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中々鋭いねアクス!!
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ウルステア王の言葉を聞いた後アクスはソファーに座りあたしに視線を向けて口を開く。
「悪いが俺にもお茶を入れてくれるか?話が長くなりそうだ」
あたしは頷きミズキに緯線を向けるとミズキは微笑みながらアクスの分も入れ始める。
「ではフィルミット殿、お話をお聞かせ願いますかな?」
アクスがウルステア王にそう言うとウルステア王は真剣な顔で頷いた後に口を開き国で起きた事を隠さずに全部話した。
「・・・・・・なるほど、フィルミット殿が『謝罪に来た』の意味が分かりました」
話を聞き終えて深い溜息をついた後にアクスが口を開いた。
「そして我が国のこれからのウルステア王国への対応ですが・・・・・・何も変わりません」
アクスがそう言うとウルステア王は驚いたような顔をした後にホッとひと息ついた。
「今回の件はこいつが巻き込まれた・・・と思っているかもしれませんが、たぶんこいつが自ら喜んで突っ込んで行ったんだと思いますよ」
アクスがそう言いながらあたしをジト目で見て来たので思わず視線を逸らしてしまう。
中々鋭いねアクス!!まったくもってその通りなんだよ!!
「そうだよなレン?」
アクスにそう言われてあたしはため息をついた後に視線を逸らしながら口を開く。
「【レカスタシア】で起きた事を調べた時に貴族が絡んでる可能性が出て来たんだよ、それでその貴族が悪事を握りつぶす可能性も出て来たからそうさせない為にわざと攫われた」
あたしがそう言うとアクスが深い溜息を突きウルステア王は驚いた顔になる。
「レン殿、その『【レカスタシア】で起きた事』とは一体どんな事なのだ?詳しく話してくれ」
ウルステア王にそう言われたのでドンタコス盗賊団の捕縛と末路を話し、そこから出て来た貴族が裏で手を引いている可能性の事もしっかりと話す。
「・・・・・・・・なるほど・・・・・・・アクス殿やはり私は彼方に謝らなければならぬ、これは我が国の厄介事にレン殿を巻き込んだ私の不徳の致すところであった・・・・・すまない」
アクスに頭を下げてそれが終るとあたしにも謝って来た。
「レン殿も済まない・・・私がもっとしっかりとしていればこんな事にはならずに済んだのだ」
へえ・・・・王様が平民に頭を下げるのは凄いね、気に入った。
「あ!ウルステア王さん、もう一つ気になる事があったよ」
ふとある事を思い出したのでウルステア王に伝えておこうと思い、そうウルステア王に声を掛ける。
「何だね?」
「あたしが攫われた時に賊がこう言ったんだ『お前運がいいぜ?お前なら戦闘奴隷じゃなくて愛玩奴隷になれるからな、怖い思いをいなくて済むぜ?』って」
あたしが言った事を聞きその言葉の内容を確認するように考えているウルステア王にあたしは話を続ける。
「おかしいとは思わない?隣国である【ウォルム王国】とは友好国で争いも無く、国内も安定している、なのに何で『戦闘奴隷』が必要なんだ?」
あたしの指摘にウルステア王ははっとした顔になった後に真剣な顔に戻り口を開く。
「反乱が起きるとでも?」
あたしはその言葉を聞き苦笑しながら口を開く。
「さあ?あたしは気になったから王様に言っただけだよ、調べるのは王様の仕事だべ?」
こういうのは王様の仕事です!!あたしの仕事じゃありません!!
