8 / 186
008 冒険者ギルドと魔法カードと罠カード
しおりを挟む
中に入ると、昔の銀行みたいな感じになってた。
俺の家の近くに古い銀行が残されてたんだけど、そこで見た事ある。
受け渡しする所に鉄格子みたいなのがついてるんだよ。
まぁ、武器持ったやつがウロウロしてるから、安全の為にそうなってるんだろうね。
受付は女性。
しかも美人じゃないか。
あ、判った。客寄せだろ。
オッサンが座ってるよりも行きやすいもん。
後、暴れるのを抑止してるんだな。
ほら、喧嘩しそうになっても美人に「止めてください」と言われると従っちゃうってヤツ。
その声に従って止めましたよ、俺って抑制出来てるでしょ、惚れました? みたいな。
男って単純だからな。
3箇所ほど受付があるが、どれもタイプの違う美人をおいている。
ギルド内に居る冒険者もチラチラ見てるし、やっぱ人気あるんだなぁ。
一番右側が空いたので、そこに行く。
「こんにちは」
「いらっしゃいませ。ご依頼ですか?」
何で依頼だと思ったんだろ?
あっ、そうか。執事みたいな格好のアンドロマリウス連れてるから、どっかの坊っちゃんと思われたかも。
「いえ、登録しようと思ってるんですけど」
「登録ですか? あぁ、身分証の為ですね?」
「まぁ、そうです。でも冒険者としても活動はしますよ」
「そうなのですか? 判りました。では審査をしますので、裏の練習場に移動してください」
「わ、判りました」
移動中、アンドロマリウスに問い詰める。
「おい! 審査があるって聞いてないんだけど?」
「楽勝だと思ったので、言いませんでした」
「楽勝?! 俺が?! 自慢じゃないけど、喧嘩なんか一度もした事無いぞ。
そういう場面にもし遭遇したら、土下座するか走って逃げて警察に駆け込む!」
「あまりそのような事は自慢げに話さない方がよろしいかと」
「うるさいわ! で、どうすんだよ」
「魔法カードか罠カードを使われれば良いでしょう」
そう言えば魔法使いの格好っぽいもんな。
剣術ではなく、魔法の審査をしてくれるかもしれない。
じゃあ魔法カードか罠カードを用意しとくか。
「……おい」
「何でしょうか?」
「威力が半端ないんだけど?」
「書かれているのは最大火力です。そこは主殿が調整出来ますので問題ありません」
「そうなの? ところで、この世界の魔法ってどんなの?」
「詠唱をして発動するタイプです。高ランクの者は無詠唱も可能のようです。
威力ですが、最大級でもカードの25%程度ですね」
「マジかよ!!」
弱い。いや、カードが強すぎる。
俺の所有の魔法カードで、今使えそうなのはこれ。
後4枚は悪魔の能力を上げる系だから、今は必要無い。
ちなみにポーションカードは2枚持ってる。
--------------------------------------------------------------
バリア =敵の攻撃を1度だけどんな攻撃でも跳ね返す
上昇 =呼び出している悪魔と、自分に触れている味方全員の攻撃力が戦闘が終了するまで上がる。
下降 =敵の攻撃力・行動力が戦闘が終了するまで下がる。
貫通 =敵の防御関係無く、1体にだけレベルに応じたダメージを与える。
ポーション=自分の怪我を治す。他人の場合、出現したポーションを使えば飲んだ者の怪我を治す。
--------------------------------------------------------------
で、罠カードはこれ。
--------------------------------------------------------------
落とし穴 =自分に一番最初に攻撃をしてくる敵を穴に落とす。距離は関係無い。
魅了 =相手を5分だけ味方にする事が出来る。
罠回避 =敵の罠を回避、もしくは破壊出来る。
復活 =倒した敵をアンデッドとして復活させ、戦闘が終了まで使用出来る。
道連れ =悪魔1体を送還すると共に、敵を一体殺す事が出来る。送還された悪魔は+60時間呼び出せない。
反射 =毒・呪いを相手に返す事が出来る。
停止 =5秒だけ時間が止まる。その間動けるのは自分だけ。
封印 =5分間だけ周囲5m内の魔法を無効化する。
神の鏡 =敵の攻撃を他者に移す事が出来る。敵味方は関係無いが動物限定。
墜落 =自身に害意を持っている者を没落させる。戦闘中使用不可。
--------------------------------------------------------------
どうしろと?
