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閑話 私達の出来る事3
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響子さんの事に関して少し話した後に救援物資の話に戻しメリオールと話し合う。
「シンさんに伝言を頼んだように明日に一回目の救援物資を送れるようにしましょう」
私は頷き聞くメリオールに話を続ける。
「各地にある支店の在庫を集めればすぐに集まると思いますので明日の昼前迄集めて此処に集合しその後にハウダック王国に救援物資を届けましょう」
集める時にその次の物資を頼んでおけば間を開けずに仕入れる事も出来るかもしれませんからね。
「わかったわ、早速動くわ」
メリオールはそう言って立ち上がり【転移の腕輪】を使い転移していった。
「あ」
あの子ったら護衛をつけずに行ってしまったわ!まあ今回は仕方ないわね即急に動かなければならないのですから。
「では私も」
そう言って立ち上がった時にセイさんが口を開く。
「もちろん私も行きます、レン様の命で貴女の護衛をしていますので」
その言葉にあたしは頷きセイさんと共に転移した。
そして各国の支店をを回り食料品や生活必需品を店の影響がないくらい持ち出し昼前にはアズエルの自宅に戻る事が出来た。
「先に戻っていたのですねお疲れ様ですメリオール」
家に戻るとメリオールがお茶を飲んでくつろいでいたのでそう声を掛けるとメリオールは微笑みながら口を開く。
「しっかりと集めて、その後の仕入れも頼んできたわ」
私はメリオールから集めて来た薬品関係の物資を受け取り【アイテムボックス】に入れながら口を開く。
「私はこれからハウダック王国のプレシァーナ様かエミリア様にお会いしてこの物資をお渡ししてきますのでメリオールは少し休んでいてください、寝ていないでしょう?」
私がそう言うとメリオールは苦笑しながら口を開く。
「そうさせてもらうわ、貴女も救援物資を渡した後にしっかりと寝なさいよ?」
その言葉に私は苦笑しながら頷き口を開く。
「わかってるわ、私も歳ですから少しきついのよね」
そう言ってメリオールと笑い合った後に私はハウダック王国に転移した。
「すいません私はレン様の従者のエルス・ジェネと申します、エミリア様かプレシァーナ様にお会いしたく参りました。お取次ぎいただけないでしょうか?」
ハウダック王国の自宅に着いて直ぐに城へと向かい城門を守る衛兵にそう声を掛けた。
「レン様の従者殿ですか?今話を伝えに行きますのでお待ちください」
どうやら門を守る衛兵にもレン様に関する事は通達されてるみたいで話は通してもらえるようで安心しました。
少し待つと騎士と女官が出て来てあたしに向かい一礼して来て女官が口を開く。
「エミリア様がお会いになるとの事です、私がご案内いたします」
「お願いします」
私は女官に案内してもらい豪華な扉の前で足を止める。
「こちらでございます」
そう言ってノックをして『お客様をお連れしました』と言った後に扉を開けて右へと体を移動し動かなくなったので私は部屋の中へと入る。
部屋の中には豪華な装飾はいけど落ち着いた雰囲気のある家具が揃えられた部屋の中でエミリア様がソファーに座りくつろいでいた。
「ようこそエルスさん」
微笑みながらそう言って来るエミリア様に私は一礼し口を開く。
「お忙しい所申し訳ありません、今日はお渡ししたい物がありまして参りました」
私がそう言うとエミリア様が首を傾げて口を開く。
「渡したい物?何かしら?」
首を傾げるエミリア様を見ながら私は微笑みながら口を開く。
「支援物資です」
私の言葉にエミリア様は目を見開いたまま固まる。
「シンさんに伝言を頼んだように明日に一回目の救援物資を送れるようにしましょう」
私は頷き聞くメリオールに話を続ける。
「各地にある支店の在庫を集めればすぐに集まると思いますので明日の昼前迄集めて此処に集合しその後にハウダック王国に救援物資を届けましょう」
集める時にその次の物資を頼んでおけば間を開けずに仕入れる事も出来るかもしれませんからね。
「わかったわ、早速動くわ」
メリオールはそう言って立ち上がり【転移の腕輪】を使い転移していった。
「あ」
あの子ったら護衛をつけずに行ってしまったわ!まあ今回は仕方ないわね即急に動かなければならないのですから。
「では私も」
そう言って立ち上がった時にセイさんが口を開く。
「もちろん私も行きます、レン様の命で貴女の護衛をしていますので」
その言葉にあたしは頷きセイさんと共に転移した。
そして各国の支店をを回り食料品や生活必需品を店の影響がないくらい持ち出し昼前にはアズエルの自宅に戻る事が出来た。
「先に戻っていたのですねお疲れ様ですメリオール」
家に戻るとメリオールがお茶を飲んでくつろいでいたのでそう声を掛けるとメリオールは微笑みながら口を開く。
「しっかりと集めて、その後の仕入れも頼んできたわ」
私はメリオールから集めて来た薬品関係の物資を受け取り【アイテムボックス】に入れながら口を開く。
「私はこれからハウダック王国のプレシァーナ様かエミリア様にお会いしてこの物資をお渡ししてきますのでメリオールは少し休んでいてください、寝ていないでしょう?」
私がそう言うとメリオールは苦笑しながら口を開く。
「そうさせてもらうわ、貴女も救援物資を渡した後にしっかりと寝なさいよ?」
その言葉に私は苦笑しながら頷き口を開く。
「わかってるわ、私も歳ですから少しきついのよね」
そう言ってメリオールと笑い合った後に私はハウダック王国に転移した。
「すいません私はレン様の従者のエルス・ジェネと申します、エミリア様かプレシァーナ様にお会いしたく参りました。お取次ぎいただけないでしょうか?」
ハウダック王国の自宅に着いて直ぐに城へと向かい城門を守る衛兵にそう声を掛けた。
「レン様の従者殿ですか?今話を伝えに行きますのでお待ちください」
どうやら門を守る衛兵にもレン様に関する事は通達されてるみたいで話は通してもらえるようで安心しました。
少し待つと騎士と女官が出て来てあたしに向かい一礼して来て女官が口を開く。
「エミリア様がお会いになるとの事です、私がご案内いたします」
「お願いします」
私は女官に案内してもらい豪華な扉の前で足を止める。
「こちらでございます」
そう言ってノックをして『お客様をお連れしました』と言った後に扉を開けて右へと体を移動し動かなくなったので私は部屋の中へと入る。
部屋の中には豪華な装飾はいけど落ち着いた雰囲気のある家具が揃えられた部屋の中でエミリア様がソファーに座りくつろいでいた。
「ようこそエルスさん」
微笑みながらそう言って来るエミリア様に私は一礼し口を開く。
「お忙しい所申し訳ありません、今日はお渡ししたい物がありまして参りました」
私がそう言うとエミリア様が首を傾げて口を開く。
「渡したい物?何かしら?」
首を傾げるエミリア様を見ながら私は微笑みながら口を開く。
「支援物資です」
私の言葉にエミリア様は目を見開いたまま固まる。
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