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まあ断る気は無いんだけどね!!
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「それで先程聞いた内容で依頼をしたいという事だけどうちは結構高いよ」
ララウさんがあたしを弟さんに紹介してくれたので依頼内容を話すとイケメン弟はそう言って来た。
レオリス・リーロンという名前らしい。
「いくらかかってもいいよ、この王都の中から一人の人間を探すってのは滅茶苦茶大変なのもわかってるからね」
だからこそあたしも情報屋を頼ろうって思ったんだしね。
「なら受けよう、だが見つからなった時の事も考えておいてくれ、もちろん全力で探すが見つけられない事もあるかもしれないからな」
「あいよ」
勿論その事も理解している、あたしがジェネから話を聞いて2週間以上経っているから響子さんが何処かに移動したって事もあるかもしれないしね。
「そうだな・・・・・1週間くれ、それで駄目なら諦めてくれ」
レリオスは少し考えた後にそう言って来たのであたしは頷く。
「もし見つけられなくても報酬はキチンとはらうから安心していいよ」
あたしがそう言うとレリオスは頷いた後に口を開く。
「今回の依頼は金貨50枚って所だな、後払いでいい」
あたしはその言葉に首を左右に振り口を開く。
「今払うよ、ララウさんが紹介してくれたんだ信用してるよ」
あたしはそう言って【アイテムボックス】から金貨50枚を取り出してテーブルの上におく。
「いいのか?何も調べず『いませんでした』って報告するかもしんないんだぜ?」
あたしに向かってニヤリとしながらそう言って来るレリオスにあたしもニヤリとしながら口を開く。
「さっきも言ったけどララウさんが紹介してくれたアンタを信じるって言ってんだ」
あたしの態度を見てポカンとした後に思いっきり笑い出した。
「ははははは!!!こりゃ流石に姉さんが連れて来た奴だ!!」
爆笑していレリオスに今度はあたしがポカンとした顔になる。
「姉さんは受付嬢を長年やってるから人を見る目がピカイチなんだよ、俺の裏の仕事の都合上姉さんが俺の所に連れてくる奴は姉さんが本当に信用できるか実力者に限るんだよ」
あたしはそれを聞いてララウさんに視線を向けるとララウさんが微笑む。
「貴女が実力者で性格も良い事は初めて見た時にわかったわ」
「へ?」
何で初対面のあたしにそう言い切れるのさ?と思い首を傾げるとララウさんが『クスクス』って笑い出す。
「貴女と一緒に居る従魔達を見れば実力がわかるわよ、従魔って自分より弱い相手には従わないから・・・・それに従魔達は嫌々ついて来てるんじゃなくて本当に慕ってついてくるんだもの、それを見れば性格もわかるわ」
納得したけどあたしは苦笑しながら口を開く。
「うちの子達は皆優しい子達だからね」
あたしは隣でお座りしているギンガを撫でながらそう言う。
この子達が優しいから一緒にいられるんだよ、好戦的な性格だったら多分一緒にはいられないからね。
「レンさん・・・・・・撫でていい?」
羨ましそうにギンガを撫でるあたしを見ながら疎言って来たのでギンガに視線を向けて口を開く。
「ギンガ?」
あたしの言葉を聞いた後立ち上がりララウさんの所へと歩いて行きララウさんを見上げる。
その姿を見たララウさんが恐る恐るシンガの頭を撫で始めてその後は嬉しそうに抱きついた。
「可愛い」
その気持ちはわかる!!うちのお子達全員が可愛いんだよ!!毎日撫でていても飽きないんだよ!!これでモフモフ大好きの同士が増えたべさ!!
「ねえレンさん、私と友達になって欲しいのだけど駄目かしら?」
上目遣いはやめてもらえませんかララウさん!!そんな態度で来られたら断れないじゃん!!まあ断る気は無いんだけどね!!
ララウさんがあたしを弟さんに紹介してくれたので依頼内容を話すとイケメン弟はそう言って来た。
レオリス・リーロンという名前らしい。
「いくらかかってもいいよ、この王都の中から一人の人間を探すってのは滅茶苦茶大変なのもわかってるからね」
だからこそあたしも情報屋を頼ろうって思ったんだしね。
「なら受けよう、だが見つからなった時の事も考えておいてくれ、もちろん全力で探すが見つけられない事もあるかもしれないからな」
「あいよ」
勿論その事も理解している、あたしがジェネから話を聞いて2週間以上経っているから響子さんが何処かに移動したって事もあるかもしれないしね。
「そうだな・・・・・1週間くれ、それで駄目なら諦めてくれ」
レリオスは少し考えた後にそう言って来たのであたしは頷く。
「もし見つけられなくても報酬はキチンとはらうから安心していいよ」
あたしがそう言うとレリオスは頷いた後に口を開く。
「今回の依頼は金貨50枚って所だな、後払いでいい」
あたしはその言葉に首を左右に振り口を開く。
「今払うよ、ララウさんが紹介してくれたんだ信用してるよ」
あたしはそう言って【アイテムボックス】から金貨50枚を取り出してテーブルの上におく。
「いいのか?何も調べず『いませんでした』って報告するかもしんないんだぜ?」
あたしに向かってニヤリとしながらそう言って来るレリオスにあたしもニヤリとしながら口を開く。
「さっきも言ったけどララウさんが紹介してくれたアンタを信じるって言ってんだ」
あたしの態度を見てポカンとした後に思いっきり笑い出した。
「ははははは!!!こりゃ流石に姉さんが連れて来た奴だ!!」
爆笑していレリオスに今度はあたしがポカンとした顔になる。
「姉さんは受付嬢を長年やってるから人を見る目がピカイチなんだよ、俺の裏の仕事の都合上姉さんが俺の所に連れてくる奴は姉さんが本当に信用できるか実力者に限るんだよ」
あたしはそれを聞いてララウさんに視線を向けるとララウさんが微笑む。
「貴女が実力者で性格も良い事は初めて見た時にわかったわ」
「へ?」
何で初対面のあたしにそう言い切れるのさ?と思い首を傾げるとララウさんが『クスクス』って笑い出す。
「貴女と一緒に居る従魔達を見れば実力がわかるわよ、従魔って自分より弱い相手には従わないから・・・・それに従魔達は嫌々ついて来てるんじゃなくて本当に慕ってついてくるんだもの、それを見れば性格もわかるわ」
納得したけどあたしは苦笑しながら口を開く。
「うちの子達は皆優しい子達だからね」
あたしは隣でお座りしているギンガを撫でながらそう言う。
この子達が優しいから一緒にいられるんだよ、好戦的な性格だったら多分一緒にはいられないからね。
「レンさん・・・・・・撫でていい?」
羨ましそうにギンガを撫でるあたしを見ながら疎言って来たのでギンガに視線を向けて口を開く。
「ギンガ?」
あたしの言葉を聞いた後立ち上がりララウさんの所へと歩いて行きララウさんを見上げる。
その姿を見たララウさんが恐る恐るシンガの頭を撫で始めてその後は嬉しそうに抱きついた。
「可愛い」
その気持ちはわかる!!うちのお子達全員が可愛いんだよ!!毎日撫でていても飽きないんだよ!!これでモフモフ大好きの同士が増えたべさ!!
「ねえレンさん、私と友達になって欲しいのだけど駄目かしら?」
上目遣いはやめてもらえませんかララウさん!!そんな態度で来られたら断れないじゃん!!まあ断る気は無いんだけどね!!
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