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可愛いから!!
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あたしとリステアはギド達と暫く吞んで色んな事を話していたんだけどそろそろ帰る事となった。
「また来るよ」
ギド達はあたし達を見ながら頷き口開く。
「皆忙しいから揃って会う事は出来んが誰かここに居るはずだからいつでも来てくれ」
「うん、また吞もう」
あたしがそう言うと視界がぼやけて気がつけば講堂の祭壇の前に立っていた。
「帰ろうか」
「うん」
あたしはリステアの返事を聞き講堂を出て外へと歩き始めて少ししたらファルスさんと会った。
「お帰りになられるのですね?レン様に神の御加護がありますように」
「ありがとう、また来るよ」
「ありがとう」
あたしとリステアはファルスさんにお礼をした後教会を出た。
「レン?これからどうするの?」
あたしを見上げながらそう聞いてくるリステアにあたしは少し考えた後口を開く。
「ギドはああ言ってたけど少し気になるから暫く【アルセム】で過ごすよ」
なんか気になるんだよね、こう・・・きちんと言葉には出来いないけどなんか放っておけない感じがするんだよね。
「なら私も一緒に行く」
リステアがあたしを見上げながらそう言って来たので思わずリアステアを抱き上げて抱きしめてしまったよ!!可愛すぎ!!
「何で抱きしめたの?」
真剣な顔でそう言われてあたしはリステアを地面に降ろし手から腕を組み胸を張りながら口を開く。
「可愛いから!!」
もうね見上げながら尋ねられるのがこうね・・・めっちゃ可愛くて胸に来るんだよ!!
そんなあたしを見てリステアはため息をつく。
「そうなんだ」
あれ?呆れてる?まあその反応も可愛いからいいんだけどね!!
あたし達はそのまま家へと戻りリビングに行きそのまま寛いで夜までのんびりした。
そして子供達と一緒に食事をして食後のクーロムを飲んでいたら玄関方向からノック音が聞こえた。
「こんな時間に誰だべ?」
もう子供達が寝る時間、そんな時間の来客なのだからライとシンが警戒しながら玄関へと向かって・・・・・シンが戻って来た。
「ケイン陛下がウルステア王と共に来られましたどうされますか?」
へ?ケインが来たの?ウルステア王を連れて?なんの用だろう?
「入ってもらって」
あたしがそう言うとシンは頷き玄関へと戻って行き、ライと共にケイン達を連れて戻って来た。
「いらっしゃい2人供、今日はどうしたのさ?」
あたしがそう言うとケインが口を開く。
「今日は俺がおまけだ、ウルステア王に頼まれてウルステア王を此処に連れて来たのだ」
へ?ウルステア王があたしに用があるって事?と思ってウルステア王に視線を向けるとウルステア王が口を開く。
「前にした約束を守る為にケイン殿に頼んで其方の所に来たのだ」
ん?約束?約束なんかしたっけか?と思って首を傾げたらウルステア王が苦笑しながら口を開く。
「ケイン殿主催の『食事会』が終った後我が城で其方達に食事を御馳走すると約束したではないか」
「ああ!」
そう言えばそんな約束をしたね!!ケイン主催の『食事会』が終ったからすっかり忘れてたよ!
「それでいつご飯が食べれるの?」
・・・・・・・・・何でアリーヌさんがそれを聞くんですか?一応あたしが誘われてるんですが?
「2週間後でどうだろうか?」
「わかったわ!!!たくさん食べるから量も用意しておいてね!!」
うんアリーヌさん?返事はあたしがするべきだと思うんだ!!
「また来るよ」
ギド達はあたし達を見ながら頷き口開く。
「皆忙しいから揃って会う事は出来んが誰かここに居るはずだからいつでも来てくれ」
「うん、また吞もう」
あたしがそう言うと視界がぼやけて気がつけば講堂の祭壇の前に立っていた。
「帰ろうか」
「うん」
あたしはリステアの返事を聞き講堂を出て外へと歩き始めて少ししたらファルスさんと会った。
「お帰りになられるのですね?レン様に神の御加護がありますように」
「ありがとう、また来るよ」
「ありがとう」
あたしとリステアはファルスさんにお礼をした後教会を出た。
「レン?これからどうするの?」
あたしを見上げながらそう聞いてくるリステアにあたしは少し考えた後口を開く。
「ギドはああ言ってたけど少し気になるから暫く【アルセム】で過ごすよ」
なんか気になるんだよね、こう・・・きちんと言葉には出来いないけどなんか放っておけない感じがするんだよね。
「なら私も一緒に行く」
リステアがあたしを見上げながらそう言って来たので思わずリアステアを抱き上げて抱きしめてしまったよ!!可愛すぎ!!
「何で抱きしめたの?」
真剣な顔でそう言われてあたしはリステアを地面に降ろし手から腕を組み胸を張りながら口を開く。
「可愛いから!!」
もうね見上げながら尋ねられるのがこうね・・・めっちゃ可愛くて胸に来るんだよ!!
そんなあたしを見てリステアはため息をつく。
「そうなんだ」
あれ?呆れてる?まあその反応も可愛いからいいんだけどね!!
あたし達はそのまま家へと戻りリビングに行きそのまま寛いで夜までのんびりした。
そして子供達と一緒に食事をして食後のクーロムを飲んでいたら玄関方向からノック音が聞こえた。
「こんな時間に誰だべ?」
もう子供達が寝る時間、そんな時間の来客なのだからライとシンが警戒しながら玄関へと向かって・・・・・シンが戻って来た。
「ケイン陛下がウルステア王と共に来られましたどうされますか?」
へ?ケインが来たの?ウルステア王を連れて?なんの用だろう?
「入ってもらって」
あたしがそう言うとシンは頷き玄関へと戻って行き、ライと共にケイン達を連れて戻って来た。
「いらっしゃい2人供、今日はどうしたのさ?」
あたしがそう言うとケインが口を開く。
「今日は俺がおまけだ、ウルステア王に頼まれてウルステア王を此処に連れて来たのだ」
へ?ウルステア王があたしに用があるって事?と思ってウルステア王に視線を向けるとウルステア王が口を開く。
「前にした約束を守る為にケイン殿に頼んで其方の所に来たのだ」
ん?約束?約束なんかしたっけか?と思って首を傾げたらウルステア王が苦笑しながら口を開く。
「ケイン殿主催の『食事会』が終った後我が城で其方達に食事を御馳走すると約束したではないか」
「ああ!」
そう言えばそんな約束をしたね!!ケイン主催の『食事会』が終ったからすっかり忘れてたよ!
「それでいつご飯が食べれるの?」
・・・・・・・・・何でアリーヌさんがそれを聞くんですか?一応あたしが誘われてるんですが?
「2週間後でどうだろうか?」
「わかったわ!!!たくさん食べるから量も用意しておいてね!!」
うんアリーヌさん?返事はあたしがするべきだと思うんだ!!
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