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まずはあっちに行かないと始まらないからね!!
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「それでレン、貴女が考えた『いい事」って?」
アリーヌさんのツッコミを微笑みながら見ていたララウが真剣な顔でそう聞いてきた。
「確かギルドが国と連携して調査してるんだよね?」
あたしがそう訊ねるとララウが頷いた後口を開く。
「そうよ、国とギルドの情報網って違うのよ、だから国で得られない情報もギルドでは見つけられることもあるしその逆もしかり・・・・ね」
だから国もギルドに話を持って来たんだね。
「って事は国とギルドの連絡員っているんだよね?」
やっぱり違う組織である以上橋渡し役はいるはずだよね?
そう聞くとララウは頷く。
「もちろんいます、ですがさっきの話を聞くとその調査員も向こうにつく可能性があるかと」
貴族側につくかもって事だよね?まあ大丈夫だと思う。
「ララウあたし達と【レカスタシア】に行くべ、もちろんその調査員の人も一緒に」
まずはあっちに行かないと始まらないからね!!
「本気なの?」
真剣な顔であたしを見ながらそう聞くララウにあたしはニヤリとしながら話し掛ける。
「あたしが冗談言う訳ないべ?絶対にうまく行くから」
あたしがそう言ってララウを見つめるとララウが溜息をついた後頷く。
「【レカスタシア】に行くからにはこの事を出張扱いにしてもらわないといけないわね」
そう言って微笑んでくるララウにあたしは苦笑しながら口を開く。
「信じてくれるの?もしかしたら適当な事を言ってるのかもしれないんだよ?」
あたしがそう言うとララウが微笑みながら口を開く。
「レンはダンジョン攻略者ですよ?その人が『出来る』言ってるのです、誰よりも説得力があると思います」
「ありがとう」
まあ悪いようにはしないよ!多分ね!!
「調査員に同行してもらえるよう話をつけてからの移動となりますから3日ください」
ララウがそう言って来たのであたしは頷き口を開く。
「なら3日後の朝にギルドに行くよ、それまであたし達はやりたい事があるからそれを済ませるよ」
あたしがそう言うとララウが頷く。
「わかりました3日後にギルドで」
そう言って店を出て行くララウを見送った後あたし達も店を出る事にする。
「レオリスさん今回は本当にご苦労さんだったね、また調べてもらいたい事が出来たら依頼させてもらうよ」
そう言うとレオリスは首を左右に振る。
「今回は役に立てなかったから『ご苦労さん』はないさ、だが何かあったら話を持って来てくれ力になる」
その言葉にあたしは頷き店を出た。
店を出た後拠点として買った家に戻るとエルスさん、ミズキ、ミレーヌが家でくつろいでいた。
「ただいまー」
家に入ってそう言うと3人は笑顔で出迎えてくれた。
「「「お帰りなさいませ」」」
3人供何事も無かったようで笑顔で出迎えてくれたことをとても嬉しく感じる。
「レン様ダンジョンはいかがでしたか?」
エルスさんがそう聞いてきたのでダンジョンでの出来事を全部話す。
「なるほど・・・・・そちらの方がレン様のお探しなっていた響子様ですね?」
視線を響子さんに向けて追う言って来たのであたしは頷く。
「初めまして私はエルス・ジェネと申します、レン様のお世話をはじめ商会も任されております、よろしくお願いします」
綺麗に一礼するエルスさんを見て驚いていた響子さんが慌てて我に返り口を開く。
「初めまして五代響子と申します、今後レンさんの住んでいるアズエルっていう街に住むことになりました、迷惑をかけるかもしれませんがよろしくお願いします」
そう言って深々と頭を下げる。
「エルスさん、あたしはもう一度【レカスタシア】って街に行かなきゃいけなくなったんだ、まあ3日後になんだけどね」
あたしがそう言うと真剣な顔でエルスさんが口を開く。
「詳しくお話しください」
あたしは頷いた後レオリスの店でのやり取りを話す。
アリーヌさんのツッコミを微笑みながら見ていたララウが真剣な顔でそう聞いてきた。
「確かギルドが国と連携して調査してるんだよね?」
あたしがそう訊ねるとララウが頷いた後口を開く。
「そうよ、国とギルドの情報網って違うのよ、だから国で得られない情報もギルドでは見つけられることもあるしその逆もしかり・・・・ね」
だから国もギルドに話を持って来たんだね。
「って事は国とギルドの連絡員っているんだよね?」
やっぱり違う組織である以上橋渡し役はいるはずだよね?
