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あたしが考えていた事と違う!!
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エルスさんの言葉にあたしは首を傾げながら口を開く。
「へ?どう言う事?何の話さ?」
いきなり『私達に何をしました?』なんて言われても意味が分からないんだけど?って戸惑っているとエルスさんが真剣な顔で口を開く。
「昨日の話です・・・・・・ポーラが料理中に誤って自分の指先を包丁で切ってしまったのです」
エルスさんがそう話し出すと、その後を継ぐような感じでポーラが立ち上がり話し出す。
「誤って切った指先を見つめて・・・ふと思ったのです・・・・『レン様のように【回復魔法】を使えたらよかったのに』・・・・と」
何かを訴えるように話すポーラの話を聞いて驚く・・・もしかしてその話の流れ・・・・・・と思って目を見開くとポーラがあたしを見たまま頷く。
「そうです・・・・頭の中に『ヒール』と言う言葉が浮かび上がり口ずさむと切り傷が治りました」
「ええええええ?」
全員があたしを見ていたけど驚きのあまり声を出して驚いてしまった!!
「え?何で?」
ポーラは【神の巫女】じゃないよね?もしかしてどこかの国の【神の巫女】が引退してポーラが選ばれた?と考えてるとエルスさんが口を開く。
「それだけではありません、その話を聞いた後何故かここに居る全員が【回復魔法】を使えることがわかりました」
「ええええええ?」
何?一体何が起きてるのさ?全員が【回復魔法】を使えるようになるなんておかしくね?原因は?と考えてるとある事を思いついた。
「あ」
あたしが何かに気がついたように声を出したので全員があたしをガン見する。
「もしかしたら・・・・・皆にも10神全員の加護が与えられたのかもしれない」
「「「「「は?」」」」」
驚くエルスさん達を見ながら、ギド様達と会っている時を思い出す。
確かに言ってたはずだ『其方の仲間全てに我ら10神の加護を与えておいた』・・・・・・と!!
まさか『其方の仲間』ってシン達だけかと思っていたけどエルスさん達も含まれてるとは思わなかった!!
「レン様?キチンと説明してください」
・・・・・・・・・なんかエルスさんの笑顔がさらに怖くなった気がするんだけど気のせいじゃないよね?
「王都に乗り込んで教会本部を占拠するって話はしてたじゃん?」
あたしがそう言うとエルスさん達は頷く。
「それで無事に教会本部と王宮も占拠できたんだ、それで後は後始末だけだったから、コーリアスさんと教皇さんに丸投げして、あたしは時間が出来たから神様に会いに行ったんだよ教会本部からね」
エルスさん達は何も言わずにあたしの話を聞いている。
「神様に会いに行ったら、ギド様とメルヴィーラとムキマッチョ・・・・グリスナがいたんだ、それで今回の事を話していたんだけど、今回の件のお礼として『今回の礼として其方の仲間全てに我ら10神の加護を与えておいた』っていきなり言われたんだよ」
その言葉を聞いた瞬間エルスさん達全員が目を見開き固まる。
「あたしはシン達やアニマルズとドラゴンズだけかと思ってたんだけど、まさかエルスさん達にまで加護を与えていたとは思わなかったよ」
でもこれはかなりヤバいと思う、確かに加護を与えてもらえた事は嬉しい・・・けど!!【回復魔法】を使えるって事は【神の巫女】と同じ体質になったって事なのだ、だからもしあってはならない事だけど『殺される』って事があったら周囲を巻き込む大惨事となる。
あたしが考えてる事にエルスさんも思い至ったのか顔を真っ青にして口を開く。
「私達は『普通』だと思っていたのですが」
え?顔を真っ青にした理由はそこ?あたしが考えていた事と違う!!
「へ?どう言う事?何の話さ?」
いきなり『私達に何をしました?』なんて言われても意味が分からないんだけど?って戸惑っているとエルスさんが真剣な顔で口を開く。
「昨日の話です・・・・・・ポーラが料理中に誤って自分の指先を包丁で切ってしまったのです」
エルスさんがそう話し出すと、その後を継ぐような感じでポーラが立ち上がり話し出す。
「誤って切った指先を見つめて・・・ふと思ったのです・・・・『レン様のように【回復魔法】を使えたらよかったのに』・・・・と」
何かを訴えるように話すポーラの話を聞いて驚く・・・もしかしてその話の流れ・・・・・・と思って目を見開くとポーラがあたしを見たまま頷く。
「そうです・・・・頭の中に『ヒール』と言う言葉が浮かび上がり口ずさむと切り傷が治りました」
「ええええええ?」
全員があたしを見ていたけど驚きのあまり声を出して驚いてしまった!!
「え?何で?」
ポーラは【神の巫女】じゃないよね?もしかしてどこかの国の【神の巫女】が引退してポーラが選ばれた?と考えてるとエルスさんが口を開く。
「それだけではありません、その話を聞いた後何故かここに居る全員が【回復魔法】を使えることがわかりました」
「ええええええ?」
何?一体何が起きてるのさ?全員が【回復魔法】を使えるようになるなんておかしくね?原因は?と考えてるとある事を思いついた。
「あ」
あたしが何かに気がついたように声を出したので全員があたしをガン見する。
「もしかしたら・・・・・皆にも10神全員の加護が与えられたのかもしれない」
「「「「「は?」」」」」
驚くエルスさん達を見ながら、ギド様達と会っている時を思い出す。
確かに言ってたはずだ『其方の仲間全てに我ら10神の加護を与えておいた』・・・・・・と!!
まさか『其方の仲間』ってシン達だけかと思っていたけどエルスさん達も含まれてるとは思わなかった!!
「レン様?キチンと説明してください」
・・・・・・・・・なんかエルスさんの笑顔がさらに怖くなった気がするんだけど気のせいじゃないよね?
「王都に乗り込んで教会本部を占拠するって話はしてたじゃん?」
あたしがそう言うとエルスさん達は頷く。
「それで無事に教会本部と王宮も占拠できたんだ、それで後は後始末だけだったから、コーリアスさんと教皇さんに丸投げして、あたしは時間が出来たから神様に会いに行ったんだよ教会本部からね」
エルスさん達は何も言わずにあたしの話を聞いている。
「神様に会いに行ったら、ギド様とメルヴィーラとムキマッチョ・・・・グリスナがいたんだ、それで今回の事を話していたんだけど、今回の件のお礼として『今回の礼として其方の仲間全てに我ら10神の加護を与えておいた』っていきなり言われたんだよ」
その言葉を聞いた瞬間エルスさん達全員が目を見開き固まる。
「あたしはシン達やアニマルズとドラゴンズだけかと思ってたんだけど、まさかエルスさん達にまで加護を与えていたとは思わなかったよ」
でもこれはかなりヤバいと思う、確かに加護を与えてもらえた事は嬉しい・・・けど!!【回復魔法】を使えるって事は【神の巫女】と同じ体質になったって事なのだ、だからもしあってはならない事だけど『殺される』って事があったら周囲を巻き込む大惨事となる。
あたしが考えてる事にエルスさんも思い至ったのか顔を真っ青にして口を開く。
「私達は『普通』だと思っていたのですが」
え?顔を真っ青にした理由はそこ?あたしが考えていた事と違う!!
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