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無能っぽいからね!!
しおりを挟む「カナデどう?」
見送って暫くのんびりと過ごした後に後ろに控えているカナデに視線を向けて口を開く。
「もうこちらに戻ってくることは無いかと思います、それとこの周囲にも人はおりません」
良し!!これでリオリスさん達をアズエルに連れて行ける!!
「ミズキとカナデはあたしと一緒に来て、シン達とアニマルズとドラゴンズは悪いけどお留守番ね」
リオリスさんをエルスさんに預ける時に説明してそのまま戻ってくるつもりだからね。
「「「「畏まりました」」」」
シン達とそんな話をしていたら一緒に過ごしていたリオリスさん達があたし達を不思議そうに見ていたんだけど、リオリスさんが探るように口を開いた。
「あの?『これから移動するから一緒にいて』と言われてかなり経つけど移動しないの?」
あたし達がのんびりとしてテントとかを回収していないので不思議に思っているみたいだ。
「移動するよ、その前にアンタ等に約束してもらいたい事が一つある」
真剣な顔でそういうと6人は姿勢を正して真剣な顔であたしを見る。
「これから起こる事を誰にも言わないでほしんだ」
あたしがそう言うと不思議そうな顔で考え込んでいたけど全員が頷いてくれた。
「よし、なら行こうか」
あたしは【転移魔法】を使いアズエルの自分の部屋に戻った。
「「「「「「え?」」」」」」
いきなり景色が変わり固まる6人にあたしは声を掛ける。
「ついて来て、驚くのはその後で」
今はエルスさんにリオリスさん達を紹介するのが先だべ!!
あたしはリオリスさん達を連れて部屋を出て足を止めると正面からスフィアが飛び掛かって来たので受け止めて頭を撫でる。
「ただいまスフィア、良い子にしてた?リビングに行くから一緒に行こう」
スフィアとリオリスさん達を連れてリビングに行くとポーラとテレスが待っていた。
「「お帰りなさいませレン様」」
「ただいま」
ポーラとテレスはあたしの後ろにいるリオリスさん達を見てその後にあたしを見た。
「エルスさんは?」
あたしが質問するとポーラが紅茶を差し出しながら答えてくれた。
「今日は王都へと行ってます、陛下に会われるとおっしゃってました」
『食事会』の打ち合わせかな?色んな事を任せてごめんなさい!!でも今日はお詫びとして【カグヤ商会】の人手不足を解消すべく人を連れて来たよ!!
まあ丸投げとも言うんだけどね!!
「そっか・・・・この人達はね・・・・」
あたしは今までの事とリオリスさん達の希望を話した。
「それでこの方達に【カグヤ商会】入ってもらうと?」
ポーラが真剣な顔でそう言って来たのであたしは頷く。
「そのつもりだよ【カグヤ商会】は人手不足って聞いてるし丁度いいと思って」
あたしがそう言うとポーラがため息をついた後に口を開いた。
「エルスさんには私から伝えておきますのでご安心ください、レン様はシンさん達の所へ戻っても大丈夫ですよ」
その言葉を聞きあたしは頷きリオリスさんに視線を向ける。
「後の事はこの2人・・・・・ポーラとテレスに任せるから聞きたい事は2人に聞いてね、あたしはあっちに戻るから」
リオリスさんが頷いたのを見た後にスフィアを撫でて【転移魔法】でシン達の所へと戻った。
「ただいま」
転移してすぐにシン達が視界に入ったのでそう言うとシン達もあたしに気がつき駆け寄って来た。
「お帰りなさいませレン様」
「リオリスさん達は預けて来たよ、少し休んだら王都へ向けて出発しよう」
その言葉を聞きミズキが紅茶を入れ始めて、シンとライはテントを回収し始める。
「ライ【レカスタシア】のある方角はどっち?王都方面?」
「はい」
・・・・・・・・よし!!【レカスタシア】には絶対よらない!!領主様がかなり無能っぽいからね!!
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