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やっぱり仕事中に抜け出してきてるじゃん!!
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衛兵さんに連れて行かれる角刈強面たちを見送った後一緒にいるプレシアに視線を向けて口を開く。
「プレシアはこれからどうするのさ?あたし達と買い物をする?」
あたしがそう言うとプレシアは少し考えた後首を左右に振り口を開く。
「城へと戻ります、連れて行かれた者達の尋問の結果を早く聞きたいし、仕事もせねばなりませんから」
・・・・・・・・やっぱり仕事中に抜け出してきてるじゃん!!
「そっか、城まで送ろうか?」
あたしがそう言うとプレシア微笑み口を開く。
「大丈夫ですよ、先に行った衛兵達と合流しますから」
なら大丈夫かな?
「んじゃ表通りまで一緒に行こう」
あたしがそう言うとプレシアは嬉しそうに頷く。
そしてあたし達は世間話をしながら表通りに向かい歩き出す。
「それじゃあまた後でね」
と言いながら衛兵達と共に城へと帰っていくプレシアを見送ってからあたしは周囲を見渡す。
「さて・・・・・メリオールさん達は何処に居るかな?」
見渡した感じメリオールさん達は見当たらなくどうしようか悩んでいたら、シンが口を開く。
「レン様、僭越ながら提案いたします」
「ん?」
シンの言葉にシンに視線を向けると微笑みながら口を開く。
「一度家に戻られた方がいいかと・・・・私でしたら子供達の安全の為に家に戻ります。メリオールさんはそのあたりの判断が的確ですので家に戻ってる可能性が高いかと」
確かにあたし達が泥棒と思われる奴とどこかに行った時点で、メリオールさん達にも何かしらの接触がある可能性もあった・・・・だからカナデも一緒に行ってもらった訳だしね。
「そうだね・・・・一度家に戻ろう」
あたしがそう言うと皆が頷いてくれたのであたし達は自宅へと戻った。
「ただいまー」
そう言って家に入るとリビングにカナデと子供達が寛いでいた。
「やっぱり帰って来てたんだね」
とあたしが言うとカナデが微笑みながら口を開く。
「メリオール様が家に戻った方がいいと仰いまして、家に戻ってレン様達をお待ちする事にしたのです」
やっぱりメリオールさんはそう言う風に考えたんだね、シンの考えが当たったよ!!ってメリオールさんはどこ?リビングにはいないけど?
「ねえカナデ?メリオールさんは?」
そう聞くとカナデが真剣な顔になり口を開く。
「少しお出かけになると【転移の腕輪】を使ってどこかに向かわれました」
・・・・・・・何処に行ったんだろう?ってか何かあったのかな?まあそのうち帰って来るだろう。
「カナデお茶を入れてくれるかな?」
もう出かける気は無いのであたし達は家でのんびりとする事にした。
「ただいま戻りました」
お茶を飲みながら今日の戦利品である小皿や大皿を見ながらおしゃべりをしているとメリオールさんがリビングに転移して来てあたしを見て微笑みながらそう言って来た。
「お帰り、今日は子供達をいきなり任せて悪かったね」
あたしがそう言うとメリオールさんは首を左右に振り口を開く。
「あれは仕方がありませんよ、子供達もいい子ばかりで私の言う事を聞いてくれましたし」
うちの子達はいい子ばかりだからね!!
「もう用は終わったの?」
あたしがそう聞くとメリオールさんが真剣な顔になり口を開く。
「その件で報告しておきます、今晩エルスがここに来る事になってます」
「へ?」
え?エルスさんは忙しくて温泉旅行には参加できなかったんじゃなかったっけ?と思って首を傾げてると、メリオールさんが微笑みながら口を開く。
「今回の窃盗犯確保の事を伝えてきましたから今晩こっちに来て詳しく話したいそうです」
あ!なるほど!!そう言う事ね!!
「プレシアはこれからどうするのさ?あたし達と買い物をする?」
あたしがそう言うとプレシアは少し考えた後首を左右に振り口を開く。
「城へと戻ります、連れて行かれた者達の尋問の結果を早く聞きたいし、仕事もせねばなりませんから」
・・・・・・・・やっぱり仕事中に抜け出してきてるじゃん!!
「そっか、城まで送ろうか?」
あたしがそう言うとプレシア微笑み口を開く。
「大丈夫ですよ、先に行った衛兵達と合流しますから」
なら大丈夫かな?
「んじゃ表通りまで一緒に行こう」
あたしがそう言うとプレシアは嬉しそうに頷く。
そしてあたし達は世間話をしながら表通りに向かい歩き出す。
「それじゃあまた後でね」
と言いながら衛兵達と共に城へと帰っていくプレシアを見送ってからあたしは周囲を見渡す。
「さて・・・・・メリオールさん達は何処に居るかな?」
見渡した感じメリオールさん達は見当たらなくどうしようか悩んでいたら、シンが口を開く。
「レン様、僭越ながら提案いたします」
「ん?」
シンの言葉にシンに視線を向けると微笑みながら口を開く。
「一度家に戻られた方がいいかと・・・・私でしたら子供達の安全の為に家に戻ります。メリオールさんはそのあたりの判断が的確ですので家に戻ってる可能性が高いかと」
確かにあたし達が泥棒と思われる奴とどこかに行った時点で、メリオールさん達にも何かしらの接触がある可能性もあった・・・・だからカナデも一緒に行ってもらった訳だしね。
「そうだね・・・・一度家に戻ろう」
あたしがそう言うと皆が頷いてくれたのであたし達は自宅へと戻った。
「ただいまー」
そう言って家に入るとリビングにカナデと子供達が寛いでいた。
「やっぱり帰って来てたんだね」
とあたしが言うとカナデが微笑みながら口を開く。
「メリオール様が家に戻った方がいいと仰いまして、家に戻ってレン様達をお待ちする事にしたのです」
やっぱりメリオールさんはそう言う風に考えたんだね、シンの考えが当たったよ!!ってメリオールさんはどこ?リビングにはいないけど?
「ねえカナデ?メリオールさんは?」
そう聞くとカナデが真剣な顔になり口を開く。
「少しお出かけになると【転移の腕輪】を使ってどこかに向かわれました」
・・・・・・・何処に行ったんだろう?ってか何かあったのかな?まあそのうち帰って来るだろう。
「カナデお茶を入れてくれるかな?」
もう出かける気は無いのであたし達は家でのんびりとする事にした。
「ただいま戻りました」
お茶を飲みながら今日の戦利品である小皿や大皿を見ながらおしゃべりをしているとメリオールさんがリビングに転移して来てあたしを見て微笑みながらそう言って来た。
「お帰り、今日は子供達をいきなり任せて悪かったね」
あたしがそう言うとメリオールさんは首を左右に振り口を開く。
「あれは仕方がありませんよ、子供達もいい子ばかりで私の言う事を聞いてくれましたし」
うちの子達はいい子ばかりだからね!!
「もう用は終わったの?」
あたしがそう聞くとメリオールさんが真剣な顔になり口を開く。
「その件で報告しておきます、今晩エルスがここに来る事になってます」
「へ?」
え?エルスさんは忙しくて温泉旅行には参加できなかったんじゃなかったっけ?と思って首を傾げてると、メリオールさんが微笑みながら口を開く。
「今回の窃盗犯確保の事を伝えてきましたから今晩こっちに来て詳しく話したいそうです」
あ!なるほど!!そう言う事ね!!
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