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学園へ
行動開始!
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「「「え????」」」
クルクルと踊り続ける私に、皆が呆気にとられます。
思わず、お兄様の手を取り、一緒に回りましたわ!!!
「でゅおう?!ディ?どういう事?」
「だって、だって、お兄様!!!
そりゃぁ、お兄様が手腕を振るう姿があまりにも素敵で、的確に指示をだす姿とか〝行動開始!〞って私達を鼓舞する姿とか大好きでしたけれども!
あ、あと、一緒に領地のお仕事をするのは、お兄様との共同作業が、一緒に作り上げていく達成感は何物にも代えがたかったですけれども!!
あ、それから、書類を真剣に読むお兄様の姿を後世に残すべきだとあの変態ばりに描けないものかと悩んだりしましたけど」「ちょっと待って、ディ!」「はい?」
あら、お兄様のお顔が真っ赤ですわ。
「うん、最後不穏な言葉があった気がするけど、一旦落ち着こうか。
ディは嬉しいの?」
「ええ!!
だって、これからは、お兄様の時間を!もっと私達に頂けるって事ですわよね!!
ね!!チィちゃんも嬉しいでしょう?!」
「「「ッ?!」」ハイ、ハイハイハイ!!!」
チィちゃんが泣きながら私達に抱きついて、ロアがタックルしてきました。
ライ様の力が抜け床に座り込み
「マジっすか…」ワサビがつぶやきます。
「あああ、やっぱりディには敵わないなぁ…」
お兄様が私の首に顔を埋めて、ぎゅっとしてくださいます。
もちろん、チィちゃんも一緒です。
「お兄様!!大好きですわ!!!」
私もぎゅっと返します。
「もちろん!!チィちゃんも、ライ様も、、セリもワサビもサンショウも、イチミもシチミも!!!
ココに居ないけど夫人もヒサギ様も、アン達も!!
みんな、みぃんな大好きですわ!!!
お兄様の次に!!!」
「ブフォ!!ユーディリア様!!ブレないっすね!!!」
「「「「アハハハハハハ!!」」」」
その言葉で皆が笑いだしました。
ひとしきり笑ったあと、
「よし、ディのおかげで、気持ちが切り替わった。
サンショウ!まずはシュロス一家をもう一度引越しさせる。あれは、絶対にクソ親父にも、ましてや王家にも渡しちゃいけない。行き先はセンバだ。サンショウはそこまでついていってくれ「承知しました」
ワサビ!軍に報告を。もろもろの後始末をつけてくれ。
その後、センバとセンバ商会、アスビル商会に報告を「了解っす」
イチミ!ギダルに連絡を。足りない物の報告書と、必要な予算書を作っておいてくれ。ご好意で頂いたもの、もだ。あと、絵ももう売れないだろうから、権利云々は手放す、そっちに任せる、と伝えてくれ。
一応、もろもろ分かったら鳥を飛ばす。すまないが、それまで最低限の仕事を頼む「かしこまりました」
シチミ!一緒に王都に来い。探るものが一杯だぞ?「ヒャッホー!」
セリはそのままディつきで「仰せのままに」
イチイとライ様、一緒に王都まで来てくれますか?「「もちろんです!!」」
ディ?本当に良いの?爵位も領地も何もかも手放すことになるかもしれない。
これまでやってきたことが、全て無駄になるかも、あ"、今回かけた個人資産も戻らないかも」
「それよりなにより、お兄様が居れば良いですわ!
この領地にも愛着がないわけではないですけど、
んー、どっちかといえば、領地より、関わって下さった皆様と縁が切れるのは寂しいですが?
お兄様が、疲れた顔をしてるより、眉間にシワを寄せているより、これからは、もっとご一緒出来る事の方が嬉しいですわ!
そう考えれば、お金は手切れ金代わりにくれてやりますわ!!!」
「ハハハ、さすが俺のディ。
ディがさっき褒めてくれたからね、キチンとシメようか。
さぁ、皆!!
