レディース異世界満喫禄

日の丸

文字の大きさ
上 下
1,623 / 1,656

今貴女のせいで怪我をしそうになったんですが!!

しおりを挟む
まさかメリオールさんの機転でリュージュがウォルムに帰ったとは思わず、話を聞いて驚いたけど助けられたと思い口を開く。



「ありがとうメリオールさん、あたしの我儘でハウダック王国に連れて来たのにそのまま放置して【スタンピード】の対応に動いちゃって・・・きっとリュージュも仕事に迷惑を掛けた」



シンと合流した後に聞かされてリュージュに悪い事をしたと思いとても反省しそう言うとメリオールさんが微笑みながら口を開く。



「あの方はそのような事は絶対に思っておりませんよ、ただただレン様やフィルミナさん達の身の安全を祈っておいででした」



「あの子はそういう子なのよ、だから私もあの子の事が好きなのよ」



横で話を聞いていたフィルミナが微笑みながらそう言って、あたしもそれを聞き頷く。



「だからあたしもあの子が好きなんだよ」



人見知りだけど気に入った相手にはとことん優しい・・・・・それがリュージュだからね!!



「なら明日はウォルムに?」



メリオールさんが微笑みながらそう聞いて来たのであたしは頷き口を開く。



「そのつもりだよ、それでウォルムで一泊してから一度アズエルに戻った後にハウダック王国の自宅へ行こうと思ってるよ」



留守番しているシンと合流してその後の事は考えてないんだけどね!!



「明後日にはアズエルに戻られるのですね?」



メリオールさんが微笑みながらそう聞いてたのであたしは頷く。



「でしたら私は明後日に子供達がいつでも出かけられるようにしておきましょう、そしてハウダック王国に行きその後にスタンピード前にできなかった事をいたしましょう」



それはいい考えだね!!子供達がアンナさんの所で作っているお皿やコップもまだ完成してなかったし!!



「それはいい考えだね、そうしよう!!」



その後に少し話をした後解散となりあたしは就寝した。







朝起きて食事をした後に皆に見送られてウォルムに行く前に見送ってくれる皆に声を掛けるべくまずはエルスさんに視線を向けて口を開く。



「エルスさんは無理をしないでね?」



「わかっておりますわ、リュージュさんにまた食事をしましょうとお伝えください」



「うん」



その後にメリオールさんを見る。



「戻って来るまでゆっくりとしてて」



頷くメリオールさんを見た後に子供達を見て口を開く。



「もう落ち着いたからまた楽しもうね」



皆が微笑んでくれたのを見てすぐにあたしは【転移魔法】を使いウォルムの自宅へと転移した。





ウォルムの自宅へと転移してすぐに家を出てすぐにリュージュの家へと向かう。

直接リュージュの家に転移すればいいじゃないか!!と思うだろうけどこの前リュージュの家に直接転移して何も知らないリクの目の前にてんいしちまったからね!!あたしは同じ過ちをしないんだよ!!・・・たまにしか!!





「リュージューーー!!いるーーー?」



何事もなくリュージュの家に着きそう言いながら店に入ると、丁度店で何かの作業をしていたリュージュが驚いた顔であたしをガン見して・・・その後にあたしに歩み寄り・・・・・・あたしの両頬を引っ張る!!



「ひたいよリーヒュ!!ホホがホレル!!」



あたしの頬が取れちゃう!!もしくは膨らんで某菓子パンマンになっちゃう!!



あたしがそう言うとリュージュが手を放し微笑みながら口を開く。



「怪我をしてないようで安心したわ」



今貴女のせいで怪我をしそうになったんですが!!

しおりを挟む
感想 1,343

あなたにおすすめの小説

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。

sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。 目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。 「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」 これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。 なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語

Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。 チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。 その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。 さぁ、どん底から這い上がろうか そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。 少年は英雄への道を歩き始めるのだった。 ※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?

歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。 それから数十年が経ち、気づけば38歳。 のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。 しかしーー 「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」 突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。 これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。 ※書籍化のため更新をストップします。

リリゼットの学園生活 〜 聖魔法?我が家では誰でも使えますよ?

あくの
ファンタジー
 15になって領地の修道院から王立ディアーヌ学園、通称『学園』に通うことになったリリゼット。 加護細工の家系のドルバック伯爵家の娘として他家の令嬢達と交流開始するも世間知らずのリリゼットは令嬢との会話についていけない。 また姉と婚約者の破天荒な行動からリリゼットも同じなのかと学園の男子生徒が近寄ってくる。 長女気質のダンテス公爵家の長女リーゼはそんなリリゼットの危うさを危惧しており…。 リリゼットは楽しい学園生活を全うできるのか?!

冤罪で山に追放された令嬢ですが、逞しく生きてます

里見知美
ファンタジー
王太子に呪いをかけたと断罪され、神の山と恐れられるセントポリオンに追放された公爵令嬢エリザベス。その姿は老婆のように皺だらけで、魔女のように醜い顔をしているという。 だが実は、誰にも言えない理由があり…。 ※もともとなろう様でも投稿していた作品ですが、手を加えちょっと長めの話になりました。作者としては抑えた内容になってるつもりですが、流血ありなので、ちょっとエグいかも。恋愛かファンタジーか迷ったんですがひとまず、ファンタジーにしてあります。 全28話で完結。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

転生社畜、転生先でも社畜ジョブ「書記」でブラック労働し、20年。前人未到のジョブレベルカンストからの大覚醒成り上がり!

nineyu
ファンタジー
 男は絶望していた。  使い潰され、いびられ、社畜生活に疲れ、気がつけば死に場所を求めて樹海を歩いていた。  しかし、樹海の先は異世界で、転生の影響か体も若返っていた!  リスタートと思い、自由に暮らしたいと思うも、手に入れていたスキルは前世の影響らしく、気がつけば変わらない社畜生活に、、  そんな不幸な男の転機はそこから20年。  累計四十年の社畜ジョブが、遂に覚醒する!!

5歳で前世の記憶が混入してきた  --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--

ばふぉりん
ファンタジー
 「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は 「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」    この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。  剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。  そんな中、この五歳児が得たスキルは  □□□□  もはや文字ですら無かった ~~~~~~~~~~~~~~~~~  本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。  本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。  

処理中です...