「攻撃系がほとんど無いんだけど?」
「ゲームでも攻撃は、悪魔が担当でしたからね。
しかし、防御だけでも審査には合格出来るでしょう」
「どうやって? それに自慢じゃないけどビビリだから、咄嗟にカードを選択して使えないと思うぞ?」
「それも自慢げに話さない方が良いと思います」
「うるさい! で、どうしたら良いんだよ」
「そうですね。ではお待ち下さい。私の能力を使いましょう」
「お前の能力?」
「はい。相手の企みを看破致します」
相手の作戦も企み扱いなのか。
「……判明しました。
主殿が魔法使いっぽいので、最初は石で作った動かない人形を攻撃させてみるつもりです。
それをクリアしたら、今度は武器を持った相手と戦わせるつもりですね」
「ふ~ん。で、対処は?」
「石人形は悪魔を召喚して壊させましょう。異形すぎる者では問題になりそうなので、そこはお任せいたします。
武器を持った相手もそのまま悪魔にさせても良いのですが、違う方法を求めてくると思われます。
そこで罠カードの『停止』を使われるのが最適かと」
「悪魔は俺が選ぶのね……」
「はい。私が助言すると、後で他の者に言われそうですから」
「えっ? 皆呼ばれたいの?」
「はい。呼ばれる事を求めています。最初に呼ばれたイポスはかなり羨ましがられています」
「そ、そうなんだ……」
異形すぎる者とか威力が高すぎる者は当分呼ばないつもりだったんだけど。
それ聞くと、全員一度は呼んだ方が良さそうだ。
「『停止』は使ってどうすれば?」
「全てが止まっていますので、相手に近づき足の角度でも変えれば良いでしょう。
勝手に転んでくれます。そうしたら近づき相手の武器を取ってしまえば終了ですね」
「止まってる間、俺は他者を動かせるのか?」
「はい。いわば自分以外が無重力状態だと思っていただければ大丈夫です」
「ほんとにこれで大丈夫~? 自信無いんだけど」
「では、保険として『バリア』もお持ちください。これで万全です」
「ほんとにほんとに?」
「いざとなれば私が出ます」
「頼むよ? 絶対だよ? 信じてるよ?」
「悪魔は神と違って約束は守ります」
それは言わないで欲しい。
俺が帰れるかという重要点なので。
俺の家の近くに古い銀行が残されてたんだけど、そこで見た事ある。
受け渡しする所に鉄格子みたいなのがついてるんだよ。
まぁ、武器持ったやつがウロウロしてるから、安全の為にそうなってるんだろうね。
受付は女性。
しかも美人じゃないか。
あ、判った。客寄せだろ。
オッサンが座ってるよりも行きやすいもん。
後、暴れるのを抑止してるんだな。
ほら、喧嘩しそうになっても美人に「止めてください」と言われると従っちゃうってヤツ。
その声に従って止めましたよ、俺って抑制出来てるでしょ、惚れました? みたいな。
男って単純だからな。
3箇所ほど受付があるが、どれもタイプの違う美人をおいている。
ギルド内に居る冒険者もチラチラ見てるし、やっぱ人気あるんだなぁ。
一番右側が空いたので、そこに行く。
「こんにちは」
「いらっしゃいませ。ご依頼ですか?」
何で依頼だと思ったんだろ?
あっ、そうか。執事みたいな格好のアンドロマリウス連れてるから、どっかの坊っちゃんと思われたかも。
「いえ、登録しようと思ってるんですけど」
「登録ですか? あぁ、身分証の為ですね?」
「まぁ、そうです。でも冒険者としても活動はしますよ」
「そうなのですか? 判りました。では審査をしますので、裏の練習場に移動してください」
「わ、判りました」
移動中、アンドロマリウスに問い詰める。
「おい! 審査があるって聞いてないんだけど?」
「楽勝だと思ったので、言いませんでした」
「楽勝?! 俺が?! 自慢じゃないけど、喧嘩なんか一度もした事無いぞ。
そういう場面にもし遭遇したら、土下座するか走って逃げて警察に駆け込む!」
「あまりそのような事は自慢げに話さない方がよろしいかと」
「うるさいわ! で、どうすんだよ」
「魔法カードか罠カードを使われれば良いでしょう」
そう言えば魔法使いの格好っぽいもんな。
剣術ではなく、魔法の審査をしてくれるかもしれない。
じゃあ魔法カードか罠カードを用意しとくか。
「……おい」
「何でしょうか?」
「威力が半端ないんだけど?」
「書かれているのは最大火力です。そこは主殿が調整出来ますので問題ありません」
「そうなの? ところで、この世界の魔法ってどんなの?」
「詠唱をして発動するタイプです。高ランクの者は無詠唱も可能のようです。
威力ですが、最大級でもカードの25%程度ですね」
「マジかよ!!」
弱い。いや、カードが強すぎる。
俺の所有の魔法カードで、今使えそうなのはこれ。
後4枚は悪魔の能力を上げる系だから、今は必要無い。
ちなみにポーションカードは2枚持ってる。
--------------------------------------------------------------
バリア =敵の攻撃を1度だけどんな攻撃でも跳ね返す
上昇 =呼び出している悪魔と、自分に触れている味方全員の攻撃力が戦闘が終了するまで上がる。
下降 =敵の攻撃力・行動力が戦闘が終了するまで下がる。
貫通 =敵の防御関係無く、1体にだけレベルに応じたダメージを与える。
ポーション=自分の怪我を治す。他人の場合、出現したポーションを使えば飲んだ者の怪我を治す。
--------------------------------------------------------------
で、罠カードはこれ。
--------------------------------------------------------------
落とし穴 =自分に一番最初に攻撃をしてくる敵を穴に落とす。距離は関係無い。
魅了 =相手を5分だけ味方にする事が出来る。
罠回避 =敵の罠を回避、もしくは破壊出来る。
復活 =倒した敵をアンデッドとして復活させ、戦闘が終了まで使用出来る。
道連れ =悪魔1体を送還すると共に、敵を一体殺す事が出来る。送還された悪魔は+60時間呼び出せない。
反射 =毒・呪いを相手に返す事が出来る。
停止 =5秒だけ時間が止まる。その間動けるのは自分だけ。
封印 =5分間だけ周囲5m内の魔法を無効化する。
神の鏡 =敵の攻撃を他者に移す事が出来る。敵味方は関係無いが動物限定。
墜落 =自身に害意を持っている者を没落させる。戦闘中使用不可。
--------------------------------------------------------------
どうしろと?