そう聞くとララウは頷く。
「もちろんいます、ですがさっきの話を聞くとその調査員も向こうにつく可能性があるかと」
貴族側につくかもって事だよね?まあ大丈夫だと思う。
「ララウあたし達と【レカスタシア】に行くべ、もちろんその調査員の人も一緒に」
まずはあっちに行かないと始まらないからね!!
「本気なの?」
真剣な顔であたしを見ながらそう聞くララウにあたしはニヤリとしながら話し掛ける。
「あたしが冗談言う訳ないべ?絶対にうまく行くから」
あたしがそう言ってララウを見つめるとララウが溜息をついた後頷く。
「【レカスタシア】に行くからにはこの事を出張扱いにしてもらわないといけないわね」
そう言って微笑んでくるララウにあたしは苦笑しながら口を開く。
「信じてくれるの?もしかしたら適当な事を言ってるのかもしれないんだよ?」
あたしがそう言うとララウが微笑みながら口を開く。
「レンはダンジョン攻略者ですよ?その人が『出来る』言ってるのです、誰よりも説得力があると思います」
「ありがとう」
まあ悪いようにはしないよ!多分ね!!
「調査員に同行してもらえるよう話をつけてからの移動となりますから3日ください」
ララウがそう言って来たのであたしは頷き口を開く。
「なら3日後の朝にギルドに行くよ、それまであたし達はやりたい事があるからそれを済ませるよ」
あたしがそう言うとララウが頷く。
「わかりました3日後にギルドで」
そう言って店を出て行くララウを見送った後あたし達も店を出る事にする。
「レオリスさん今回は本当にご苦労さんだったね、また調べてもらいたい事が出来たら依頼させてもらうよ」
そう言うとレオリスは首を左右に振る。
「今回は役に立てなかったから『ご苦労さん』はないさ、だが何かあったら話を持って来てくれ力になる」
その言葉にあたしは頷き店を出た。
店を出た後拠点として買った家に戻るとエルスさん、ミズキ、ミレーヌが家でくつろいでいた。
「ただいまー」
家に入ってそう言うと3人は笑顔で出迎えてくれた。
「「「お帰りなさいませ」」」
3人供何事も無かったようで笑顔で出迎えてくれたことをとても嬉しく感じる。
「レン様ダンジョンはいかがでしたか?」
エルスさんがそう聞いてきたのでダンジョンでの出来事を全部話す。
「なるほど・・・・・そちらの方がレン様のお探しなっていた響子様ですね?」
視線を響子さんに向けて追う言って来たのであたしは頷く。
「初めまして私はエルス・ジェネと申します、レン様のお世話をはじめ商会も任されております、よろしくお願いします」
綺麗に一礼するエルスさんを見て驚いていた響子さんが慌てて我に返り口を開く。
「初めまして五代響子と申します、今後レンさんの住んでいるアズエルっていう街に住むことになりました、迷惑をかけるかもしれませんがよろしくお願いします」
そう言って深々と頭を下げる。
「エルスさん、あたしはもう一度【レカスタシア】って街に行かなきゃいけなくなったんだ、まあ3日後になんだけどね」
あたしがそう言うと真剣な顔でエルスさんが口を開く。
「詳しくお話しください」
あたしは頷いた後レオリスの店でのやり取りを話す。
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