レディース異世界満喫禄

日の丸

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これはあたしのミスだべ!!

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フィルミナはあたしが納得したのを見て微笑みそして開く。



「とりあえず他に魔物はいないみたいだし街に入りましょう、そして情報を共有したいからゆっくり話しましょう」



「うん」



確かに【スタンピード】時の情報の共有は大事だと思う!!決して少し休みたいとかじゃないよ?ホントウダヨ?

あたし達はフィルミナに【ビーン】のギルドへと案内されてギルドの一室に通されて少し待っているように言われて肩の力を抜く。



「カナデ、悪いけど」



あたしが『紅茶を野みたい』って言う前にカナデは用意を始めてくれていた。



「どうぞ」



あたしの前にあるテーブルの上にティーカップを乗せて微笑むカナデを撫でてから紅茶を飲みホット一息ついた時に部屋のドアが開きキャリアウーマン風の美人の女性と10人位の男性が入って来た。



「待たせたわね」



キャリアウーマン風の女性があたし達を見てそう言って来たのであたしは首を左右に振り口を開く。



「待っちゃいなさ」



あたしがそう言うとキャリアウーマン美人がニヤリとしながら口を開く。



「私はこのギルドの討伐者部門を預かるギルドマターのレベッタ・カールーエだ、よろしく」



そう自己紹介されたのであたしは立ち上がって口を開く。



「あたしはレン、一応討伐者でAランカーだよ」



その言葉を聞きレベッタさんは頷き・・・そして口を開く。



「それじゃあ話をしましょうか」



その言葉にここに居る人達は頷く。





「まずは・・・・この街を守ってくれてありがとう」



レベッタさんにいきなりそう言われ頭を下げられてあたしは驚き口を開く。



「いきなり何?この街を守っていたのはここに居る討伐者達やこの街の衛兵さん達だべ?」



あたしがそう言うとレベッタさんは首を左右に振り口を開く。



「貴女がこなければこの街は終わっていたわ」



レベッタさんはそう言って来るけどあたしはそうはならないと思うんだよね、フィルミナとアニマルズがいるんだよ?この街は守れると思うんだよね。

と思っていたらあたしとレベッタさんの話し合いを見ていたフィルミナは口を開く。



「レン?言っておくけど私にオーガキングは倒せないからね?」



その言葉にあたしは首を傾げて口を開く。



「その時はアニマルズにお願いすればいいじゃん?うちの子達ならオーガキングくらい倒せるよ?」



その言葉を聞きフィルミナは驚き口を開く。



「え?強いとは思ってたけどそこまで強いのあの子達?」



「うん?言ってなかってっけ?」



だって神様達からの加護を受けて【神獣】ってことになってんだよ?たかが高ランクの魔物に負ける訳ないじゃん?あ!これは言ってなかったんだっけ?



「なるほど・・・・・だから私と一緒に行くように言ったのね?」



フィルミナの言葉にあたしは頷き口を開く。



「そうだよ、フィルミナとのあの子達がこの街にいれば絶対に大丈夫だと思ってたんだよ」



【スタンピード】が起きたからには被害を最小限に抑える為にダンジョンに蓋をしなきゃいけなかったからあたし抜きで最善の方法だと思ってたんだ。



「アニマルズ達にはフィルミナの言う事を聞いてとお願いしたから前に出なかったんだね」



きちんと説明してなかったからアニマルズ達の力を発揮できなかった・・・これはあたしのミスだべ!!



「ちょっと待って?あの従魔って貴女の従魔じゃないの?」



あたしとフィルミナのやり取りを見ていたレベッタさんが驚いたような顔でフィルミナを見ながらそう聞いてきてそれを聞いたフィルミナが驚いた顔で口を開く。



「言ってなかったかしら?」



フィルミナの言葉にレベッタさんやレベッタさんと一緒に来た人達全員が一斉に頷く。

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