レディース異世界満喫禄

めっちゃ恥ずかしい！！

あたしは心配してくれていたサリスさんに申し訳ない気持ちになり口を開く。



「ごめんね、王都近くのダンジョンでスタンピードが起きたべ？あたしと仲間でその対応に当たってたからこっちに来る事が出来なかったんだよ」



あたしがそう言うとサリスさんが納得したような顔になり一度頷いてから口を開く。



「君達は討伐者だったんだね、それなら仕方ないね。でも怪我も無さそうだし安心したよ」



この人は本当に優しい人だね、数回しか会ってないあたし達を本当に心配してくれてるのが伝わって来る。



「お陰さまで怪我も無く乗り切ったよ、それで落ち着いたから顔を出したんだ。ほらこの子達が作った物が途中だったべ？だから続きをやらせてもらえないかと思ってここに来たんだ」



あたしはそう言うとサリスさんが微笑みながら口を開く。



「もちろん大丈夫だよ、けど今日明日は無理かな？アンナは今仕上げ作業に取り掛かってるから」



その言葉にあたしは頷き口を開く。





「あたし達はいつでもいいんだよ、アンナさん達が望む日に来るよ。アンナさん達に迷惑を掛けたくないからね」



あたしがそう言うサリスさんが微笑みながら口を開く。



「迷惑ではないよ？アンナもとても喜んでいたからね。そうだね・・・・作業の為の用意もあるから３日後でどうかな？」



あたしはさリスさんの言葉にあたしは頷き口を開く。



「その日ででいいよあたし達はいつでも空いてるからね」



休暇中ですからいつでも空いてるよ！！



「なら３日後で、アンナにはしっかりと伝えておくよ」



あたしはその言葉に頷き口を開く。



「頼むよ、それじゃああたし達は帰るね」



これ以上いたら仕事の邪魔になるからね、さっき何かの作業をしていたみたいだし！！



「うん、僕も参加するつもりだから楽しみにしおくよ」



「あたしも楽しみだよ、それじゃあ３日後にサリスさん達の家に行けばいいのかな？」



「そうしてくれるかな？そうすればすぐに作業が出来るからね」



「わかったべさなら3日後に行くね、それじゃあ３日後に」



あたし達は【マルカス】を後にした。



そしてその後にショッピングを再開して夕方まで堪能した後に家に戻るとエルスさんが出迎えてくれた。



「あれ？エルスさん来てたんだ？」



あたしがそう聞くとエルスさんが微笑みながら口を開く。



「昼過ぎから救援物資を届ける為にハウダック王国に来ました、ついさっきここに戻りました」



おお！なら丁度いい！！



「なら一緒にご飯食べるべ」



あたしがそう言うとエルスさんが微笑みながら頷き口を開く。



「でしたら私も手伝いましょう」



エルスさんの言葉を聞きカナデが首を左右に振り口を開く。



「私とシン兄様で用意をしますのでエルスさんはレン様とお話をしていてください」



カナデの提案にエルスさんが頷き口を開く。



「頼みます、レン様お話をしましょう」



・・・・・・・・・あれ？あたし何かやった？これってお説教コースの流れだよね？



「レン様？」



エルスさんが不思議そうな顔であたしの名を呼んだので諦めてエルスさんの前に正座をすると何故か不思議そうな顔をされた。



「レン様？何故正座なされたのですか？」



「へ？だってお説教が始まるんだべ？」



あたしとエルスさんは暫く見つめ合い・・・・その後にエルスさんが口を開く。



「怒られるような事をしたのですか？」



その言葉に少し考え首を左右に振り口を開く。



「覚えがないんだよね」



あたしの言葉を聞きエルスさんは深い溜息をつき口を開く。



「私もレン様に怒っている事などありません」



・・・・・・・・・・・・どうやらあたしの勘違いだったらしい・・・・・・めっちゃ恥ずかしい！！