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あたしが言った事全然わかってねぇ!!
しおりを挟むあたしは目の前で跪く男性達を見た後溜息をついた後に口を開く。
「あたしに部下は必要ないんだよ」
あたしがそう言うと跪いている男性達が絶望したような顔になる。
「あたしは部下じゃなくて仲間が欲しい、だから『忠誠を誓う』ってのは無しにしてあたしの仲間になってよ」
あたしは平民なんだから忠誠を誓ってもらっても意味が無いんだよね。
「我々を・・・・・『仲間』と言ってくださるのですか?」
え?あたし変な事を言った?何でそんなに嬉しそうなの?
「勿論だよ」
あたしがそう言うと男性達は立ち上がり口を開く。
「我々も供に戦わせてください!!仲間として!!」
おおおぉぅ?いきなりぐいぐい来たね!!
「それはいいけどあまり無理はしないようにね?」
「貴女の剣となれるよう頑張ります!!」
わかってねぇ!!あたしが言った事全然わかってねぇ!!そう思いながら溜息をついた後あたしはコーリアスさんに視線を向けて口を開く。
「コーリアスさん、今日は此処で休む事にしよう」
今は昼過ぎだけどさっきの戦闘で疲れてると思うから今日は此処までで!!
「わかりました、皆にそう伝えます」
そう言いながら話を伝えようを歩いて行くコーリアスさんにあたしは声を掛ける。
「夜に責任者を集めてくれるかな?王都攻略にかんしてはなしをしたいからね」
明日の夜には多分王都に着くと思うんだ、そして戦うのはその翌日・・・・なら話せるうちに作戦を伝えておいたほうがいいからね。
「わかりました、では夜に伺います」
そう言ってコーリアスさんは一緒に来た男性達と一緒に去っていった。
「さてあたし達ものんびりしよう」
あたしはスフィアに抱きつきながらそう言いうとアリーヌも頷く。
「なら食事ね!!」
・・・・・・・・・・うん、何が『なら』何か分かんないけどご飯は食べたいかも!それに今回はリトルアニマルズ達の初戦闘だったからご褒美にいい肉でも食べさせてあげたい。
「ミズキ、今回の料理はドラゴン肉を使ってくれるかな?スフィアたちにご褒美だ」
「畏まりました」
ミズキは頷き料理を始めあたしは出来るまでアニマルズ達と戯れた。
「さて全員集まったみたいだから話し合いを始めようか」
ご飯をたべてのんびりしてその夜予定通り話し合いの為に大きなテントを集合場所にして皆で集まり話し合う時間になった。
「まずあたしの考えた作戦を話す、いいかな?」
周囲を見渡しながらそう言うと全員が頷いたのであたしは口を開く。
「前にも言ったと思うけど王都攻略は真正面から行くつもりだ、配置として最前線にあたし達【輝夜】、ドラゴンズ、その後ろにコーリアスさん達と衛兵300そして一番後ろの殿の位置にアニマルズ」
誰もが何も言わずあたしの話を真剣に聞いている。
「この配置はあたしの考えた作戦の為の配置だと思って欲しい、それで作戦なんだけど」
あたしが考えた作戦を皆に話すとコーリアスさんが口を開く。
「確かに思い通りに行けば我々は無傷で王都に入る事が出来ますが、本当に可能なのですか?」
心配そうな顔でそう聞いてきたのであたしは腕を組み胸を張って口を開く。
「可能だ!!」
うちの子達は全員が優秀だからね!!だから可能なんだよ!!
「まあセイとドラゴンズには少し苦労をかけると思うんだけどね」
あたしがそう言ってセイを見ると、セイは微笑みながら口を開く。
「レン様の仰った作戦の中に大変な作業はありませんのでご安心ください、勿論ドラゴンズの皆さんも同じ気持ちですわ」
それならよかった。
「あたしに部下は必要ないんだよ」
あたしがそう言うと跪いている男性達が絶望したような顔になる。
「あたしは部下じゃなくて仲間が欲しい、だから『忠誠を誓う』ってのは無しにしてあたしの仲間になってよ」
あたしは平民なんだから忠誠を誓ってもらっても意味が無いんだよね。
「我々を・・・・・『仲間』と言ってくださるのですか?」
え?あたし変な事を言った?何でそんなに嬉しそうなの?
「勿論だよ」
あたしがそう言うと男性達は立ち上がり口を開く。
「我々も供に戦わせてください!!仲間として!!」
おおおぉぅ?いきなりぐいぐい来たね!!
「それはいいけどあまり無理はしないようにね?」
「貴女の剣となれるよう頑張ります!!」
わかってねぇ!!あたしが言った事全然わかってねぇ!!そう思いながら溜息をついた後あたしはコーリアスさんに視線を向けて口を開く。
「コーリアスさん、今日は此処で休む事にしよう」
今は昼過ぎだけどさっきの戦闘で疲れてると思うから今日は此処までで!!
「わかりました、皆にそう伝えます」
そう言いながら話を伝えようを歩いて行くコーリアスさんにあたしは声を掛ける。
「夜に責任者を集めてくれるかな?王都攻略にかんしてはなしをしたいからね」
明日の夜には多分王都に着くと思うんだ、そして戦うのはその翌日・・・・なら話せるうちに作戦を伝えておいたほうがいいからね。
「わかりました、では夜に伺います」
そう言ってコーリアスさんは一緒に来た男性達と一緒に去っていった。
「さてあたし達ものんびりしよう」
あたしはスフィアに抱きつきながらそう言いうとアリーヌも頷く。
「なら食事ね!!」
・・・・・・・・・・うん、何が『なら』何か分かんないけどご飯は食べたいかも!それに今回はリトルアニマルズ達の初戦闘だったからご褒美にいい肉でも食べさせてあげたい。
「ミズキ、今回の料理はドラゴン肉を使ってくれるかな?スフィアたちにご褒美だ」
「畏まりました」
ミズキは頷き料理を始めあたしは出来るまでアニマルズ達と戯れた。
「さて全員集まったみたいだから話し合いを始めようか」
ご飯をたべてのんびりしてその夜予定通り話し合いの為に大きなテントを集合場所にして皆で集まり話し合う時間になった。
「まずあたしの考えた作戦を話す、いいかな?」
周囲を見渡しながらそう言うと全員が頷いたのであたしは口を開く。
「前にも言ったと思うけど王都攻略は真正面から行くつもりだ、配置として最前線にあたし達【輝夜】、ドラゴンズ、その後ろにコーリアスさん達と衛兵300そして一番後ろの殿の位置にアニマルズ」
誰もが何も言わずあたしの話を真剣に聞いている。
「この配置はあたしの考えた作戦の為の配置だと思って欲しい、それで作戦なんだけど」
あたしが考えた作戦を皆に話すとコーリアスさんが口を開く。
「確かに思い通りに行けば我々は無傷で王都に入る事が出来ますが、本当に可能なのですか?」
心配そうな顔でそう聞いてきたのであたしは腕を組み胸を張って口を開く。
「可能だ!!」
うちの子達は全員が優秀だからね!!だから可能なんだよ!!
「まあセイとドラゴンズには少し苦労をかけると思うんだけどね」
あたしがそう言ってセイを見ると、セイは微笑みながら口を開く。
「レン様の仰った作戦の中に大変な作業はありませんのでご安心ください、勿論ドラゴンズの皆さんも同じ気持ちですわ」
それならよかった。
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