レディース異世界満喫禄

日の丸

文字の大きさ
上 下
1,431 / 1,656

アンタの事をすっかり忘れてた!!

しおりを挟む
ケインの考えをエルスさんが真剣な顔で教えてくれているのであたしは聞き逃すまいと真剣に聞くべくエルスさんを見ている。



「それとこの件に関しては私達と陛下とクラウ宰相とアストレイ様だけの秘密となっておりますのでご了承ください」



「へ?何でアストレイが出てくるのさ?王宮に話に言ったんだよね?」



王宮にアストレイがいたのかな?と思っていたらあたしを見ていたエルスさんが思いっきり溜息をついて口を開く。



「レン様・・・・・・私達が暮らしている場所はどこですか?」



へ?何でそんな当たり前のことを聞くのさ?



「アズエルだけど?」



その答えを聞きエルスさんは頷き口を開く。



「『もしも』の事があった時アズエルはどうなりますか?」



「あ」



そうだよ!!この話はアストレイにも言っておかなきゃいけないじゃん!!と驚いているとエルスさんは真剣な顔で頷き口を開く。



「ですので私がアストレイ様を王宮にお連れした後話し合いをしました」



なるほど納得!!ごめんよアストレイ!アンタの事をすっかり忘れてた!!



「アストレイは何か言ってた?」



あたしがそう聞くとエルスさんが苦笑しながら口を開く。



「呆れていました」



・・・・・・・・・・この件に関してはあたしが悪いんじゃないよ?神様達がやらかしたんだよ?何であたしが呆れられるのさ?



「えっとね・・・・アストレイじは呆れてただけなの・・・・・かな?」



それは領主としてどうかと思うんだ!!と思ってそう聞いたらエルスさんが『クスクス』と笑いその後に口を開く。



「アストレイ様も陛下と同意見でした、陛下もアストレイ様もレン様を信用なされてるんですよ」



それだったら嬉しいけど違う気がする!きっと『神様関係だからアイツに任せた!!』みたいな考えがあると思うんだ!!



「あ!そうだ今丁度護衛に関する事をポーラとテレスに話そうとしてたんだよ、エルスさんが帰ってきてくれてよかった」



本当にナイスタイミング!!



「護衛に関しての話ですか?一か月後からと言う話でしたが何か変更ああるのでしょうか?」



あたしの言葉を聞きエルスさんがそう聞いた来たのであたしは口を開く。



「それに関してなんだけど護衛は明日からになったから」



「「「は?」」」



あたしの言葉にあたしの話を聞いていた3人が驚いたように「は?」と言ったのを聞いて思わず笑いそうになるのを我慢して口を開く。



「実はね・・・・」





あたしhセイから提案されたと事とそれからの事を話した。



「なるほど・・・・それは助かりますがアルセムのほうでの護衛に支障は出ていないのですか?」



エルスさんがセイを見ながらそう聞くとセイは真剣な顔で口を開く。



「勿論でございます、そんな事をしてはレン様が悲しまれてしまうではありませんか、私ははそんな事は決していたしません」



セイの言葉にエルスさんは頷き口を開く。



「心使い感謝います。セイさん達が護衛についてくれれば安心して仕事ができますので私達からお願いしたいですわ」



どうやらエルスさんも納得してくれたみたいだね!!これで安心だ!!



「あたしは明日にはアルセムに戻るからね」



シン達だけに任せてるけど出来るだけ傍にいてあげたいからね。



「でしたら明日の朝にはお出かけになられるのですね?」



エルスさんの言葉にあたしは頷く。



「でしたら今日はごゆっくりとお休みください、ですが部屋に戻られる前に一つだけお伝えしたい事がございます」



「ん?」



え?何かあったのかな?



「陛下から伝言です『しっかりと話し合おう』との事です」



・・・・・・・・・・・アルセムが落ち着いたらラスターはの事を聞きに行くつもりだったんだけど行きたくなくなった!!
しおりを挟む
感想 1,344

あなたにおすすめの小説

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します

怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。 本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。 彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。 世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。 喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる 

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ 25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。  目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。 ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。 しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。 ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。 そんな主人公のゆったり成長期!!

転生貴族のスローライフ

マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である *基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします

迷い人と当たり人〜伝説の国の魔道具で気ままに快適冒険者ライフを目指します〜

青空ばらみ
ファンタジー
 一歳で両親を亡くし母方の伯父マークがいる辺境伯領に連れて来られたパール。 伯父と一緒に暮らすお許しを辺境伯様に乞うため訪れていた辺境伯邸で、たまたま出くわした侯爵令嬢の無知な善意により 六歳で見習い冒険者になることが決定してしまった! 運良く? 『前世の記憶』を思い出し『スマッホ』のチェリーちゃんにも協力してもらいながら 立派な冒険者になるために 前世使えなかった魔法も喜んで覚え、なんだか百年に一人現れるかどうかの伝説の国に迷いこんだ『迷い人』にもなってしまって、その恩恵を受けようとする『当たり人』と呼ばれる人たちに貢がれたり…… ぜんぜん理想の田舎でまったりスローライフは送れないけど、しょうがないから伝説の国の魔道具を駆使して 気ままに快適冒険者を目指しながら 周りのみんなを無自覚でハッピーライフに巻き込んで? 楽しく生きていこうかな! ゆる〜いスローペースのご都合ファンタジーです。 小説家になろう様でも投稿をしております。

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う

たくみ
ファンタジー
 圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。  アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。  ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?                        それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。  自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。  このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。  それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。 ※小説家になろうさんで投稿始めました

5歳で前世の記憶が混入してきた  --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--

ばふぉりん
ファンタジー
 「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は 「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」    この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。  剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。  そんな中、この五歳児が得たスキルは  □□□□  もはや文字ですら無かった ~~~~~~~~~~~~~~~~~  本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。  本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。  

聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います

登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」 「え? いいんですか?」  聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。  聖女となった者が皇太子の妻となる。  そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。  皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。  私の一番嫌いなタイプだった。  ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。  そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。  やった!   これで最悪な責務から解放された!  隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。  そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。

子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!

八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。 『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。 魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。 しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も… そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。 しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。 …はたして主人公の運命やいかに…

処理中です...