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第4章 色々解決したい
139 無詠唱とかして俺Sugeeee
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「ちょっと話は代わりますけど、魔法はどうやって発動させるんですか?」
「魔法紙に発動させる為の言葉が書いてあります。これを覚えて発する事が1つ。
それと頭の中でイメージする事が1つ。最後に体内にある魔力を使うイメージをする事が1つ。
以上の3つの事をすると発動します」
「覚えた言葉を言わなくてもイメージしただけで発動はしないのですか?」
「しませんね。もしそれで発動するなら夢で見ただけで発動する事になります」
確かに!
無詠唱とかして俺Sugeeeeって出来るのかと思ったけど、危険だな。
「それに言葉で言う事で、周囲に認知させるという意味もありますね」
「なるほど。今から撃つよ、みたいな感じですね」
「そうです」
黙って発動させたら危険だもんね。
パーティー組んでたら絶対に必要だね。
無詠唱でポンポン出すなんて、周囲の人間からしたら恐怖だよな。
「イメージと言われましたけど、何をイメージするんですか?」
「魔法を覚えたら、同じ魔法が使える人に実践してもらいます。
それを見て覚えた事をイメージするのです」
「違う事をイメージしたらどうなります?
例えば種火の魔法を覚えて、発動する時に火の玉をイメージするとか」
「違う物をイメージしても発動する事はありません。
これは既に研究済みで、種火の魔法で薪に火を付ける事すら無理でした」
「種火の温度の違いをイメージしても?」
「ええ。鍛冶で使う炉の中の火をイメージした人が居たようですが、発動しませんでした」
温度の違いでも無理か。
じゃあ無理だね。もう他の方法を知らないし。
こんな事なら依頼された仕事のだけじゃなくて、もっとラノベを読んでおけばよかった。
おっと、待て待て。
まだ使う魔力の話があるじゃないか。
魔力を沢山使用すると高熱になるとか、ありそうじゃない?
「魔力を使うというのは?」
「体内になる魔力を使用するイメージをするのです。
これは訓練が必要です。
先程から例えで出ている種火の魔法に限らず、どの魔法も使用する魔力の上限が決まっています。
それよりも多くの魔力を使用しても同じ魔法が発動するだけで、無駄になってしまいます。
なので、必要数をしっかり把握する事が重要ですね」
なんと!
電気のようにはならないようだ。
電池2本、つまり3Vで動く物に、電池3本、つまり4.5Vを使ってもダメだという事。
ブレーカーのような物がついてない物ならパワーが上がるんだけど、付いてたら3V分しか電気が流れない。
流れないだけなら良いけど、ブレーカーが作動して動かなくなる事もある。
魔法の場合、10必要だとして、15使っても発動するが、10の効果しかない、という事か。
「あれ? 上限が決まっているって事は下限も?」
「ここが面白い所で、下限はまちまちなのですよ」
「違うんですか?!」
「作り出した妖精の違いであろうというのが定説ですね」
それは面白いね!
10必要な魔法だけど、実は5でも発動するよ!って事があるんだ。
そういう魔法紙を買った人は運が良いね。
同じ魔法なら消費量が少ない方が効率が良い。
「多く使う人よりも少し使って同じ効果を発揮する方が優秀ですね」
「確かにそうですね」
1万円で1万円なりの作画をする人よりも、8千円で同質の仕事を出来る人の方が優秀だ。
ここまで話を聞いて理解した事。
1.魔法紙で覚える。
2.魔法紙には当たりがある。
3.イメージで効果が増大する事はない。
4.詠唱は必要。
5.魔力を使う訓練が必要。
こんなところか。
う~ん、こうなると必要な物を覚える事になるね。
当たり前の事を言ってるけど、当たり前じゃないんだよね。
ラノベだと1つ覚えたら汎用性があるじゃない?
回復魔法覚えたら、模倣出来たり改良出来たり改悪出来たり時間を巻き戻せたりするでしょ?
そういう風な、1つの魔法を創意工夫して色々と使うってのが出来ない。
って事は必要な魔法が4つあるなら4つとも覚えなきゃいけないって事。
当たり前な事だけど、ラノベじゃ当たり前じゃなかったからねぇ。
結局の所、買えるだけ買うのが一番良い方法な訳か。
でも1週間に1つという制限がある。
しかも人気商品はすぐに売れてしまう。
なんという事でしょう! 何も決められません!
くそっ、目的があってそれを可能にする為に覚える、とかなら良かったんだ。
魔法のある世界だから、魔法を覚えよう!なんて軽い気持ちで来るべきじゃなかった!
「悩まれてますね」
「……ええ。何を買ったら良いか、悩んでます」
「それでは、こちらでいくつかオススメ致しましょうか」
「お願いします!」
「それに貴方は冒険者のようですので、ダンジョンに取りに行くという方法もありますしね」
なるほど!
集め放題ですね!
取り込むには時間がかかるけど、要らないヤツは売れば良いんだし。
そうか、だから皆ダンジョンを目指すんだな!
