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これぞ悪役?シスコン無双
快適 センバ生活
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必要なもの、って言っても、お屋敷に私達のものは全くないし、今回持ってきたものだけで、あ、寮に制服とか置きっぱなしだわ?とだけミツバに伝えて、お兄様とセリと3人で、センバのお屋敷にやってきた。
「お帰りなさいませ、エミリオ様!!!ユーディリアお嬢様!!!」
そう言って、涙目で頭を下げるハジカミが居たわ。
「ハジカミ!!無事に治って良かったわ!!!」
「薬まで使うとは思わなかった。認識が甘かった。すまない。
でも、ココ、センバのお屋敷だし?お帰り、って、違うくね?」
「油断していた自分が悪いです。
ずっと、迷惑かけっぱなしで、申し訳ありませんでしたぁ!!
罰は何でも受けます!!!」
昔の立位体前屈ばりに頭を下げるハジカミ。
「もうお二人はセンバの人間なんで、〝おかえり〞で良いのです!!!」
そこにチィちゃんも突撃してきて
「ハジカミ、どうします?罰を受けるの一点張りで、言うこと聞かないんです」
と言います。
私もお兄様の顔を見ました。
「うーん、じゃぁ、ハジカミには、領地に行って」
「ええ?!お兄様、そばに置くのやめるんです?」
「最後まで聞いて?
イチミを迎えに行って、そのままイチミから〝探る技術〞学んできて。
イチミから合格をもらうまで、俺の仕事の手伝い禁止、で、どう?」
「はい、ハイ!!!きっちり学んで、エミリオ様のお役に立てるようにしてきます!!!」
「うん、期待してる」
「ハイッッッ!!!」
グッと涙を拭って、「失礼します!!」そう言って、走り去りましたわ。
え?今から行くの?
「うん、あんなにせっかちだったっけ?」
お兄様も首をかしげます。
「早く、戻って来たいんだと思います。
罪悪感に押し潰されそうになりながら、エミリオ様のお側でお仕えするより、今回の罰は最適かと」
「うぉい、セリが長文をしゃべった!!
あ、うん、睨むな。ハジカミにとっても、良かったんなら、ヨシとしよう!」
そうやって始まったセンバでの生活。
ものすごぉく、快適です。
一週間もすると、見知った顔を見るようになりました。
「ねぇ?貴女、前に、エアトルのお屋敷に居なかった?」
「おおおおおおおおお嬢さまぁぁぁぁああ!!私を覚えていて下さったんですかぁ?!」
「えっと、ナターリエと食事した時、給仕してくれなかった?
ごめんなさいね、名前まではわからないんだけど」
「名乗ってないので、当然ですぅう!
でもアレだけで覚えていて下さったなんて感激ですぅぅぅぅ!!!
お嬢様ぁ、またお近くでお仕えしたくて、そんな人間があの屋敷には大勢いたんです!!!
私、見事第一弾に当選したのであります!!おいおい増えて行くものと思われます!!」
「あらまぁ!え、あのお屋敷から人が減ってるの?ナターリエは大丈夫?」
「はい、アンさん、ミツバさん、セバスさんは、最後にナターリエお嬢様と一緒に出ると言ってましたよ?」
「そうよ、ナターリエの行く末も考えなきゃ!
きっとお兄様はもう動いて下さってるのね。貴女、お名前は?」
「はい、ミアと申します!」
「教えてくれてありがとう。これからもよろしくね」
スマイルプライスレスですわ!!
「はい、ハイハイぃぃ!!一生お仕えしますぅ!!」
いや、拝まなくていいから。
「ああやって、ディの信者が増えて行く」「素晴らしい手腕ですね!!」
「ちゃんと顔と名前を忘れないのが肝心。イチイもがんばれ」「ハイ!!」
お兄様?チィちゃんと2人、廊下の角から、なに家政婦ごっこしてるんですの?
で、ナターリエ、どうなりましたの?
「お帰りなさいませ、エミリオ様!!!ユーディリアお嬢様!!!」
そう言って、涙目で頭を下げるハジカミが居たわ。
「ハジカミ!!無事に治って良かったわ!!!」
「薬まで使うとは思わなかった。認識が甘かった。すまない。
でも、ココ、センバのお屋敷だし?お帰り、って、違うくね?」
「油断していた自分が悪いです。
ずっと、迷惑かけっぱなしで、申し訳ありませんでしたぁ!!
罰は何でも受けます!!!」
昔の立位体前屈ばりに頭を下げるハジカミ。
「もうお二人はセンバの人間なんで、〝おかえり〞で良いのです!!!」
そこにチィちゃんも突撃してきて
「ハジカミ、どうします?罰を受けるの一点張りで、言うこと聞かないんです」
と言います。
私もお兄様の顔を見ました。
「うーん、じゃぁ、ハジカミには、領地に行って」
「ええ?!お兄様、そばに置くのやめるんです?」
「最後まで聞いて?
イチミを迎えに行って、そのままイチミから〝探る技術〞学んできて。
イチミから合格をもらうまで、俺の仕事の手伝い禁止、で、どう?」
「はい、ハイ!!!きっちり学んで、エミリオ様のお役に立てるようにしてきます!!!」
「うん、期待してる」
「ハイッッッ!!!」
グッと涙を拭って、「失礼します!!」そう言って、走り去りましたわ。
え?今から行くの?
「うん、あんなにせっかちだったっけ?」
お兄様も首をかしげます。
「早く、戻って来たいんだと思います。
罪悪感に押し潰されそうになりながら、エミリオ様のお側でお仕えするより、今回の罰は最適かと」
「うぉい、セリが長文をしゃべった!!
あ、うん、睨むな。ハジカミにとっても、良かったんなら、ヨシとしよう!」
そうやって始まったセンバでの生活。
ものすごぉく、快適です。
一週間もすると、見知った顔を見るようになりました。
「ねぇ?貴女、前に、エアトルのお屋敷に居なかった?」
「おおおおおおおおお嬢さまぁぁぁぁああ!!私を覚えていて下さったんですかぁ?!」
「えっと、ナターリエと食事した時、給仕してくれなかった?
ごめんなさいね、名前まではわからないんだけど」
「名乗ってないので、当然ですぅう!
でもアレだけで覚えていて下さったなんて感激ですぅぅぅぅ!!!
お嬢様ぁ、またお近くでお仕えしたくて、そんな人間があの屋敷には大勢いたんです!!!
私、見事第一弾に当選したのであります!!おいおい増えて行くものと思われます!!」
「あらまぁ!え、あのお屋敷から人が減ってるの?ナターリエは大丈夫?」
「はい、アンさん、ミツバさん、セバスさんは、最後にナターリエお嬢様と一緒に出ると言ってましたよ?」
「そうよ、ナターリエの行く末も考えなきゃ!
きっとお兄様はもう動いて下さってるのね。貴女、お名前は?」
「はい、ミアと申します!」
「教えてくれてありがとう。これからもよろしくね」
スマイルプライスレスですわ!!
「はい、ハイハイぃぃ!!一生お仕えしますぅ!!」
いや、拝まなくていいから。
「ああやって、ディの信者が増えて行く」「素晴らしい手腕ですね!!」
「ちゃんと顔と名前を忘れないのが肝心。イチイもがんばれ」「ハイ!!」
お兄様?チィちゃんと2人、廊下の角から、なに家政婦ごっこしてるんですの?
で、ナターリエ、どうなりましたの?
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