レディース異世界満喫禄

日の丸

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なんかごめんなさい!!!

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あたしは再び気絶した暗殺者を見ながら口を開く。



「ライ。次連れて来て」



その言葉にライは『畏まりました』と言った後に気絶した暗殺者の足を掴み引き摺ってリビン魏へと向かい始め、それを見たカナデが結界を解きライが戻って来るのを待っていた。

そして新しく気絶している暗殺者の足をもち引き摺って戻って来た。



「お待たせしました、カナデ結界を張り直してください」



ライがそう言った後カナデが結界を張り直した。



あたしはライが連れて来た暗殺者をさっきの男と同じように仮面を取りビンタして起こす。

この暗殺者はまだ若い男で20代の男でなんかチャラそうな雰囲気があった。



「痛ってぇ・・・・え?」



自分で動けない状態な事に気がついた後周囲の確認をしてあたしを見つけそして口を開く。



「なあ姉さちゃん俺を助けてくれないか?逃がしてくれるんだったら礼としてアンタの嫌ってる奴を一人殺してやるよ」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何でお礼で『殺す』って出てくるんだ?意味がわかんねぇべさ。



「アンタに聞いたい事がある」



あたしがそう言うと暗殺者が嬉しそうな顔にな口を開く。



「なら俺が姉ちゃんの問いに答えたら開放してくれ!」



コイツ自分の置かれてる状況を把握してないの?物凄くおバカな返事でびっくりしたんだけど!!



「で?あたしの問いに答えてくれるの?」



あたしがそう聞くと暗殺者は何度も頷く。



「なら最初に何であんた等が此処であたしを襲った?」



まさか家で襲われるとは思わなかったからね。



「俺達の依頼人が調べた、情報の漏洩を避ける為に俺達が此処に差し向けられたわけだ、それで誰もいなそうだったから侵入して帰って来るのを待っていたらいきなりリビンに現れて、驚いた仲間の一人が仕掛けちまってそのまま戦いになって・・・御覧の通りだ」



あのおっさんの読みが悉く当たってる事に驚く。



「さあ話したから開放してくれ!」



あたしはしゃがみこみ暗殺者に視線を合わせて口を開く。



「開放はしてあげられないけどいい物やるよ」



「え?へぼっ!!」



その態勢からアッパーを放ち暗殺者を吹き飛ばした。



「まあ聞きたい事は聞いたから後はセイが戻ってくるまでのんびりしよう」



カナデに暗殺者の周りに結界を張ってもらって逃げられないよにした後カナデに紅茶を入れてもらいその他の子達は家が散らかったので掃除や片付けをしてもらう。



「ただいま帰りましたレン様、ギルドからAランカー5人が来てくれました。それと後から騎士が数人こちらに来るそうです」



カナデに紅茶を入れてもらってから20分位でセイが戻って来て、セイの後には5人の男女だついて来ていた。



「ご苦労様、暗殺者達は逃げられないように猿ぐつわをして両手両足を縛って結界で閉じ込めてあるからね」



セイと一緒に来た討伐者達の中の男性があたしの言葉を聞き、暗殺者達の末路を見て唖然とした後口を開いた。



「俺達が来た意味は無いよな?」



その男性の言葉に他の仲間達も頷いた。



「え?来てもらった意味はあるよ?こいつ等を連れて行ってもらいたいんだよ、あたしの家にこいつ等のいる場所なんて無いからね」



あたしがこいつ等を連れて行くとかめんどくさすぎるべ?と思いそう言うとさっき最初に話した男性が口を開く。



「もう少ししたら騎士たちが来るから、騎士が連れて行ってくれるんじゃないか?やっぱり俺達っていらなかったよな?」



・・・・・・・・・・・なんかごめんなさい!!!
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