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012 依頼の種類と各種ギルド

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長~い、説明を聞き終え、やっと終了。

あまりにも長い内容なので、所々しか覚えていない。


覚えているのは依頼の種類。常設依頼・任意依頼・指名依頼・強制依頼、この4種類あるらしい。

常設依頼は、主に魔物の討伐や薬草・木の実の採取。これは張り出されていない。
移動中に倒したり採取したものをギルドに販売出来る。

任意依頼は、壁に張り出されているもの。
ランク分けはあるが、受けたい者が取って受付に出す。
期限や詳細に注意が必要だ。

指名依頼は、名の通り冒険者を名指しで依頼を出すもの。
報酬等は特に決まってなく、話し合いで決めるらしい。
断る事は当然出来るが、信用問題にもなるので、なるべく受けた方が良いらしい。

強制依頼も、名の通り強制的に依頼を受けさせられるもの。
こんなのがあるなら普通は加入なんかしないんだけど、これには意味がある。
魔物の氾濫や病気の蔓延、このような非常事態にだけ発動するものらしい。
ちなみに戦争のような対人では発動しないそうな。それは軍の仕事だってさ。

任意依頼だけど、ランクの決まりがある。
俺はBなのでB~Gまでの依頼なら受ける事が出来る。
Aの依頼(つまり1つ上)も受ける事は出来るが、要相談なんだってさ。

それからランク。
Aまでは各冒険者ギルドで決める事が出来るらしい。
ただしSは複数の冒険者ギルドのギルドマスターの推薦が必要。
その上でグランドマスターが審査して、合格ならSになれるんだって。
Sにしたいけど、俺の事を他のギルドマスターに教えるのは、不幸の蔓延だからしませんって言われた。
俺は死神か災害か? 判らないではないので黙ってたけど。

ま、そんなに用事は無いからいいか。



さて、次に訪れたのはこの領の役場。
ここで国の身分証をもらう。

その次は商人ギルド。
ここでは移動販売の権利付きの身分証を。

その次は料理ギルド。
加入してるとレシピの販売・購入が出来るし、屋台での販売も出来るようになる。

建築ギルド。
大工になったり左官になったりするつもりは無いけど、勢いで加入。

鍛冶ギルド。
全く必要無いけど、こうなったら加入。

魔法ギルド。
魔法を使えない俺だけど、加入。
魔法道具とか作ったり魔法の研究してるらしいですわ。

農業ギルド。
どうでも良いけど加入。

服飾ギルド。
入り口に居た女性が可愛かったので加入。

文具ギルド。
色鉛筆とか好きなんだ。加入。

音楽・演劇ギルド。
映画が好きなので加入。

従魔ギルド。
もっと早く来るべきだったギルド。グラシアを登録する為に加入。
これで街中を連れて歩けます。

執事・メイドギルド。
アンドロマリウスが加入するかと思って来たけど、何故か俺が加入。

傭兵ギルド。
受付で動機を聞かれたので「コンプリートの為!」と言ったら呆れられたが、加入。



「コンプリートしたぜ!」
「おめでとうございます」
「おめでとー」
「ありがとう。この街のギルドは制覇したな」

いや~、大変だったわ~。
でも頑張った甲斐あってコンプリできた。

あれっ?
もしかして年会費とか沢山かかるんじゃね?
もしかして調子にのって失敗した……?
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