「さてあたし達はもう帰るよ、アクス、ウルステア王とまだ話す?」
あたしがそう聞くとアクスが頷く。
「ああ、滅多に会わないのでもう少し話したいともう、俺が送るからレンは帰っても大丈夫だぞ」
なら安心だね。
「ならあたし達は帰るよそれじゃあウルステア王、元気でね」
あたしがそう言うとウルステア王は頷き口を開く。
「今回の件はすまなかったな、後できちんと侘びの品でも送る」
そう言って来たのであたしは首を左右に振る。
「いらないよ、あたし望みは『裏』をしっかりと潰してもらう事だよ、頑張ってね」
あたしはそう言い終わると【ウルステア】の家へと転移した。
「悪いが俺にもお茶を入れてくれるか?話が長くなりそうだ」
あたしは頷きミズキに緯線を向けるとミズキは微笑みながらアクスの分も入れ始める。
「ではフィルミット殿、お話をお聞かせ願いますかな?」
アクスがウルステア王にそう言うとウルステア王は真剣な顔で頷いた後に口を開き国で起きた事を隠さずに全部話した。
「・・・・・・なるほど、フィルミット殿が『謝罪に来た』の意味が分かりました」
話を聞き終えて深い溜息をついた後にアクスが口を開いた。
「そして我が国のこれからのウルステア王国への対応ですが・・・・・・何も変わりません」
アクスがそう言うとウルステア王は驚いたような顔をした後にホッとひと息ついた。
「今回の件はこいつが巻き込まれた・・・と思っているかもしれませんが、たぶんこいつが自ら喜んで突っ込んで行ったんだと思いますよ」
アクスがそう言いながらあたしをジト目で見て来たので思わず視線を逸らしてしまう。
中々鋭いねアクス!!まったくもってその通りなんだよ!!
「そうだよなレン?」
アクスにそう言われてあたしはため息をついた後に視線を逸らしながら口を開く。
「【レカスタシア】で起きた事を調べた時に貴族が絡んでる可能性が出て来たんだよ、それでその貴族が悪事を握りつぶす可能性も出て来たからそうさせない為にわざと攫われた」
あたしがそう言うとアクスが深い溜息を突きウルステア王は驚いた顔になる。
「レン殿、その『【レカスタシア】で起きた事』とは一体どんな事なのだ?詳しく話してくれ」
ウルステア王にそう言われたのでドンタコス盗賊団の捕縛と末路を話し、そこから出て来た貴族が裏で手を引いている可能性の事もしっかりと話す。
「・・・・・・・・なるほど・・・・・・・アクス殿やはり私は彼方に謝らなければならぬ、これは我が国の厄介事にレン殿を巻き込んだ私の不徳の致すところであった・・・・・すまない」
アクスに頭を下げてそれが終るとあたしにも謝って来た。
「レン殿も済まない・・・私がもっとしっかりとしていればこんな事にはならずに済んだのだ」
へえ・・・・王様が平民に頭を下げるのは凄いね、気に入った。
「あ!ウルステア王さん、もう一つ気になる事があったよ」
ふとある事を思い出したのでウルステア王に伝えておこうと思い、そうウルステア王に声を掛ける。
「何だね?」
「あたしが攫われた時に賊がこう言ったんだ『お前運がいいぜ?お前なら戦闘奴隷じゃなくて愛玩奴隷になれるからな、怖い思いをいなくて済むぜ?』って」
あたしが言った事を聞きその言葉の内容を確認するように考えているウルステア王にあたしは話を続ける。
「おかしいとは思わない?隣国である【ウォルム王国】とは友好国で争いも無く、国内も安定している、なのに何で『戦闘奴隷』が必要なんだ?」
あたしの指摘にウルステア王ははっとした顔になった後に真剣な顔に戻り口を開く。
「反乱が起きるとでも?」
あたしはその言葉を聞き苦笑しながら口を開く。
「さあ?あたしは気になったから王様に言っただけだよ、調べるのは王様の仕事だべ?」
こういうのは王様の仕事です!!あたしの仕事じゃありません!!
「さてあたし達はもう帰るよ、アクス、ウルステア王とまだ話す?」
あたしがそう聞くとアクスが頷く。
「ああ、滅多に会わないのでもう少し話したいともう、俺が送るからレンは帰っても大丈夫だぞ」
なら安心だね。
「ならあたし達は帰るよそれじゃあウルステア王、元気でね」
あたしがそう言うとウルステア王は頷き口を開く。
「今回の件はすまなかったな、後できちんと侘びの品でも送る」
そう言って来たのであたしは首を左右に振る。
「いらないよ、あたし望みは『裏』をしっかりと潰してもらう事だよ、頑張ってね」
あたしはそう言い終わると【ウルステア】の家へと転移した。
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