レディース異世界満喫禄

日の丸

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帰り道なんてわかる訳ないべさ!!

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いきなりウルステア王が笑ったのであたしは首を傾げながら口を開く。



「いきなりどうしたのさ?」



あたしがそう聞くとウルステア王が笑いながら口を開く。



「ケイン殿達の言った通りの人物で嬉しくなったのだよ」



・・・・・・・・・ケイン達はウルステア王になんて言ったんだろう?ろくでもない事を吹き込んでそうで聞きたくないんだけど?



「あいつ等は大袈裟に言ってるだけだ、あたしは何処にでもいる普通の討伐者だよ」



あたしがそう言うとウルステア王が微笑んだ後口を開く。



「今回の情報の礼をしたいのだが何か希望はあるか?」



その言葉にあたしは首を左右に振る。



「何もいらないよ、そんな事が目的で動いたわけじゃないからね」



関わった以上はあたしが納得できるような終わり方にしたかっただけだからね。



「そうか・・・・」



ウルステア王が少し考えていた後頷き口を開く。



「では今度行われる『食事会』で私の好きなワインを持って行こう」



え?お酒?ラッキー!!って?



「え?『食事会』ってウルステア王も【王様会合】のメンバーになったの?」



確か『食事会』は【王様会合】のメンバーとその家族とあたし達だけが参加することになってたはずだよ?



「ケイン殿に誘われて【王様会合】のメンバーとなったのだよ」



・・・・・これで【王様会合】のメンバーって8ヵ国じゃかったっけ?このまま行けば全国の王様が【王様会合】のメンバーになるんじゃね?



「そうなんだね、まああたしはその会合に顔を出さないけど【銀狼の寝床】でやってるんだからたまに会うかもしれないね」



これまで適当に【銀狼の寝床】に行って【王様会合】をやってる時にケイン達と会った事が無いから何とも言えないけどね。

それから少しウルステア王と今回の件に関して話をした後あたし達は帰る事にした。



「あたしはそろそろ帰るよ」



そう言って席を立つとウルステア王も立ち上がり頭を下げた。



「もう一度きちんと礼をさせて欲しい・・・今回はとても助かった、ありがとう」



あたしは苦笑しながら口を開く。



「例はキチンと受けとったよ、これから大変だろうけど頑張ってね」



あたしがそう言おうとウルステア王は真剣な顔で頷く。



「国民の為にも其方の協力を無駄にしない為にもこの件はきっりちりと終わらせることをここに誓う」



うんかなり本気らしいのは伝わったよ。



「それじゃあ頑張って」



他紙はそう言い残して部屋を出て・・・・・・部屋の中へと戻る。



「悪いんだけど外まで連れて行ってもらえないかな?」



なんだか部屋の中がビミョーな雰囲気になった。

だって仕方ないじゃん!!ここに来たのは2回目なんだよ?帰り道なんてわかる訳ないべさ!!



「わかった・・・バーキット頼めるか?」



ため息交じりにウルステア王がバーキットさんにそう頼むと、バーキットさんは頷く。



「ではレン殿、まいりましょうか」



バーキットさんがそう言って来たのであたしは頷いた後ウルステア王に視線を向けて口を開く。



「邪魔したね」



そう言ってあたし達はバーキットさんについて行く。



「レン殿、私からもお礼を言わせてください、今回の件本当にありがとうございました」



バーキットさんが足を止めて振り向きあたしに頭を下げてそう言って来たのであたしは少し驚き慌ててバーキットさんに声を掛ける。



「お礼はさっき王様にもらったからもういいよ、バーキットさんも大変だけど頑張ってね」



「はい」



あたし達はバーキットさんの案内でお城を出る事が出来た。
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