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2章 王子サマと愉快な仲間達
ゾウはいつの間にか入会済 ②
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「やっほ~。
悩みは解決したの~?樹魅とお茶請け持ってきたの~」
ケーキの箱を持った樹魅と、紀伊助がやって来た。
「こんにちは。
牛頭のグレートなマムさんお久しぶりです。お元気そうでなによりです。現在の職場はいかがです?能力発揮できてます?後で職場の改善点とかあればお聞きしても?あ、きちんとご挨拶するのは初めてですよね?焔矢がいつもお世話になってます。兄の樹魅です。焔朱さんとお呼びしても?」
ノンブレスで言い切った樹魅に仰け反り気味の焔朱が「パ、パオ」と、返事する。
「了承したと受け取らせて頂きますね、焔朱さん。
で、焔朱さんの相談事とか、解決しました?」
「んもう、樹魅ちゃん、落ち着いて。せっかちさんは女性に嫌われるわよぉ。
今ね、焔朱ちゃんの相談聞いてたのよぉ。
んもう、初々しくてキュンキュンしちゃった♡」
「なになになに?ボク、聞きたいの~!!」
「あら、ダメよぉん。いくら可愛い紀伊助ちゃんでも、乙女心は明かせないわぁ
この恥じらいが、んもう、可愛いったら♡」
(乙女?!乙女なの?!)(軍隊の訓練方法では?)(オレは命が惜しいっす!)
と、どこかで囁きが聞こえた瞬間、
シュッ!!!
樹魅の目の前を何か物体が飛んだと思ったら
ブチ達の足元にフォークが刺さった。
その瞬間、ブチ達が五体投地の姿勢になる。
「学ばない子は生き残れないよ!!!」
振り向いた牛頭の目がキランと光った。
(アブねーー!)
自称乙女を怒らせてはいけない。樹魅は笑顔だったが、背中に冷や汗が流れていた。
あえて空気を読まない紀伊助が話す。
「ねぇねぇ、ボクたちもまぜてなの~。
篁さんオススメのケーキだから、間違いないの~。
ブチ達は、そのまま馬頭達に遊んでもらってて、なの~」
「ッ!?」「キッ!?」「コッ!?」
五体投地の格好から顔を上げたブチ達3匹は、
また馬頭の小脇に抱えられ連れ去られた。
「さ、わちゃわちゃしたのも落ち着いたし、オハナシアイを始めるの~」
そう言ってニッコリ笑った紀伊助の目は笑っていなかった。
悩みは解決したの~?樹魅とお茶請け持ってきたの~」
ケーキの箱を持った樹魅と、紀伊助がやって来た。
「こんにちは。
牛頭のグレートなマムさんお久しぶりです。お元気そうでなによりです。現在の職場はいかがです?能力発揮できてます?後で職場の改善点とかあればお聞きしても?あ、きちんとご挨拶するのは初めてですよね?焔矢がいつもお世話になってます。兄の樹魅です。焔朱さんとお呼びしても?」
ノンブレスで言い切った樹魅に仰け反り気味の焔朱が「パ、パオ」と、返事する。
「了承したと受け取らせて頂きますね、焔朱さん。
で、焔朱さんの相談事とか、解決しました?」
「んもう、樹魅ちゃん、落ち着いて。せっかちさんは女性に嫌われるわよぉ。
今ね、焔朱ちゃんの相談聞いてたのよぉ。
んもう、初々しくてキュンキュンしちゃった♡」
「なになになに?ボク、聞きたいの~!!」
「あら、ダメよぉん。いくら可愛い紀伊助ちゃんでも、乙女心は明かせないわぁ
この恥じらいが、んもう、可愛いったら♡」
(乙女?!乙女なの?!)(軍隊の訓練方法では?)(オレは命が惜しいっす!)
と、どこかで囁きが聞こえた瞬間、
シュッ!!!
樹魅の目の前を何か物体が飛んだと思ったら
ブチ達の足元にフォークが刺さった。
その瞬間、ブチ達が五体投地の姿勢になる。
「学ばない子は生き残れないよ!!!」
振り向いた牛頭の目がキランと光った。
(アブねーー!)
自称乙女を怒らせてはいけない。樹魅は笑顔だったが、背中に冷や汗が流れていた。
あえて空気を読まない紀伊助が話す。
「ねぇねぇ、ボクたちもまぜてなの~。
篁さんオススメのケーキだから、間違いないの~。
ブチ達は、そのまま馬頭達に遊んでもらってて、なの~」
「ッ!?」「キッ!?」「コッ!?」
五体投地の格好から顔を上げたブチ達3匹は、
また馬頭の小脇に抱えられ連れ去られた。
「さ、わちゃわちゃしたのも落ち着いたし、オハナシアイを始めるの~」
そう言ってニッコリ笑った紀伊助の目は笑っていなかった。
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