レディース異世界満喫禄

日の丸

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予想よりもめっちゃ多い!!

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あたしがテントの外に出るとシン、カナデ、アリーヌは焚火を囲んで座っていた。



「起きられたのですねレン様?」



「おはようございますレン様」



「お腹が減ったのかしら?」



シン達の挨拶にあたしは答えながら皆と同じように焚火の前に座る。



「ってか腹が減って起きたってアンタじゃないの?」



あたしがジト目でアリーヌにそう言うアリーヌは視線を逸らしながら口を開く。



「そんな訳ないでしょ?魔物が来たみたいだから手伝ってたのよ」



あ!やっぱり魔物が襲ってきたんだ?と思ってシンに視線を向けて口を開く。



「何で声を掛けてくれなかったのさ?手伝ったのに」



あたしがそう言うとシンが微笑みながら口を開く。



「私一人で対処可能だったのですがカナデには少し力を借りたく声を掛けました、その時にアリーヌさんも手伝うと言ってくださったのです」



カナデに声を掛けた?かなりの数が来たのかな?やっぱりあたしにも声を掛けて欲しかったかな?



「で?どれくらい来たの?」



そう聞くとシンは少し考えた後口を開く。



「ハイウルフ50,ゴブリン100、オーガ50と言ったろことでしょうか?」



多いよ!!予想よりもめっちゃ多い!!



「数が多いねだからカナデに声を掛けたんだね」



あたしがそう言うとシンが真剣な顔で首を左右に振り口を開く。



「いいえ違います、私がカナデに声を掛けたのはカナデに【防音結界】を張ってもらう為です、この程度の数の魔物相手など苦でもありません」



これだけの数なのに『苦でもありません』って物凄いい自信だよね。



「カナデに【防音結界】を頼んだのは戦いの最中に起きる騒音でレン様の眠りを妨げる恐れがあったのでカナデに頼みました」



この子達はいつもあたしを第一に考えてくれてるんだね・・・とても嬉しい。



「シン、カナデ、アリーヌ・・・・いつもありがとうね」



あたしが3人にそう言って頭を下げるとシンとカナデは嬉しそうに微笑みアリーヌは視線を逸らしながら口を開く。



「お礼を言われる事なんてしてないわ」



・・・・・・・・・・・・なんだろう?確かアリーヌみたいな人を向こうでは『ツンデレ』って言うんじゃなかったっけ?



「それはともかくレンが起きて来たのであれば食事をしましょう」



うん・・・・さっきまで微笑ましかったのにいつもの空気にもどったよ!!流石アリーヌさん!!



あたし達のやり取りを見ていたカナデはアリーヌの言葉に食事の準備を始め、そのあとすこししてフィーナがテントの中から出て来てあたしを見て微笑みながら口を開く。



「お姉さまおはようございます、寝坊したみたいですいません」



お!寝起きは凛々しいフィーナだ!!このままでいてくれ!!



「思いっきり寝てしまったせいでお姉さまの寝顔が見れませんでした・・・・それが残念でたまりません!!」



・・・・・・1分も持たなかったよ!!と思いながらため息をついた後に口を開く。



「丁度いい時に起きて来たね、今ご飯の用意をしてもらってるから一緒に食べるべ」



あたしがそう言うとフィーナは笑顔で頷きあたしの腕に抱きついてきた。



「それまでのんびりしましょう!!」



あたしはそれを放置し視線をシンに向けて口を開く。



「それじゃあシン、少し休むと良い」



あたしがそう言うとシンが苦笑しながら口を開く。



「私は大丈夫ですから先へ進みましょう」



その言葉にあたしは首を左右に振り口を開く。



「これはあたしのお願いだよ、大丈夫だろうけど少しは休んで欲しいんだ。あたしはシン達を仲間だと思ってるんだ、仲間に無理はして欲しくないじゃん?」



あたしがそう言うとシンが嬉しそうな顔で微笑みながら口を開く。



「ではお言葉に甘えさせていただきます」



シンはそう言ってテントの中へとは入って行った。



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