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閑話 王様会合10
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「いらないよ、あたし望みは『裏』をしっかりと潰してもらう事だよ、頑張ってね」
そう言い残してレンは転移していった。
「全くあいつは・・・・・」
思わずため息をつきながらそう呟くと前に座っているフィルミット殿が俺を見て苦笑していた。
「あの者を気にいっておるのですな」
そう言われて俺もも苦笑しながら口を開く。
「アイツには我が国を救ってもらった事があるのですよ、ですから俺はあいつの友となったのです
」
そう言うとフィルミット殿が真剣な顔になり口を開く。
「先程レン殿はアクス殿以外にも王との面識があると言っておったが真なのか?」
「本当ですよ、7国の王がレンと友誼を結んでおります、あいつは多かれ少なかれそれぞれの国の問題を解決し、王達に認められたのですよ」
まあやってる事は滅茶苦茶に見えるけど終わってみれば丸く収まるんだよなぁ・・・・とても不思議だ。
「真面目な話に戻りますが我が国が貴方の国の名を背負った者を危険な思いをさせてしまったのは事実、ですので対外的には『【ウォルム王国】から今後の外交について考えねばならない』と言われた事にしておきたいのですがよろしいかアクス殿?」
この狸オヤジえげつない事を考えたな。
「そう我が国から言われたことで『裏』に関する捜査をなあなあにさせないつもりですな?」
俺がそう言うとフィルミット殿が真剣な顔で頷く。
「お恥ずかしい話ですがレン殿に言われるまでこのようなことになってるとは思いもしませんでいた、それに先程の話を聞く限り恥ずかしい事に貴族が手を貸しているという話です、しかしどんな貴族が裏で仕切っているかもわからない、ならば最初から逃げ道を塞いだ上で調べるしかないと思っている」
確かにさっきの話では子爵クラスの貴族は捕らえたけどもしかしたらもっと上の爵位を持つ者が仕切っている可能性もある。
「我が国の事は気にせずに膿取りをしてください、膿は取れるうちに取っておいた方がいい」
「すまぬ」
フィルミット殿が俺に向かい頭を下げたので苦笑しながら口を開く。
「そうだフィルミット殿、これから時間はあるだろうか?時間があれば付き合って欲しいのだが」
俺がそう言うとフィルミット殿は頷いてから口を開く。
「何処に行かれるのだ?」
俺は笑いながら口を開く。
「今日は特別な集まりがある日なのだ、今日レンが貴殿を連れてきた事に感謝せねばならんな」
その後に俺達は【転移の腕輪】を使いアズエルのケインが所持している家へと転移した。
「アクス殿・・・・其方も【転移魔法】が使えるのか?」
驚いた顔で俺を見ているフィルミット殿に俺は首を左右に振る。
「【転移の腕輪】という魔道具をつかったのだ、今から少しるあるくことになるのでついて来て下さい」
俺はそう言った後家を出て【銀狼の寝床】に向かい歩き始めフィルミット殿と世間話をしながら歩き何事も無く店についた。
「ここは?」
そう聞かれたので此処に集まる事になっている、店に入りますぞ」
俺が入ると顔馴染みの店員が俺に向かい頭を下げた後に口を開く。
「他の方々はもういらしております」
「そうか、なら上へ行かせてもらう」
俺はそう言って二階へと上がり口を開く。
「すまん待たせたな」
二階に上がると【王様会合】のメンバーが全員そろっており、もう酒を呑みながら談笑してい居る所だった。
「気にするな・・・・・そちらの方は?」
ケインがフィルミット殿を見た後に俺に向かい訪ねて来たので俺は苦笑しながら口を開く。
「今回のレンの犠牲者だ」
あ!言い方を間違えたかな?
そう言い残してレンは転移していった。
「全くあいつは・・・・・」
思わずため息をつきながらそう呟くと前に座っているフィルミット殿が俺を見て苦笑していた。
「あの者を気にいっておるのですな」
そう言われて俺もも苦笑しながら口を開く。
「アイツには我が国を救ってもらった事があるのですよ、ですから俺はあいつの友となったのです
」
そう言うとフィルミット殿が真剣な顔になり口を開く。
「先程レン殿はアクス殿以外にも王との面識があると言っておったが真なのか?」
「本当ですよ、7国の王がレンと友誼を結んでおります、あいつは多かれ少なかれそれぞれの国の問題を解決し、王達に認められたのですよ」
まあやってる事は滅茶苦茶に見えるけど終わってみれば丸く収まるんだよなぁ・・・・とても不思議だ。
「真面目な話に戻りますが我が国が貴方の国の名を背負った者を危険な思いをさせてしまったのは事実、ですので対外的には『【ウォルム王国】から今後の外交について考えねばならない』と言われた事にしておきたいのですがよろしいかアクス殿?」
この狸オヤジえげつない事を考えたな。
「そう我が国から言われたことで『裏』に関する捜査をなあなあにさせないつもりですな?」
俺がそう言うとフィルミット殿が真剣な顔で頷く。
「お恥ずかしい話ですがレン殿に言われるまでこのようなことになってるとは思いもしませんでいた、それに先程の話を聞く限り恥ずかしい事に貴族が手を貸しているという話です、しかしどんな貴族が裏で仕切っているかもわからない、ならば最初から逃げ道を塞いだ上で調べるしかないと思っている」
確かにさっきの話では子爵クラスの貴族は捕らえたけどもしかしたらもっと上の爵位を持つ者が仕切っている可能性もある。
「我が国の事は気にせずに膿取りをしてください、膿は取れるうちに取っておいた方がいい」
「すまぬ」
フィルミット殿が俺に向かい頭を下げたので苦笑しながら口を開く。
「そうだフィルミット殿、これから時間はあるだろうか?時間があれば付き合って欲しいのだが」
俺がそう言うとフィルミット殿は頷いてから口を開く。
「何処に行かれるのだ?」
俺は笑いながら口を開く。
「今日は特別な集まりがある日なのだ、今日レンが貴殿を連れてきた事に感謝せねばならんな」
その後に俺達は【転移の腕輪】を使いアズエルのケインが所持している家へと転移した。
「アクス殿・・・・其方も【転移魔法】が使えるのか?」
驚いた顔で俺を見ているフィルミット殿に俺は首を左右に振る。
「【転移の腕輪】という魔道具をつかったのだ、今から少しるあるくことになるのでついて来て下さい」
俺はそう言った後家を出て【銀狼の寝床】に向かい歩き始めフィルミット殿と世間話をしながら歩き何事も無く店についた。
「ここは?」
そう聞かれたので此処に集まる事になっている、店に入りますぞ」
俺が入ると顔馴染みの店員が俺に向かい頭を下げた後に口を開く。
「他の方々はもういらしております」
「そうか、なら上へ行かせてもらう」
俺はそう言って二階へと上がり口を開く。
「すまん待たせたな」
二階に上がると【王様会合】のメンバーが全員そろっており、もう酒を呑みながら談笑してい居る所だった。
「気にするな・・・・・そちらの方は?」
ケインがフィルミット殿を見た後に俺に向かい訪ねて来たので俺は苦笑しながら口を開く。
「今回のレンの犠牲者だ」
あ!言い方を間違えたかな?
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