レディース異世界満喫禄

日の丸

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お願いだからそんな所で命をかけないで!!

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ジンはあたしに気がついたみたいだけどポーラが手を洗わせる為にキッチンにつれていった。



「ただいま」



その後にキリカもリビングに入って来た。



「お帰りキリカ」



あたしがそう声をかけると微笑みながら駆け寄って来た。



「レンお姉ちゃん帰って来てんだね」



「うん。今日は家に居るからいっぱいおしゃべりしようね」



「うん」



キリカは頷いた後キッチンへと歩いて行った、。

それから1時間もしないうちに子供達も全員帰って来て夕食の時間となった。

その食事の時間がアルセムで荒んだはあたしの心を癒してくれた。





「それじゃ行ってくるね」



あたしはリビングで子供達に囲まれながらそう言うと子供達も笑顔で頷き口を開く。



「行ってらっしゃい!」



「レンお姉ちゃん気を付けてね!!」



などと優しい言葉をかけてくれる子供達の頭を撫でた後にエルスさん達に視線を向けて口を開く。



「子供達の事をお願いね、行ってきます」



エルスさん達はあたしに一礼した後微笑み口を開く。



「「「いってらっしゃいませ」」」



優しい家族に見送られてあたしは教会本部に用意してもらったあたし用の部屋へと転移した。





目的の部屋につきあたしは口を開く。



「まずは教皇さんに・・・あれ?昨日王宮でて転移したから教皇さんは向こうに残ったままじゃね?ならルミナリアさんに会いに行けばいいのかな?それともシン達に会いに行けばいい?」



さてどうするべ?と考えた後シン達に会いに行く事にした。

もしかしたらミズキが護衛として一緒にルミナリアさん達が居るかもしれないからね!!



「カナデ、ミズキの居場所って分かる?」



あたしがそう聞くと少しの合い札目を瞑った後に口を開く。



「わかります、ご案内しますね」



両手を『ぐっ!!』っと握ってそう言って来たので思わず頭を撫でてしまったよ!!



「お願いね」



「はい!!」



嬉しそうに微笑むカナデにもう一度頭を撫でその後に歩き出して、カナデがあたしの前に急いで歩いて来てあたしの前を歩き始める。

そしてある部屋の前で足を止めてカナデはあたしを見上げて口を開く。



「ここですレン様」



嬉しそうに行ってくるカナデの頭を撫でながら口を開く。



「ありがとうねカナデ、部屋に入ろう」



そう言ってノックをした後部屋に入るとルミナリアさんとリリアーヌさん、そしてシンとミズキが部屋にいた。



「お帰りなさいませレン様」



あたしに気がついたミズキがそう口にして微笑みながら一礼する。



「ただいま、昨日何かあった?」



あたしがアズエルに戻ってから何かあったのかを聞いてみるとミズキガ微笑みながら首を左右に振り口を開く。



「こちらは何もございませんでした、それと王宮から使いの者が来まして伝言がございます」



へ?王宮から?向こうで何かあったのかな?と思っていたらルミナリアさんが口を開く。



「昨日から王宮に残っておられる教皇様からの連絡です、今日外にいる兵達に今回の件に関する真実とその事に対する対応、そしてこれからの事を話した後王都へと迎え入れるそうなので共に見守ってほしいとの事です」



ああ1昨日その事に関して話に行ったんだっけ!!納得したよ!!



「あれ?でも『王宮からの使い』ってもう出歩いても平気なの?」



まだ第三王子の派閥の奴がいそうなんだけど?とあたしが聞くとルミナリアさんが微笑みながら口を開く。



「それに関しては向こうからの使いは使徒様に恩を感じてる近衛騎士が『死んでも伝言だけは届けます』と受けてくれたようです、因みに教会本部からの伝言人は貴女様に忠誠を誓っていた者が快く受けてくれました」



お願いだからそんな所で命をかけないで!!
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