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さすがエルスさん頼りになる!!
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思い出し震えをしているアリーヌにあたしは笑顔で口を開く。
「まあほらもうドンマイ?」
あたしがそう言うとアリーヌさんの震えが止まり溜息をつき口を開く。
「何その言葉?震えてるのが馬鹿らしく思えて来たわ」
そう言いながら苦笑しているアリーヌを見てあたしも苦笑しながら口を開く。
「ありがとうアリーヌ、アンタのお陰で切り替えられたよ」
さっきまで犠牲者を助けられなくて少し落ち込んでいたんだけどアリーヌさんのお陰で気持ちを切り替える事が出来た。
「私は何もしてないわ」
視線を逸らしながらそう言って来るアリーヌを見て苦笑し口を開く。
「ここを離れて少し休憩しよう」
本当はこのまま狩りを続けたいけど街を出てか休まずに戦って来たから少し休憩しようと思う。
【輝夜】はブラックなパーティーではありませんから!!
「賛成よ!!ご飯にしましょう!!」
休憩と聞きアリーヌさんがそう言って来た。
あたしは苦笑しながら頷き口を開く。
「カナデ?頼めるかな?」
「畏まりました」
あたし達はハイウルフ達と戦った場所から離れた場所で休憩をとることにした。
「レン様、恐らくですがドラゴンの誰かがこちらにむかって飛んできてます」
食事休憩をしていたらカナデがそう声を掛けて来た。
「へ?街の守りはどうしたんだべ?」
フィルミナと一緒に守るようにお願いしてきたのにこっちに向かって飛んでくるって事は何かあったんだろうか?と思ってカナデのいう方向を見ていると確かにオレオがこっちに向かって飛んでくるのが見えた。
「あれ?」
オレオがハッキリと見える位置まで来るとオレオの背にシンが乗っているのが見えた。
そしてオレオがあたしの前に着地するとシンが飛び降りて来て一礼する。
「シンが来たって事は何かあった?」
一礼するシンを見ながらそう聞くとシンは微笑みながら口を開く。
「いいえ何もございません、私もレン様のお役に立ちたく思いここに参りました」
その言葉にあたしは首を傾げて口を開く。
「メリオールさんや子供達は?」
あたしがそう聞くとシンは微笑みながら口を開く。
「皆さんアズエルに戻られました」
へ?アズエルに戻ったんだ?
「メリオールさんの判断でもしもの為に早めにアズエルに戻るべき・・・・という事でレン様がお出かけになってすぐにお決めになられましてリュージュさんと一緒にアズエルに戻られました」
あ!!リュージュも一緒にアズエルに行ったんだ?
「ですのでメリオールさんの護衛にはつかなくて良くなったのでレン様のお力になるべく追いかけて【ビーン】に入ったのですが、フィルミナさんからもう街を離れられたと聞きオレオさんにお願いしてここに参りました」
メリオールさん達がアズエルに戻ってるなら安心だね!それにシンが来てくれたことで戦力アップできるし本当に助かるよ!!と思っていると微笑んでいたシンが真剣な顔になり口を開く。
「それとエルスさんから伝言がございます」
え?エルスさんからの伝言?もしかして怒られる?もう【サウザンドブレイブ】を使って森を焼き払ったのを知って怒ってる?
「『明日にはハウダック王国への援助物資の用意が出来ます』との事です」
援助物資?ああ!!そこまで考えてなかった!!さすがエルスさん頼りになる!!
あたしが感心しているとシンが再び微笑みながら口を開く。
「丁度アズエルに戻った時にエルスさんがおられまして【スタンピード】が起きた事をお話したら動いて下さいました」
これは後でエルスさんにきちんとお礼を言っておかないとね!!
「まあほらもうドンマイ?」
あたしがそう言うとアリーヌさんの震えが止まり溜息をつき口を開く。
「何その言葉?震えてるのが馬鹿らしく思えて来たわ」
そう言いながら苦笑しているアリーヌを見てあたしも苦笑しながら口を開く。
「ありがとうアリーヌ、アンタのお陰で切り替えられたよ」
さっきまで犠牲者を助けられなくて少し落ち込んでいたんだけどアリーヌさんのお陰で気持ちを切り替える事が出来た。
「私は何もしてないわ」
視線を逸らしながらそう言って来るアリーヌを見て苦笑し口を開く。
「ここを離れて少し休憩しよう」
本当はこのまま狩りを続けたいけど街を出てか休まずに戦って来たから少し休憩しようと思う。
【輝夜】はブラックなパーティーではありませんから!!
「賛成よ!!ご飯にしましょう!!」
休憩と聞きアリーヌさんがそう言って来た。
あたしは苦笑しながら頷き口を開く。
「カナデ?頼めるかな?」
「畏まりました」
あたし達はハイウルフ達と戦った場所から離れた場所で休憩をとることにした。
「レン様、恐らくですがドラゴンの誰かがこちらにむかって飛んできてます」
食事休憩をしていたらカナデがそう声を掛けて来た。
「へ?街の守りはどうしたんだべ?」
フィルミナと一緒に守るようにお願いしてきたのにこっちに向かって飛んでくるって事は何かあったんだろうか?と思ってカナデのいう方向を見ていると確かにオレオがこっちに向かって飛んでくるのが見えた。
「あれ?」
オレオがハッキリと見える位置まで来るとオレオの背にシンが乗っているのが見えた。
そしてオレオがあたしの前に着地するとシンが飛び降りて来て一礼する。
「シンが来たって事は何かあった?」
一礼するシンを見ながらそう聞くとシンは微笑みながら口を開く。
「いいえ何もございません、私もレン様のお役に立ちたく思いここに参りました」
その言葉にあたしは首を傾げて口を開く。
「メリオールさんや子供達は?」
あたしがそう聞くとシンは微笑みながら口を開く。
「皆さんアズエルに戻られました」
へ?アズエルに戻ったんだ?
「メリオールさんの判断でもしもの為に早めにアズエルに戻るべき・・・・という事でレン様がお出かけになってすぐにお決めになられましてリュージュさんと一緒にアズエルに戻られました」
あ!!リュージュも一緒にアズエルに行ったんだ?
「ですのでメリオールさんの護衛にはつかなくて良くなったのでレン様のお力になるべく追いかけて【ビーン】に入ったのですが、フィルミナさんからもう街を離れられたと聞きオレオさんにお願いしてここに参りました」
メリオールさん達がアズエルに戻ってるなら安心だね!それにシンが来てくれたことで戦力アップできるし本当に助かるよ!!と思っていると微笑んでいたシンが真剣な顔になり口を開く。
「それとエルスさんから伝言がございます」
え?エルスさんからの伝言?もしかして怒られる?もう【サウザンドブレイブ】を使って森を焼き払ったのを知って怒ってる?
「『明日にはハウダック王国への援助物資の用意が出来ます』との事です」
援助物資?ああ!!そこまで考えてなかった!!さすがエルスさん頼りになる!!
あたしが感心しているとシンが再び微笑みながら口を開く。
「丁度アズエルに戻った時にエルスさんがおられまして【スタンピード】が起きた事をお話したら動いて下さいました」
これは後でエルスさんにきちんとお礼を言っておかないとね!!
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