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敵でした!!
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あたしがワインの事を褒めるのを見てウルステア王が微笑む。
「気に入られたか?」
そう聞かれたのであたしは素直に頷く。
「ならば何本か持ち帰るといい、帰りまでに用意させておく」
おお!!嬉しいね!!他の皆にものませたいね!きっとケイン達やメルヴィーラ達も喜ぶよ!!
「ありがとう、とても嬉しいよ」
これだけでも此処に来た甲斐があるってもんだべ!!
「レンさん」
あたしが心の中で喜んでいるとウルステア王の隣に座っている女性があたしに視線を向けて声を掛けてきた。
「ん?」
あたしがその女性に視線を向けるとその女性が微笑み口を開く。
「貴女にお礼が言いたかったのです、本当にありがとう」
「へ?」
何でいきなり奥さんにお礼いわれたの?あたし何もしてないよ?
「貴女にもらった指輪のお陰で作りたての料理が食べられるようになったの、本当に嬉しかったわ」
ああ!【毒無効】の指輪の件か!!
「別に気にしなくていいよ、あたしだって熱々の料理の方がいいからね、誰だって同じさ」
やっぱり作り立てを食べるのが一番なのよ!!
「そうね、だから感謝してるのよ」
まあ指輪が役に立ってるならよかった!!
ウルステア王の奥さん・・・・カリナさんは気さくな人でそれから様々な事を話をしてくれそれを聞いていたらメイドさん達が戻って来た。
「失礼します、前菜のサラダでございます」
さあ楽しい食事の始まりだ!!
「楽しんでもらえただろうか?」
食後のお茶を飲みながら一息ついていたらウルステア王がそう聞いて来たのであたしは満足顔で頷く。
「とても美味かったよ、やっぱり美味い料理は幸せになれるよね」
あたしがそう言うとウルステア王も笑いながら頷く。
「確かに美味い物を食べてる時は幸せだな」
「だべ?」
『食欲』ってのは人間の三大欲求の1つだからね妥協は許されないのですよ!!
「さてレン殿、これから少し話があるがいいかな?」
ん?なんだべ?
「ん?いいけど何?」
ウルステア王が真剣な表情になり口を開く。
「ダメーズ侯爵の事だ、レン殿には様々な事で世話になったので少し話しておこうと思ってな」
それは少し嬉しいかな?少し気になってたからね。
「聞くよ」
あたしがそう言うとウルステア王が頷き口を開く。
「レン殿が持って来てくれた『証拠』でダメーズ侯爵が裏組織のトップだという事は判っていると思うが『裏組織』は取り潰し損なてしまった」
「え?」
え?もしかしてナントカ侯爵がトップだと思ってたのに別にトップがいたっいて事?
「『裏組織』のナンバー2とナンバー3が逃げ延びて『裏組織』を再建させているらしい、今調べさせているからもう少しで殲滅できると思う」
ナントカ侯爵は見捨てられたのね!!でももう少しで場所の特定と『裏組織』の確保だ出来る訳だ。
「奴隷の方は?」
レコーズ一座の人達の事も気になってたんだよね。
「それに関しても調べてるが国内全域に手が伸びててな、かなり難航しそうだ」
あたしは思わずため息をついた。
「実はな王宮内に務めてる文官やメイドにもダメーズの息がかかってる者がいて都合の悪い情報はもみ消されていたのだ・・・・もうその者達は捕らえて正常化したのだが・・・・気がつかなかったことに自己嫌悪しておるよ」
まあ信頼して任せていたのに実は『敵でした!!』なんて思わないだろうからね。
へこむウルステア王にあたしは苦笑しながら口を開く。
「頑張って」
やっぱり王様ってメンドクサイ職業だよね、レンスに押し付け・・・・譲って良かった!!
「気に入られたか?」
そう聞かれたのであたしは素直に頷く。
「ならば何本か持ち帰るといい、帰りまでに用意させておく」
おお!!嬉しいね!!他の皆にものませたいね!きっとケイン達やメルヴィーラ達も喜ぶよ!!
「ありがとう、とても嬉しいよ」
これだけでも此処に来た甲斐があるってもんだべ!!
「レンさん」
あたしが心の中で喜んでいるとウルステア王の隣に座っている女性があたしに視線を向けて声を掛けてきた。
「ん?」
あたしがその女性に視線を向けるとその女性が微笑み口を開く。
「貴女にお礼が言いたかったのです、本当にありがとう」
「へ?」
何でいきなり奥さんにお礼いわれたの?あたし何もしてないよ?
「貴女にもらった指輪のお陰で作りたての料理が食べられるようになったの、本当に嬉しかったわ」
ああ!【毒無効】の指輪の件か!!
「別に気にしなくていいよ、あたしだって熱々の料理の方がいいからね、誰だって同じさ」
やっぱり作り立てを食べるのが一番なのよ!!
「そうね、だから感謝してるのよ」
まあ指輪が役に立ってるならよかった!!
ウルステア王の奥さん・・・・カリナさんは気さくな人でそれから様々な事を話をしてくれそれを聞いていたらメイドさん達が戻って来た。
「失礼します、前菜のサラダでございます」
さあ楽しい食事の始まりだ!!
「楽しんでもらえただろうか?」
食後のお茶を飲みながら一息ついていたらウルステア王がそう聞いて来たのであたしは満足顔で頷く。
「とても美味かったよ、やっぱり美味い料理は幸せになれるよね」
あたしがそう言うとウルステア王も笑いながら頷く。
「確かに美味い物を食べてる時は幸せだな」
「だべ?」
『食欲』ってのは人間の三大欲求の1つだからね妥協は許されないのですよ!!
「さてレン殿、これから少し話があるがいいかな?」
ん?なんだべ?
「ん?いいけど何?」
ウルステア王が真剣な表情になり口を開く。
「ダメーズ侯爵の事だ、レン殿には様々な事で世話になったので少し話しておこうと思ってな」
それは少し嬉しいかな?少し気になってたからね。
「聞くよ」
あたしがそう言うとウルステア王が頷き口を開く。
「レン殿が持って来てくれた『証拠』でダメーズ侯爵が裏組織のトップだという事は判っていると思うが『裏組織』は取り潰し損なてしまった」
「え?」
え?もしかしてナントカ侯爵がトップだと思ってたのに別にトップがいたっいて事?
「『裏組織』のナンバー2とナンバー3が逃げ延びて『裏組織』を再建させているらしい、今調べさせているからもう少しで殲滅できると思う」
ナントカ侯爵は見捨てられたのね!!でももう少しで場所の特定と『裏組織』の確保だ出来る訳だ。
「奴隷の方は?」
レコーズ一座の人達の事も気になってたんだよね。
「それに関しても調べてるが国内全域に手が伸びててな、かなり難航しそうだ」
あたしは思わずため息をついた。
「実はな王宮内に務めてる文官やメイドにもダメーズの息がかかってる者がいて都合の悪い情報はもみ消されていたのだ・・・・もうその者達は捕らえて正常化したのだが・・・・気がつかなかったことに自己嫌悪しておるよ」
まあ信頼して任せていたのに実は『敵でした!!』なんて思わないだろうからね。
へこむウルステア王にあたしは苦笑しながら口を開く。
「頑張って」
やっぱり王様ってメンドクサイ職業だよね、レンスに押し付け・・・・譲って良かった!!
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