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今回のは全部アズエルに売る!!
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「アンヌシアさんは居るかな?」
アンヌシアさん達が詰めている建物に来て入口に立っている騎士にそう声を掛けると騎士は最敬礼をした後『お待ちください』と言って慌てて中へ入って行き、すぐに戻って来た。
「どうぞお入りください、ソルティ様が待っておられます」
あ!今日はソルティさんしかいないんだ。
「ありがとう」
お礼を言って中へ入り行き慣れた部屋にノックをした後に入る。
「おはようレンちゃん」
にこやかにそう言ってくるソルティさんにあたしも挨拶をしてソファーに座りソルティさんに視線を向ける。
「新しい情報の中にドラゴンの巣屈を見つけたったのがあったらしいね?」
「ええ、今どうするかを考えてるわ、幸いな事に今の所動いてないみたいだから」
どうやらドラゴン達はその場所が気に入ってるみたいだね、なあこっちにとっては好都合だね。
「そこには【輝夜】だけで行って来るよ」
「え?」
あたしの言葉にソルティさんがめっちゃ驚いてる。
「【輝夜】が行けば確実だからね、サクッと倒してくるよ」
そう言うとソルティさんが複雑な顔をした後に『クスクス』って笑い始めた。
「なら頼めるかしら?」
「うん」
あたしが頷いて返事をすると真剣な顔になりソルティさんが口を開く。
「無理はしないでね?レンちゃんが強いのは判ってるけど無理をして怪我をするとかはしちゃだめよ?悲しむ人がいるんだからね?」
「わかってるべさ、悪いけど場所を教えてもらえるかな?」
あたしは前にあずかっていた地図を取り出してテーブルの上に置く。
「えっと・・・・・此処ね、情報ではアースドラゴンが15匹、居たらしいんだけど他にもいる可能性があるわ」
「というと?」
なんかハッキリとしない情報だね。
「アースドラゴンの群れのねそべっていた場所の奥に大きな洞窟があるらしいのよ」
「ダンジョンじゃなくて、ただの洞窟なの?」
地図を指さしながらソルティさんが言って来たことに対して確認を取る。
「ええ確かにここら辺に洞窟があると討伐者達からしっかりと証言を取ったわ、洞窟というより鍾乳洞らしいけどね」
なるほど。
「でかい鍾乳洞にもドラゴンが入り込んでるかもしれないって事なんだね?」
「そう言う事なの、だから討伐チームをどうするか悩んでいた時にレンちゃんが来て『あたし達が行く』って言ってくた時自分自身を情けないと思ったと同時にレンちゃんに任せれば大丈夫って思ってしまったの」
ああ、だから少し複雑な顔してたんだ。
「気にしなくていいよ、倒したドラゴンを有効活用させてもらうから」
今回狩るドラゴンはアズエルに卸してあげようと思うんだ、。
【スタンピード】の最初の方に狩ったドラゴンはあたし達の食料として使うとして、今回のは全部アズエルに売る!!
シエラ喜んでくれるかな?『お姉ちゃん本当にありがとう!!』って言ってもらう為に狩りに行くんだ!!
