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考えるよね!!
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「姐御・・・・・・またかよ」
目の前の守護警備隊隊長のニックさんがため息をつきながらガイルと一緒にいるエレメンタルウルフ・・・・グレイブに視線を向てていた。
「あの子はあたしのパーティーじゃなくて、ガイルの相棒になった子だよ」
「は?姐御以外にエレメンタルウルフが懐くのか?」
めっちゃ驚いたように声を上げるニックさんにあたしは声を掛ける。
「って訳で入っても大丈夫だよね?」
「ああ、何かあったら姐御が対処してくれよ?俺達じゃ無理だから」
ニックさんがそう言って来たのであたしは頷く。
「もちろんだべ」
あたしはこの子達の保護者だからね、なにかあったら責任を取るのは当然だべ。
そしてあたし達はそのまま【銀狼の寝床】へと向かい何事も無く店に着いて店に入る。
「お!!姐御じゃねぇか!!」
店に入ってすぐに声を掛けられて、声の上がった方を見るとブロード達【銀の剣】の面々が食事をしていた。
「久しぶり?でも半年くらいなら久しぶりとは言わないか?」
【大災害】の時にあったからそんなに久しぶりでもないんだけどね。
「おう!あの時は【輝夜】に助けられてばかりだったぜ、ありがとうな」
ジョッキを掲げてそう言って来たブロードにあたしは苦笑する。
「あたし達はやれる事をやっただけだべ、まあお互い無事でよかったよ」
「だな」
お互いにニヤリとして笑い合う。
「あ!ブロード!今後ガイルは単独じゃなく相棒を連れて歩くから、面倒見てやっておくれ」
アズエルのナンバーワン討伐者に気にかけてもらうだけでも違うからね。
「ほう!!ガイル!お前やっとパーティーを組む気になったのか?誰だ?ミティか?」
ミティって誰?彼女候補?
「違いますよブロードさん、僕の相棒はエレメンタルウルフのグレイブですよ」
ブロードの問いにガイルがそう答える。
「「「は?」」」
まあ普通相棒って言われると『人』って考えるよね!!
「今日ギリスの森に遊びに行った時に仲良くなったエレメンタルウルフがいて『友達になって』って言ったら相棒になってくれたんですよ!」
「「「いやいやいやいや!!」」」
三人が声を揃えてそう言って来た。
「だってお前は魔物使いじゃないだろ!!!」
ブロードが焦ったようにガイルにそう言ったのを聞きあたしは納得した。
魔物使いの専門知識が無ければ仲間にする事は出来ないと思われてるのが一般的なのだ。
でもあたしやガイルは魔物を魔法で『従わせてる』んじゃなくて、友達になって一緒に居るだけだからそれに当てはまらないのだ。
「ブロード、だからこそ気にかけてやっておくれ」
何か秘密があるのではないかと拉致される可能性もあるからね、まあこれはあたしの考えすぎかもしれないけど。
あたしの態度を見てあたしの言いたい事が分かったのかため息をついた後に口を開く。
「わかったよ、ガイルは俺達の弟子でもあるからな周りに手を回しておく、まあ姐御の身内に手を出すようなバカはアズエルには居ないだろうがな」
「え?あたしってそんなに怖がられてんの?」
ショックなんだけど!!こう見えてもか弱い乙女なんだよ?何処をどう見たら怖く見えんだろうね?
「まったく・・・・・相変わらずだな姐御は」
あたしを見てブロードがそう言ってため息をつくとセインとカレンも溜息をつく。
「皆揃って何なのさ?あ!あたしモンドに用があったんだ、皆は飲み物でも飲んで待っていて」
子供達に飲み物を頼むように言ってあたしはバックヤードへエルスさんと向かった。
目の前の守護警備隊隊長のニックさんがため息をつきながらガイルと一緒にいるエレメンタルウルフ・・・・グレイブに視線を向てていた。
「あの子はあたしのパーティーじゃなくて、ガイルの相棒になった子だよ」
「は?姐御以外にエレメンタルウルフが懐くのか?」
めっちゃ驚いたように声を上げるニックさんにあたしは声を掛ける。
「って訳で入っても大丈夫だよね?」
「ああ、何かあったら姐御が対処してくれよ?俺達じゃ無理だから」
ニックさんがそう言って来たのであたしは頷く。
「もちろんだべ」
あたしはこの子達の保護者だからね、なにかあったら責任を取るのは当然だべ。
そしてあたし達はそのまま【銀狼の寝床】へと向かい何事も無く店に着いて店に入る。
「お!!姐御じゃねぇか!!」
店に入ってすぐに声を掛けられて、声の上がった方を見るとブロード達【銀の剣】の面々が食事をしていた。
「久しぶり?でも半年くらいなら久しぶりとは言わないか?」
【大災害】の時にあったからそんなに久しぶりでもないんだけどね。
「おう!あの時は【輝夜】に助けられてばかりだったぜ、ありがとうな」
ジョッキを掲げてそう言って来たブロードにあたしは苦笑する。
「あたし達はやれる事をやっただけだべ、まあお互い無事でよかったよ」
「だな」
お互いにニヤリとして笑い合う。
「あ!ブロード!今後ガイルは単独じゃなく相棒を連れて歩くから、面倒見てやっておくれ」
アズエルのナンバーワン討伐者に気にかけてもらうだけでも違うからね。
「ほう!!ガイル!お前やっとパーティーを組む気になったのか?誰だ?ミティか?」
ミティって誰?彼女候補?
「違いますよブロードさん、僕の相棒はエレメンタルウルフのグレイブですよ」
ブロードの問いにガイルがそう答える。
「「「は?」」」
まあ普通相棒って言われると『人』って考えるよね!!
「今日ギリスの森に遊びに行った時に仲良くなったエレメンタルウルフがいて『友達になって』って言ったら相棒になってくれたんですよ!」
「「「いやいやいやいや!!」」」
三人が声を揃えてそう言って来た。
「だってお前は魔物使いじゃないだろ!!!」
ブロードが焦ったようにガイルにそう言ったのを聞きあたしは納得した。
魔物使いの専門知識が無ければ仲間にする事は出来ないと思われてるのが一般的なのだ。
でもあたしやガイルは魔物を魔法で『従わせてる』んじゃなくて、友達になって一緒に居るだけだからそれに当てはまらないのだ。
「ブロード、だからこそ気にかけてやっておくれ」
何か秘密があるのではないかと拉致される可能性もあるからね、まあこれはあたしの考えすぎかもしれないけど。
あたしの態度を見てあたしの言いたい事が分かったのかため息をついた後に口を開く。
「わかったよ、ガイルは俺達の弟子でもあるからな周りに手を回しておく、まあ姐御の身内に手を出すようなバカはアズエルには居ないだろうがな」
「え?あたしってそんなに怖がられてんの?」
ショックなんだけど!!こう見えてもか弱い乙女なんだよ?何処をどう見たら怖く見えんだろうね?
「まったく・・・・・相変わらずだな姐御は」
あたしを見てブロードがそう言ってため息をつくとセインとカレンも溜息をつく。
「皆揃って何なのさ?あ!あたしモンドに用があったんだ、皆は飲み物でも飲んで待っていて」
子供達に飲み物を頼むように言ってあたしはバックヤードへエルスさんと向かった。
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