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そんなの本末転倒だべさ!!
しおりを挟む「ありがとうリュージュ」
あたしは【流水】を鞘に納めてリュージュにお礼を言うと更に話をする。
「でもそんなに使わないかもよ?あたしは平和主義なんだから」
あたしがそう言うとフェルミナとリュージュが見つめ合い頷いた後あたしに視線を向けて口を開く。
「「それはないわ!!」」
・・・・・・・・・・・息ピッタリに言わないで貰えませんか二人共?しかも何で言葉を交わさなくても同じ事が言えんのさ?とても不思議だべ!!
「アンタ等はあたしをなんだと思ってんのさ?」
あたしはか弱い女の子だよ?戦いはそんなに好きじゃないんだよ?戦闘狂と一緒にしないで!!
あたしがそう言うと2人はまたも見つめ合い頷く。
「「予測不可能の塊」」
・・・・・・・・・・・・・何だろう・・・・・・・もうどうでもよくなってきたよ?つーかあたしは周りにどういう風に見られてんだべ?不安になって来たよ!!この不安な気持ちをかき消す為に酒を吞むよ!!
「あ」
【流水】を見て神酒を呑みながら【流水】のお礼を何ににするかを考えていたらふといい考えが浮かんだ。
それは『2週間後に行られる食事会にさそえばいいんじゃね?』という事だ!!美味い物も食べられるし楽しく過ごせるし問題ないんじゃないかな?
「フィルミナ、リュージュ、2週間後に【銀狼の寝床】って店でドラゴン料理を食べる食事会をするんだけど来ない?」
いきなりそう言われて2人は首を傾げていたけど。詳しく話をすると顔が輝きだす。
「ドラゴン料理を・・・・食べれる?」
リュージュが信じられないという顔で呟けばフェルミナも驚いたように口を開く。
「私そんな高級料理食べたこと無い・・・・・・・・はっ!!」
何かに気がついたようにあたしに接近し顔をギリギリの所まで寄せて口を開く。
「ねえレン?誰が来るのかな?」
フェルミナの質問にリュージュもフェルミナが何が言いたいのかを理解して真剣な顔になりあたし見る。
「え?えっと・・・うちの家族とメイシェルの王族、ウォルムの王族、ゴスペラータの王族、レスティオールの王族、エルセアの王族、レインプトスの王族、バウダックの王族・・・・・・・かな?」
フェルミナとリュージュが真っ青な顔になり首を左右に思いっきり何度も何度も振る。
「「行かない!!絶対に行かない!!」」
「へ?何でさ?うちの・・・・・【銀狼の寝床】の料理人のドラゴン料理だよ?食べなきゃ損だよ?」
あたしが首を傾げてそう言うと、フェルミナが疲れた顔で口を開く。
「あのねレン?私達は平民なのよ?そんな私達が王族が集まる場所で食事なんかできる訳ないでしょ?参加したとしても緊張して味なんか分からなくなるわ」
フェルミナの言葉にリュージュも何度も頷く。
「え?別に大丈夫だよ?あいつ等そんなに身分に関してうるさくないから、だから来なよ?」
あたしはそう言うけど2人は頷いてくれなかった。
「また今度ね、今度王様達が参加しない時に誘って!!」
リュージュがそう言うとフェルミナが頷いた後に口を開く。
「そうしてくれると嬉しいわ、どうせならしっかりと味わって食べたいもの、緊張して味が判らないとか料理人に失礼だわ」
そんな風に行ってくる二人を見てあたしは頷く。
「わかったよ今回はもう何も言わないよ、まあ次回は参加してね?」
無理矢理参加してもらっても楽しめないからね、そんなの本末転倒だべさ!!
「でもレンは今から【ウルステア】に行くのよね?なら食事会に間に合わないんじゃ?」
リュージュが首を傾げてそう言って不思議がっているのえあたしは苦笑しながら口を開く。
「【ウルステア】の王都に拠点を買ってすぐに家に【転移魔法】で帰るつもりなんだよ」
2人は【転移魔法】を使えるのを忘れていたようで、あたしの言葉に納得したように頷く。
「なるほど!まあ今日はとことん呑みましょう」
リュージュがグラスを掲げながらそう言って来たのであたしもグラスをかかげて頷く。
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