まぁ前に王国の人に聞いたけどね。魔法紙の話は出なかったからさ。
「魔法紙に発動させる為の言葉が書いてあります。これを覚えて発する事が1つ。
それと頭の中でイメージする事が1つ。最後に体内にある魔力を使うイメージをする事が1つ。
以上の3つの事をすると発動します」
「覚えた言葉を言わなくてもイメージしただけで発動はしないのですか?」
「しませんね。もしそれで発動するなら夢で見ただけで発動する事になります」
確かに!
無詠唱とかして俺Sugeeeeって出来るのかと思ったけど、危険だな。
「それに言葉で言う事で、周囲に認知させるという意味もありますね」
「なるほど。今から撃つよ、みたいな感じですね」
「そうです」
黙って発動させたら危険だもんね。
パーティー組んでたら絶対に必要だね。
無詠唱でポンポン出すなんて、周囲の人間からしたら恐怖だよな。
「イメージと言われましたけど、何をイメージするんですか?」
「魔法を覚えたら、同じ魔法が使える人に実践してもらいます。
それを見て覚えた事をイメージするのです」
「違う事をイメージしたらどうなります?
例えば種火の魔法を覚えて、発動する時に火の玉をイメージするとか」
「違う物をイメージしても発動する事はありません。
これは既に研究済みで、種火の魔法で薪に火を付ける事すら無理でした」
「種火の温度の違いをイメージしても?」
「ええ。鍛冶で使う炉の中の火をイメージした人が居たようですが、発動しませんでした」
温度の違いでも無理か。
じゃあ無理だね。もう他の方法を知らないし。
こんな事なら依頼された仕事のだけじゃなくて、もっとラノベを読んでおけばよかった。
おっと、待て待て。
まだ使う魔力の話があるじゃないか。
魔力を沢山使用すると高熱になるとか、ありそうじゃない?
「魔力を使うというのは?」
「体内になる魔力を使用するイメージをするのです。
これは訓練が必要です。
先程から例えで出ている種火の魔法に限らず、どの魔法も使用する魔力の上限が決まっています。
それよりも多くの魔力を使用しても同じ魔法が発動するだけで、無駄になってしまいます。
なので、必要数をしっかり把握する事が重要ですね」
なんと!
電気のようにはならないようだ。
電池2本、つまり3Vで動く物に、電池3本、つまり4.5Vを使ってもダメだという事。
ブレーカーのような物がついてない物ならパワーが上がるんだけど、付いてたら3V分しか電気が流れない。
流れないだけなら良いけど、ブレーカーが作動して動かなくなる事もある。
魔法の場合、10必要だとして、15使っても発動するが、10の効果しかない、という事か。
「あれ? 上限が決まっているって事は下限も?」
「ここが面白い所で、下限はまちまちなのですよ」
「違うんですか?!」
「作り出した妖精の違いであろうというのが定説ですね」
それは面白いね!
10必要な魔法だけど、実は5でも発動するよ!って事があるんだ。
そういう魔法紙を買った人は運が良いね。
同じ魔法なら消費量が少ない方が効率が良い。
「多く使う人よりも少し使って同じ効果を発揮する方が優秀ですね」
「確かにそうですね」
1万円で1万円なりの作画をする人よりも、8千円で同質の仕事を出来る人の方が優秀だ。
ここまで話を聞いて理解した事。
1.魔法紙で覚える。
2.魔法紙には当たりがある。
3.イメージで効果が増大する事はない。
4.詠唱は必要。
5.魔力を使う訓練が必要。
こんなところか。
う~ん、こうなると必要な物を覚える事になるね。
当たり前の事を言ってるけど、当たり前じゃないんだよね。
ラノベだと1つ覚えたら汎用性があるじゃない?
回復魔法覚えたら、模倣出来たり改良出来たり改悪出来たり時間を巻き戻せたりするでしょ?
そういう風な、1つの魔法を創意工夫して色々と使うってのが出来ない。
って事は必要な魔法が4つあるなら4つとも覚えなきゃいけないって事。
当たり前な事だけど、ラノベじゃ当たり前じゃなかったからねぇ。
結局の所、買えるだけ買うのが一番良い方法な訳か。
でも1週間に1つという制限がある。
しかも人気商品はすぐに売れてしまう。
なんという事でしょう! 何も決められません!
くそっ、目的があってそれを可能にする為に覚える、とかなら良かったんだ。
魔法のある世界だから、魔法を覚えよう!なんて軽い気持ちで来るべきじゃなかった!
「悩まれてますね」
「……ええ。何を買ったら良いか、悩んでます」
「それでは、こちらでいくつかオススメ致しましょうか」
「お願いします!」
「それに貴方は冒険者のようですので、ダンジョンに取りに行くという方法もありますしね」
なるほど!
集め放題ですね!
取り込むには時間がかかるけど、要らないヤツは売れば良いんだし。
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