「攻撃系がほとんど無いんだけど?」
「ゲームでも攻撃は、悪魔が担当でしたからね。
しかし、防御だけでも審査には合格出来るでしょう」
「どうやって? それに自慢じゃないけどビビリだから、咄嗟にカードを選択して使えないと思うぞ?」
「それも自慢げに話さない方が良いと思います」
「うるさい! で、どうしたら良いんだよ」
「そうですね。ではお待ち下さい。私の能力を使いましょう」
「お前の能力?」
「はい。相手の企みを看破致します」
相手の作戦も企み扱いなのか。
「……判明しました。
主殿が魔法使いっぽいので、最初は石で作った動かない人形を攻撃させてみるつもりです。
それをクリアしたら、今度は武器を持った相手と戦わせるつもりですね」
「ふ~ん。で、対処は?」
「石人形は悪魔を召喚して壊させましょう。異形すぎる者では問題になりそうなので、そこはお任せいたします。
武器を持った相手もそのまま悪魔にさせても良いのですが、違う方法を求めてくると思われます。
そこで罠カードの『停止』を使われるのが最適かと」
「悪魔は俺が選ぶのね……」
「はい。私が助言すると、後で他の者に言われそうですから」
「えっ? 皆呼ばれたいの?」
「はい。呼ばれる事を求めています。最初に呼ばれたイポスはかなり羨ましがられています」
「そ、そうなんだ……」
異形すぎる者とか威力が高すぎる者は当分呼ばないつもりだったんだけど。
それ聞くと、全員一度は呼んだ方が良さそうだ。
「『停止』は使ってどうすれば?」
「全てが止まっていますので、相手に近づき足の角度でも変えれば良いでしょう。
勝手に転んでくれます。そうしたら近づき相手の武器を取ってしまえば終了ですね」
「止まってる間、俺は他者を動かせるのか?」
「はい。いわば自分以外が無重力状態だと思っていただければ大丈夫です」
「ほんとにこれで大丈夫~? 自信無いんだけど」
「では、保険として『バリア』もお持ちください。これで万全です」
「ほんとにほんとに?」
「いざとなれば私が出ます」
「頼むよ? 絶対だよ? 信じてるよ?」
「悪魔は神と違って約束は守ります」
それは言わないで欲しい。
俺が帰れるかという重要点なので。
0
お気に入りに追加
43
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
本当の仲間ではないと勇者パーティから追放されたので、銀髪ケモミミ美少女と異世界でスローライフします。
なつめ猫
ファンタジー
田中一馬は、40歳のIT会社の社員として働いていた。
しかし、異世界ガルドランドに魔王を倒す勇者として召喚されてしまい容姿が17歳まで若返ってしまう。
探しにきた兵士に連れられ王城で、同郷の人間とパーティを組むことになる。
だが【勇者】の称号を持っていなかった一馬は、お荷物扱いにされてしまう。
――ただアイテムボックスのスキルを持っていた事もあり勇者パーティの荷物持ちでパーティに参加することになるが……。
Sランク冒険者となった事で、田中一馬は仲間に殺されかける。
Sランク冒険者に与えられるアイテムボックスの袋。
それを手に入れるまで田中一馬は利用されていたのだった。
失意の内に意識を失った一馬の脳裏に
――チュートリアルが完了しました。
と、いうシステムメッセージが流れる。
それは、田中一馬が40歳まで独身のまま人生の半分を注ぎこんで鍛え上げたアルドガルド・オンラインの最強セーブデータを手に入れた瞬間であった!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる