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来たんかい!!
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「さてとそろそろ狩りを再開しようか」
お昼ご飯を食べてのんびりとしたので狩りを再開をする事にしようと思う。
「レン様1つご提案がございます」
ミズキがそう言って来たのであたしはミズキに視線を向ける。
「ん?どうしたのさ?」
あたしの視線を受けたミズキが真剣な顔で口を開く。
「暫くは動かずに此処で料理をした方が良いと思います、【アイテムボックス】に入ってる料理のストック
も減って来てるので増やしておきたいと思います」
「はへ?」
ミズキが変な事を言いだしてきたのを聞いてあたしも思わず変な返事になってしまった。
「先程魔物がこちらに向かって来たのは『匂い』に釣られて来たものとお考えになられましたよね?ですから我々は動かずに向こうから来てもらいましょう」
にっこりと笑いながらそう言って来たミズキにあたしは驚く。
「もしかしたらあたしの考え違いかもしれないんだよ?」
「レン様に間違いはございません!!」
「何それ!!その考え方めっちゃ怖いよ!!あたしだって勘違いや間違いをするんだよ?」
「「「「「レン様に間違いはございません!!」」」」」
あたしがミズキの考えを否定すると今度は皆が声を揃えて言って来たよ!!
「あのね?その考えは危険だと思うんだ?あたしが間違えた選択をして全滅なんてこともあり得るべ?」
あたしは神様じゃないからね間違える事はある、って言うか間違えるほうが多いと思うんだ!!
「大丈夫ですレン様、我々がレン様のお考えの手助けをさせて頂きますので問題はありません」
「いやいや!!そう言う事じゃないから!!」
あたしの考えを分かってくれてないよこの子達!!
「あたしは皆の意見も聞きたいんだよ」
あたしだけの考えだったら変な方向へと行く可能性大!!なので皆に方向修正をして欲しいのだよ!!
「我々はいつも意見を申しておりますよ?」
「へ?」
そうだっけか?
「ですからさっきもしたではありませんか『魔物をおびき寄せながら料理のストックを増やそう』と」
・・・・・・あれって意見なの?あたしの考えの元に行動してるだけじゃないの?
「取り敢えず料理をしてみましょう、もし魔物がこなければすぐにやめて狩りを再開すればいいだけの事ですから」
まあそれくらいならいいかな?ん?あたしなんか言いくるめられてない? きっと気のせいだべ!!
「んじゃ料理を・・・・・」
あたしがそう言って手伝おうとしたら後ろからあたしの肩を掴む手に言葉を遮られた。
「レン、お茶にしましょう」
「アリーヌさっきご飯を食べたばかりだからおやつは無しですよ?」
思いついた事をそのまま言ったらとても悲しい顔をしてきたのでため息をついた後【アイテムボックス】からクッキーをとりだす。
「ミズキ!のんびりと料理をしていいわよ!!私とレンはお茶を楽しむから!!」
「いやいや!!匂いにに釣られた魔物が来るかもしれないべ?戦闘準備はしとかないと!!」
何の為に料理をするか忘れちゃダメだべ!!キチンと対処しないと!
あたしとアリーヌは椅子に座ってはいるもののいつでも戦闘は出来るようにして、シン達が料理を始める。
「あ!いい匂い!!」
ミズキが匂いが一番する肉を焼き、そして馴染みののカレーをカナデが作るとすぐに匂いがし出し、さっき食べたばかりなのにカレーが食べたくなってくる。
そんな事を考えていたら料理をしていたカナデが作業している手を止めてあたしに視線を向ける。
「レン様魔物が来ました、数は60」
来たんかい!!あたしの考えは間違ってなかったっぽいね、嬉しくないけど!!
「んじゃお出迎えといこうか」
魔物には悪いけど見逃すわけにはいかないからね。
お昼ご飯を食べてのんびりとしたので狩りを再開をする事にしようと思う。
「レン様1つご提案がございます」
ミズキがそう言って来たのであたしはミズキに視線を向ける。
「ん?どうしたのさ?」
あたしの視線を受けたミズキが真剣な顔で口を開く。
「暫くは動かずに此処で料理をした方が良いと思います、【アイテムボックス】に入ってる料理のストック
も減って来てるので増やしておきたいと思います」
「はへ?」
ミズキが変な事を言いだしてきたのを聞いてあたしも思わず変な返事になってしまった。
「先程魔物がこちらに向かって来たのは『匂い』に釣られて来たものとお考えになられましたよね?ですから我々は動かずに向こうから来てもらいましょう」
にっこりと笑いながらそう言って来たミズキにあたしは驚く。
「もしかしたらあたしの考え違いかもしれないんだよ?」
「レン様に間違いはございません!!」
「何それ!!その考え方めっちゃ怖いよ!!あたしだって勘違いや間違いをするんだよ?」
「「「「「レン様に間違いはございません!!」」」」」
あたしがミズキの考えを否定すると今度は皆が声を揃えて言って来たよ!!
「あのね?その考えは危険だと思うんだ?あたしが間違えた選択をして全滅なんてこともあり得るべ?」
あたしは神様じゃないからね間違える事はある、って言うか間違えるほうが多いと思うんだ!!
「大丈夫ですレン様、我々がレン様のお考えの手助けをさせて頂きますので問題はありません」
「いやいや!!そう言う事じゃないから!!」
あたしの考えを分かってくれてないよこの子達!!
「あたしは皆の意見も聞きたいんだよ」
あたしだけの考えだったら変な方向へと行く可能性大!!なので皆に方向修正をして欲しいのだよ!!
「我々はいつも意見を申しておりますよ?」
「へ?」
そうだっけか?
「ですからさっきもしたではありませんか『魔物をおびき寄せながら料理のストックを増やそう』と」
・・・・・・あれって意見なの?あたしの考えの元に行動してるだけじゃないの?
「取り敢えず料理をしてみましょう、もし魔物がこなければすぐにやめて狩りを再開すればいいだけの事ですから」
まあそれくらいならいいかな?ん?あたしなんか言いくるめられてない? きっと気のせいだべ!!
「んじゃ料理を・・・・・」
あたしがそう言って手伝おうとしたら後ろからあたしの肩を掴む手に言葉を遮られた。
「レン、お茶にしましょう」
「アリーヌさっきご飯を食べたばかりだからおやつは無しですよ?」
思いついた事をそのまま言ったらとても悲しい顔をしてきたのでため息をついた後【アイテムボックス】からクッキーをとりだす。
「ミズキ!のんびりと料理をしていいわよ!!私とレンはお茶を楽しむから!!」
「いやいや!!匂いにに釣られた魔物が来るかもしれないべ?戦闘準備はしとかないと!!」
何の為に料理をするか忘れちゃダメだべ!!キチンと対処しないと!
あたしとアリーヌは椅子に座ってはいるもののいつでも戦闘は出来るようにして、シン達が料理を始める。
「あ!いい匂い!!」
ミズキが匂いが一番する肉を焼き、そして馴染みののカレーをカナデが作るとすぐに匂いがし出し、さっき食べたばかりなのにカレーが食べたくなってくる。
そんな事を考えていたら料理をしていたカナデが作業している手を止めてあたしに視線を向ける。
「レン様魔物が来ました、数は60」
来たんかい!!あたしの考えは間違ってなかったっぽいね、嬉しくないけど!!
「んじゃお出迎えといこうか」
魔物には悪いけど見逃すわけにはいかないからね。
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