書室まで来たあたりで、私、疲れてしまいました。
「ディ?図書室で本読もうか?あ、センバの歴史とか知っときたいかも」
お兄様が私の体力に配慮して下さいます。
うん、私、体力無さすぎですわ。走り込みからするべき?
「ディ?走らなくていいから。まずは馬が見つかったら乗馬しよう、乗馬。ね?大人しくしてよう?」
お兄様、私、走るだけで止められますの?
「ディは絶対、どっか行く。後ろ振り向いたら居なくなってる気がする」
えー、そんなことない、はず。
すると、
カーンカーンカーン
甲高い鐘が3回なりました。
「え?何?何があった?」
「あ!魔獣が森から出ちゃった合図です。
でも3匹だけだし、早鐘じゃないので、大丈夫です。なんだったら見に行きます?」
「3匹程度なら、砦に着いた頃には終わってるかと」
5匹までは鐘の回数で、叩く速さで魔獣の脅威を現すのだそう。
それ以上出たら、それはもはや群れなので、もう少し早く叩くんだそう。
「魔獣暴走の時は、別な音が鳴るそうです。聞いたことないんでわかんないんですが」
うん、鳴らないことを祈るわ。
「今日の晩ご飯も肉ですね」
え?ビーフシチューは?
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