領地での、最後かもしれない〝行動開始だ!!〞」
「「「「「ハイ!!!」」」」」
クルクルと踊り続ける私に、皆が呆気にとられます。
思わず、お兄様の手を取り、一緒に回りましたわ!!!
「でゅおう?!ディ?どういう事?」
「だって、だって、お兄様!!!
そりゃぁ、お兄様が手腕を振るう姿があまりにも素敵で、的確に指示をだす姿とか〝行動開始!〞って私達を鼓舞する姿とか大好きでしたけれども!
あ、あと、一緒に領地のお仕事をするのは、お兄様との共同作業が、一緒に作り上げていく達成感は何物にも代えがたかったですけれども!!
あ、それから、書類を真剣に読むお兄様の姿を後世に残すべきだとあの変態ばりに描けないものかと悩んだりしましたけど」「ちょっと待って、ディ!」「はい?」
あら、お兄様のお顔が真っ赤ですわ。
「うん、最後不穏な言葉があった気がするけど、一旦落ち着こうか。
ディは嬉しいの?」
「ええ!!
だって、これからは、お兄様の時間を!もっと私達に頂けるって事ですわよね!!
ね!!チィちゃんも嬉しいでしょう?!」
「「「ッ?!」」ハイ、ハイハイハイ!!!」
チィちゃんが泣きながら私達に抱きついて、ロアがタックルしてきました。
ライ様の力が抜け床に座り込み
「マジっすか…」ワサビがつぶやきます。
「あああ、やっぱりディには敵わないなぁ…」
お兄様が私の首に顔を埋めて、ぎゅっとしてくださいます。
もちろん、チィちゃんも一緒です。
「お兄様!!大好きですわ!!!」
私もぎゅっと返します。
「もちろん!!チィちゃんも、ライ様も、、セリもワサビもサンショウも、イチミもシチミも!!!
ココに居ないけど夫人もヒサギ様も、アン達も!!
みんな、みぃんな大好きですわ!!!
お兄様の次に!!!」
「ブフォ!!ユーディリア様!!ブレないっすね!!!」
「「「「アハハハハハハ!!」」」」
その言葉で皆が笑いだしました。
ひとしきり笑ったあと、
「よし、ディのおかげで、気持ちが切り替わった。
サンショウ!まずはシュロス一家をもう一度引越しさせる。あれは、絶対にクソ親父にも、ましてや王家にも渡しちゃいけない。行き先はセンバだ。サンショウはそこまでついていってくれ「承知しました」
ワサビ!軍に報告を。もろもろの後始末をつけてくれ。
その後、センバとセンバ商会、アスビル商会に報告を「了解っす」
イチミ!ギダルに連絡を。足りない物の報告書と、必要な予算書を作っておいてくれ。ご好意で頂いたもの、もだ。あと、絵ももう売れないだろうから、権利云々は手放す、そっちに任せる、と伝えてくれ。
一応、もろもろ分かったら鳥を飛ばす。すまないが、それまで最低限の仕事を頼む「かしこまりました」
シチミ!一緒に王都に来い。探るものが一杯だぞ?「ヒャッホー!」
セリはそのままディつきで「仰せのままに」
イチイとライ様、一緒に王都まで来てくれますか?「「もちろんです!!」」
ディ?本当に良いの?爵位も領地も何もかも手放すことになるかもしれない。
これまでやってきたことが、全て無駄になるかも、あ"、今回かけた個人資産も戻らないかも」
「それよりなにより、お兄様が居れば良いですわ!
この領地にも愛着がないわけではないですけど、
んー、どっちかといえば、領地より、関わって下さった皆様と縁が切れるのは寂しいですが?
お兄様が、疲れた顔をしてるより、眉間にシワを寄せているより、これからは、もっとご一緒出来る事の方が嬉しいですわ!
そう考えれば、お金は手切れ金代わりにくれてやりますわ!!!」
「ハハハ、さすが俺のディ。
ディがさっき褒めてくれたからね、キチンとシメようか。
さぁ、皆!!
領地での、最後かもしれない〝行動開始だ!!〞」
「「「「「ハイ!!!」」」」」
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