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第3章 快適生活へ向けて頑張ろう!
054 そう、ゼロなのだよ
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翌日。
昼過ぎに指定された場所に行ってみると、たしかに土地に杭が打たれてた。
この範囲が俺の土地になるらしいけど……広くない?
一辺が50mくらいありそう。2500㎡?
坪数で言うなら750坪?
首都と考えて、東京と仮定してだね、1坪300万円くらい?
そうすると22億5000万?!
ははははは、考えないようにしよう。
帝都の外だしね! 獣やモンスターが出るから地価なんかゼロ!
そう、ゼロなのだよ!
確認は済んだので、早速ボガスさんの所に行く。
「すみませーん。土地が手に入ったので、家建てて貰えますか~?」
「はいはい。了解です。では細かい打ち合わせをしましょうか」
二つ返事で打ち合わせに入るとは。
本当に預言者みたいだな。
話し合いはすぐに終わった。
俺の中でプランがあり、それを絵にして出したから。
建て方は至ってシンプルで、土地の中央に家を建てる。
周囲は塀で囲い、正面と裏に門を作る。
この帝都と同じ形だ。
中央に家を建てるのは、どの方角からでも家に到着するには同じ距離になるから。
防衛を考えるならこれが一番。
家は3階建て。
3階が俺の住む所で、1階は従業員の住む所とキッチン。
2階は来客用と風呂。
トイレは各階に設置する予定。
庭には警備員の常駐する所も設置。
風呂やトイレは、部屋だけ作って貰う事になっている。
俺が具現化で作るつもりだから。
まぁ、色々具現化で作るつもりでは居る。そうしないと不便だからね。
現代の生活を取り戻してやるぜ!
工期は3ヶ月くらいだそうだ。
危険な場所だから、まずは塀から作るらしいです。
常に冒険者を雇って、周囲の警戒をさせるそう。
ヤベェ、お金を稼がないとね!
「お金を稼ぎたいんですけど、どうしたら良いでしょう?」
「ギルドで依頼を受ける、くらいでは必要な金額には到達しませんね」
「ですよね! 大金が必要ですよね!」
「ではボガス商会からの依頼を受けてもらえますか?」
「了解です!」
割の良い依頼をくれるようだ。
ま、儲けの良い依頼は危険な仕事だろうが。
「ここから東に進むと、大きな川に囲まれた森があります。
その中にトリュフという名前のキノコが生えています。それを収穫してきてください。
1個でも1000個でも、あるだけ買い取ります」
トリュフ?!
こっちの世界にもあるのか。
そしてこっちの世界でも高価なのか。
「もしかして、地面に埋まってます?」
「おや、ご存知でしたか。では4種類ある事もご存知で?」
「2種類しか知りませんでした」
「そうですか。白・黒・黄色・茶色の4種類があります。白が一番安く、茶色が一番高価です」
地球とは違うようだ。確か白が高かったはず。食べた事は無いけど。
黄色と茶色は初耳。もしかしたら、あったけど絶滅したのかも。
「その地には、他にも色々な珍しいモノもあります。
そういうモノも回収して来て頂ければ買い取りますよ」
「例えば、どういうモノがあります?」
「鉱物で言えば、水晶があります。洞窟でもあれば内部にあるかもしれません。
『クラップ』というモンスターが出す糸も高価ですよ」
クラップ! 聞いた事がある!
あっ、思い出した! 頑丈な糸だって教えられた!
モンスターが出す糸だったのか。
俺には必要な物だな。絶対に狙おう。出来れば連れて帰って飼いたい。養殖したい。
入手出来る物が書かれた本を見せてもらい、絵や説明を書き写しておいた。
よ~し、金稼ぎに出発だ!!
昼過ぎに指定された場所に行ってみると、たしかに土地に杭が打たれてた。
この範囲が俺の土地になるらしいけど……広くない?
一辺が50mくらいありそう。2500㎡?
坪数で言うなら750坪?
首都と考えて、東京と仮定してだね、1坪300万円くらい?
そうすると22億5000万?!
ははははは、考えないようにしよう。
帝都の外だしね! 獣やモンスターが出るから地価なんかゼロ!
そう、ゼロなのだよ!
確認は済んだので、早速ボガスさんの所に行く。
「すみませーん。土地が手に入ったので、家建てて貰えますか~?」
「はいはい。了解です。では細かい打ち合わせをしましょうか」
二つ返事で打ち合わせに入るとは。
本当に預言者みたいだな。
話し合いはすぐに終わった。
俺の中でプランがあり、それを絵にして出したから。
建て方は至ってシンプルで、土地の中央に家を建てる。
周囲は塀で囲い、正面と裏に門を作る。
この帝都と同じ形だ。
中央に家を建てるのは、どの方角からでも家に到着するには同じ距離になるから。
防衛を考えるならこれが一番。
家は3階建て。
3階が俺の住む所で、1階は従業員の住む所とキッチン。
2階は来客用と風呂。
トイレは各階に設置する予定。
庭には警備員の常駐する所も設置。
風呂やトイレは、部屋だけ作って貰う事になっている。
俺が具現化で作るつもりだから。
まぁ、色々具現化で作るつもりでは居る。そうしないと不便だからね。
現代の生活を取り戻してやるぜ!
工期は3ヶ月くらいだそうだ。
危険な場所だから、まずは塀から作るらしいです。
常に冒険者を雇って、周囲の警戒をさせるそう。
ヤベェ、お金を稼がないとね!
「お金を稼ぎたいんですけど、どうしたら良いでしょう?」
「ギルドで依頼を受ける、くらいでは必要な金額には到達しませんね」
「ですよね! 大金が必要ですよね!」
「ではボガス商会からの依頼を受けてもらえますか?」
「了解です!」
割の良い依頼をくれるようだ。
ま、儲けの良い依頼は危険な仕事だろうが。
「ここから東に進むと、大きな川に囲まれた森があります。
その中にトリュフという名前のキノコが生えています。それを収穫してきてください。
1個でも1000個でも、あるだけ買い取ります」
トリュフ?!
こっちの世界にもあるのか。
そしてこっちの世界でも高価なのか。
「もしかして、地面に埋まってます?」
「おや、ご存知でしたか。では4種類ある事もご存知で?」
「2種類しか知りませんでした」
「そうですか。白・黒・黄色・茶色の4種類があります。白が一番安く、茶色が一番高価です」
地球とは違うようだ。確か白が高かったはず。食べた事は無いけど。
黄色と茶色は初耳。もしかしたら、あったけど絶滅したのかも。
「その地には、他にも色々な珍しいモノもあります。
そういうモノも回収して来て頂ければ買い取りますよ」
「例えば、どういうモノがあります?」
「鉱物で言えば、水晶があります。洞窟でもあれば内部にあるかもしれません。
『クラップ』というモンスターが出す糸も高価ですよ」
クラップ! 聞いた事がある!
あっ、思い出した! 頑丈な糸だって教えられた!
モンスターが出す糸だったのか。
俺には必要な物だな。絶対に狙おう。出来れば連れて帰って飼いたい。養殖したい。
入手出来る物が書かれた本を見せてもらい、絵や説明を書き写しておいた。
よ~し、金稼ぎに出発だ!!
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