レディース異世界満喫禄

日の丸

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向こうの料理が恋しくなるんだよ!!

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あたしの相談事が終って少し世間話をしていたらエルスさんが真剣な顔になり口を開く。



「レン様、先ほど陛下からの恩賞の話をしましたが、その時に色々話をしてきたのでご報告させてください」



「へ?うんわかったべ」



なんか変な事でもあったのかな?まさかあたしが知らないうちにやらかした?



「まず食事会に関してですが、やはり家族全員参加となりました」



家族参加になってんだね・・・・・・・・・頑張れモンド!!



「それに関してですが、前にも開催した食事会時のように同様の事は出来ません」



「へ?何で前と同じじゃいけないの?」



前回やって問題なかったんだからそのままやればいいんじんゃね?と思っていたら、エルスさんがあたしの表情を見て何を考えていたのかが分かったみたいで苦笑しながら口を開く。



「前回は子供達は別メニューで護衛もそれに乗じて食事をとってもらいましたが、今回は『王族家族とレン家』は全員ドラゴン料理を食します、私達はともかく護衛が主君である王族と同じ食事をとる事はありません、むしろ同じ食事をとれば後々責められる可能性もあります」



・・・・・・・・・・・・めんどくせぇ・・・・・全員同じ物を食べればいいだけなのにそれが許されないなんて本当にめんどくさい!!!



「ですので今日【銀狼の寝床】の隣の空き地を買い取りました、そこに簡単な小屋を建てて護衛の方達をもてなす事としました」



え?それだけの為に空き地買い取ったの?流石にやりすぎじゃね?



「今後はそこに【銀狼の寝床】の別館を立てて繋ぐつもりなので無駄にはなりませんよ」



確かに【銀狼の寝床】は食事時に並ぶほど混んでいたから店の規模を大きくするのはいいと思うけど一つ問題がある。



「大きくするのはいいけど、料理人は大丈夫なの?」



店を大きくしてお客さんが来ても料理に時間が掛かってお客さんが怒って帰る→お客さんが来なくなるってなるかもしれによ?



「その辺は後でモンドさんと相談して対応していこうと思います、今日土地を買ったばかりですからね」



「モンド達に無理はさせないようにしてあげてね?今でも十分忙しいと思うから」



確かに並んでくれてまで食べに来てくれているお客さんに対応するのはいい事だけど、器を大きくしても対応できなければお客さんに迷惑をかける事になるからね。



「その辺も承知しています、私としては他の街で料理人を募集しアズエルに来てもらう事で対応しようかと考えています、まあこの辺はモンドさんと話をしてから決める事になりますが」



「まあ【銀狼の寝床】の事に関してエルスさんだけで決める訳にはいかないからね」



店の事はモンドに全部任せるって事になってるからエルスさんが出来る事はモンドに『提案』をする事だけだから。



「はい、あの店はモンドさんのものですから」



一応オーナーって事になってるけど初期費用を出しただけで、あたしの中では店はモンド個人の店だと思っているから何も言う気は無い。

でもメニューに関しては偶に『提案』はしてるけどね!!だって美味しいもの食べたいじゃん?向こうの料理が恋しくなるんだよ!!



「それと話を戻しますが、食事会当日の王族組に対応するスタッフを王宮メイド部門から数人派遣してもらえることとなりました」



「それは助かるけど王宮からって・・・・・大丈夫なの?」



確か王宮に務めてる人って貴族の親族とかばかりじゃなかった?後は厳しい審査を潜り抜けて働いてる凄い人達だったりさ?



「それらへんは大丈夫です、他国の王族様を接待するのです失礼のないような教育を受けた者でないといけませんから」



確かにそうなんだけどよくあいつ等と飲んでいると王族ってのを忘れそうになるんだよねぇ。

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