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どこぞの国のグラマスを思い出したよ!!
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あたしの言葉に驚いていたララウだったけど我に返り口を開く。
「レン今の話を詳しく・・・・って言うか響子さん?え?イオリンさんじゃないの?」
冷静になったと思って言うたけどまだ混乱しているみたいで思わず苦笑してしまう。
「あたしも驚いたけど偶然会ってね、まあその時は襲われた後だったんだけどね」
あたしはその時の事を詳しく話す。
「・・・・・・・・なるほど・・・それは盲点でした、ダンジョンに入り戻ってこない方達は『死亡』扱いになる事になっていますから、もちろん街に戻らず他の所へ旅立つ方もいらっしゃいますのでそこら辺が曖昧になりがちではありますが」
まあ討伐者はいっぱい居るから全員の事を把握出来る訳ないからね。
「レン君の持って来てくれた情報はとても重要な事だ、報酬を弾ませてもらう」
「それだけじゃなくてギルド内も調べた方がいい、狙いをつけた討伐者の後をつけて攫うってだけじゃないかもしれないからね」
あたしの言葉にグラマスとララウがかなり険しい顔になる。
「つまり討伐者達がダンジョンに行く情報を流している可能性もあると?」
あたしは苦笑しながら口を開く。
「可能性だよ」
グラマスが真剣な顔でそう言った後に口を開く。
「なあレン君?」
「何だべ?」
真剣な顔であたしにそう言って来たので何を言われるのかと構えてしまう。
「逃げた連中の顔を覚えているかい?」
「残念だけど覚えてないよ」
あの時は誘拐犯だとは思わなかったからスルーしちゃって顔なんか見てなかったんだよね。
「響子さんは覚えてる?」
あたしは響子さんに視線を向けそう聞くと響子さんは首を左右に振る。
「覚えてないわ、追い払う事で精一杯だったもの」
精一杯であのテンションですか?とはさすがに言えなかった・・・・・あたし偉い!!
あたし達の答えを聞き暫く考え込んでいたグラマスが口を開く。
「それは仕方ないですね、ララウ君後で各部署の責任者を呼んで今後の事を話し合う事にしよう」
「わかりました」
ララウが頷いたのを見た後グラマスが視線をあたしに戻してあたしをじっと見た後口を開いた。
「良い尻してるのぅ」
スッパーーーン!!とララウが後ろからグラマスの頭を叩いた!!
「ごめんなさいレン、うちのグラマスは仕事は出来るんだけど性格がね・・・・・・」
なんかとても申し訳なさそうにそういってくるのであたしはため息をつく。
なんかどこぞの国のグラマスを思い出したよ!!
「痛いぞララウ君?大丈夫だ君のお尻も素敵だから」
スッパーーーン!!と更に叩かれて黙るグラマスを見てますますあの爺さんを思い出す。
「なあグラマス、メイシェル王国のグラマスを知ってる?アンタの性格にそっくりなんだけど」
世の中の男共がこんな感じなのかそれともあたしが会う男だけがこんなのだけなのかとても気になる所です!!
「む?メイシェル王国のグラマスは私の兄だ、ジョセフ兄さんを知ってるのかい?」
兄弟かよ!!道理で似たような事を言ってる訳だ!!
「よく知ってるよ」
あたしがそう言うとグラマスは何度も頷き遠くを見ながら口を開く。
「兄とは熱い論争を交わしたものだ、『尻が良いか胸が良いか』でな」
「しょうもな!!」
くだらなすぎるよ!!そんな論争すんよ!!
「話がそれたがレン君にはダンジョン攻略情報の報酬と事件に関する情報の報酬を渡す、助かったよ」
いきなり真顔になりさっきの話に戻るグラマスの話にあたしは頷く。
「レン君」
「何だべ?」
「ベストヒップ!!」
親指を立ててそう言い切るグラマスの頭をあたしとララウが思いっきり叩いた!!
「レン今の話を詳しく・・・・って言うか響子さん?え?イオリンさんじゃないの?」
冷静になったと思って言うたけどまだ混乱しているみたいで思わず苦笑してしまう。
「あたしも驚いたけど偶然会ってね、まあその時は襲われた後だったんだけどね」
あたしはその時の事を詳しく話す。
「・・・・・・・・なるほど・・・それは盲点でした、ダンジョンに入り戻ってこない方達は『死亡』扱いになる事になっていますから、もちろん街に戻らず他の所へ旅立つ方もいらっしゃいますのでそこら辺が曖昧になりがちではありますが」
まあ討伐者はいっぱい居るから全員の事を把握出来る訳ないからね。
「レン君の持って来てくれた情報はとても重要な事だ、報酬を弾ませてもらう」
「それだけじゃなくてギルド内も調べた方がいい、狙いをつけた討伐者の後をつけて攫うってだけじゃないかもしれないからね」
あたしの言葉にグラマスとララウがかなり険しい顔になる。
「つまり討伐者達がダンジョンに行く情報を流している可能性もあると?」
あたしは苦笑しながら口を開く。
「可能性だよ」
グラマスが真剣な顔でそう言った後に口を開く。
「なあレン君?」
「何だべ?」
真剣な顔であたしにそう言って来たので何を言われるのかと構えてしまう。
「逃げた連中の顔を覚えているかい?」
「残念だけど覚えてないよ」
あの時は誘拐犯だとは思わなかったからスルーしちゃって顔なんか見てなかったんだよね。
「響子さんは覚えてる?」
あたしは響子さんに視線を向けそう聞くと響子さんは首を左右に振る。
「覚えてないわ、追い払う事で精一杯だったもの」
精一杯であのテンションですか?とはさすがに言えなかった・・・・・あたし偉い!!
あたし達の答えを聞き暫く考え込んでいたグラマスが口を開く。
「それは仕方ないですね、ララウ君後で各部署の責任者を呼んで今後の事を話し合う事にしよう」
「わかりました」
ララウが頷いたのを見た後グラマスが視線をあたしに戻してあたしをじっと見た後口を開いた。
「良い尻してるのぅ」
スッパーーーン!!とララウが後ろからグラマスの頭を叩いた!!
「ごめんなさいレン、うちのグラマスは仕事は出来るんだけど性格がね・・・・・・」
なんかとても申し訳なさそうにそういってくるのであたしはため息をつく。
なんかどこぞの国のグラマスを思い出したよ!!
「痛いぞララウ君?大丈夫だ君のお尻も素敵だから」
スッパーーーン!!と更に叩かれて黙るグラマスを見てますますあの爺さんを思い出す。
「なあグラマス、メイシェル王国のグラマスを知ってる?アンタの性格にそっくりなんだけど」
世の中の男共がこんな感じなのかそれともあたしが会う男だけがこんなのだけなのかとても気になる所です!!
「む?メイシェル王国のグラマスは私の兄だ、ジョセフ兄さんを知ってるのかい?」
兄弟かよ!!道理で似たような事を言ってる訳だ!!
「よく知ってるよ」
あたしがそう言うとグラマスは何度も頷き遠くを見ながら口を開く。
「兄とは熱い論争を交わしたものだ、『尻が良いか胸が良いか』でな」
「しょうもな!!」
くだらなすぎるよ!!そんな論争すんよ!!
「話がそれたがレン君にはダンジョン攻略情報の報酬と事件に関する情報の報酬を渡す、助かったよ」
いきなり真顔になりさっきの話に戻るグラマスの話にあたしは頷く。
「レン君」
「何だべ?」
「ベストヒップ!!」
親指を立ててそう言い切るグラマスの頭をあたしとララウが思いっきり叩いた!!
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