あたし達はその後少し話をしてから部屋を出て砦の外に出ようとすると、肉をを焼いた時のいい匂いがしてきた。
「お?いい匂いだね、もしかして『匂い釣り』をやってるのかな?出かける前に少し手伝おうかな?」
「かもしれませんね、レン様どうされますか?」
シンにそう聞かれた少し考える。
寄って来る魔物の規模にもよるけど手伝った方が早く済むから手伝おう。
「皆悪いけど手伝って行こうと思う」
「「「「畏まりました」」」」
そうと決まったら砦の外で待機した方がいいから皆で外に行こと思い歩いているとカナデが口を開く。
「レン様魔物が来ました、数は90」
「んじゃお出迎えといこうか」
カナデがあたしに言った後に砦に居る討伐者や騎士達も迎え撃つために忙しく動きまくり、外に出て行く。
アンヌシアさん達が詰めている建物に来て入口に立っている騎士にそう声を掛けると騎士は最敬礼をした後『お待ちください』と言って慌てて中へ入って行き、すぐに戻って来た。
「どうぞお入りください、ソルティ様が待っておられます」
あ!今日はソルティさんしかいないんだ。
「ありがとう」
お礼を言って中へ入り行き慣れた部屋にノックをした後に入る。
「おはようレンちゃん」
にこやかにそう言ってくるソルティさんにあたしも挨拶をしてソファーに座りソルティさんに視線を向ける。
「新しい情報の中にドラゴンの巣屈を見つけたったのがあったらしいね?」
「ええ、今どうするかを考えてるわ、幸いな事に今の所動いてないみたいだから」
どうやらドラゴン達はその場所が気に入ってるみたいだね、なあこっちにとっては好都合だね。
「そこには【輝夜】だけで行って来るよ」
「え?」
あたしの言葉にソルティさんがめっちゃ驚いてる。
「【輝夜】が行けば確実だからね、サクッと倒してくるよ」
そう言うとソルティさんが複雑な顔をした後に『クスクス』って笑い始めた。
「なら頼めるかしら?」
「うん」
あたしが頷いて返事をすると真剣な顔になりソルティさんが口を開く。
「無理はしないでね?レンちゃんが強いのは判ってるけど無理をして怪我をするとかはしちゃだめよ?悲しむ人がいるんだからね?」
「わかってるべさ、悪いけど場所を教えてもらえるかな?」
あたしは前にあずかっていた地図を取り出してテーブルの上に置く。
「えっと・・・・・此処ね、情報ではアースドラゴンが15匹、居たらしいんだけど他にもいる可能性があるわ」
「というと?」
なんかハッキリとしない情報だね。
「アースドラゴンの群れのねそべっていた場所の奥に大きな洞窟があるらしいのよ」
「ダンジョンじゃなくて、ただの洞窟なの?」
地図を指さしながらソルティさんが言って来たことに対して確認を取る。
「ええ確かにここら辺に洞窟があると討伐者達からしっかりと証言を取ったわ、洞窟というより鍾乳洞らしいけどね」
なるほど。
「でかい鍾乳洞にもドラゴンが入り込んでるかもしれないって事なんだね?」
「そう言う事なの、だから討伐チームをどうするか悩んでいた時にレンちゃんが来て『あたし達が行く』って言ってくた時自分自身を情けないと思ったと同時にレンちゃんに任せれば大丈夫って思ってしまったの」
ああ、だから少し複雑な顔してたんだ。
「気にしなくていいよ、倒したドラゴンを有効活用させてもらうから」
今回狩るドラゴンはアズエルに卸してあげようと思うんだ、。
【スタンピード】の最初の方に狩ったドラゴンはあたし達の食料として使うとして、今回のは全部アズエルに売る!!
シエラ喜んでくれるかな?『お姉ちゃん本当にありがとう!!』って言ってもらう為に狩りに行くんだ!!
あたし達はその後少し話をしてから部屋を出て砦の外に出ようとすると、肉をを焼いた時のいい匂いがしてきた。
「お?いい匂いだね、もしかして『匂い釣り』をやってるのかな?出かける前に少し手伝おうかな?」
「かもしれませんね、レン様どうされますか?」
シンにそう聞かれた少し考える。
寄って来る魔物の規模にもよるけど手伝った方が早く済むから手伝おう。
「皆悪いけど手伝って行こうと思う」
「「「「畏まりました」」」」
そうと決まったら砦の外で待機した方がいいから皆で外に行こと思い歩いているとカナデが口を開く。
「レン様魔物が来ました、数は90」
「んじゃお出迎えといこうか」
カナデがあたしに言った後に砦に居る討伐者や騎士達も迎え撃つために忙しく動きまくり、外に出て行く。
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