1,054 / 1,656
訳が分かんない!!
しおりを挟む
「ガルド!ウルザ!!」
あたし達はアンヌシアさん達との話し合いを終えた後すぐに砦を出て外で休んでいるウルザ達と合流した。
「お帰りレン、話し合いはどうだった?」
寛ぎながらあたしに聞いてきたので話し合ったことを伝える事にする。
「あたし達はこのまま休むよ、そんでもって休憩が終ったら大体10人位のパーティー一組をそれぞれ組んでもらって周辺へ討伐に行ってもらう事になる、それと注意して欲しいんだけどもしかしてドラゴン相手にするかもしれないって事を覚えておいて、無理ならしっかりと逃げるようにね」
討伐を頑張って欲しいけど死ぬのは無しだ!!やっぱり生きていてこそ楽しめるのだからね!!
「どれくらい休憩していいのかしら?」
ウルザの質問に少し考えてから答える。
「さっきと同じくらいでいいんじゃないかな?あたし達頑張って戦ってたんだし」
しっかりと休憩はとるべきだと思う、疲れを癒す事で精神面と戦闘面に余裕が出来て怪我をする可能性を下げる事が出来るからね。
「わかったわ」
ウルザ達は頷いて離れた場所にいる討伐者に話をしに行った。
「さて皆、あたし達も休む準備をしようか」
あたし達もさすがに疲れたからね!!少し休まないと!!ここまでで頑張ったのって珍しいんじゃないかな?ゴスペラータ以来だよね?ん?ゴスペラータ事件から1年経ってないよね?あたしもしかしてめっちゃ頑張りすぎてないかな?・・・・・・・・・・・・・・・あれ?おかしい!!あたしはのんびりと過ごしたいだけなのに!!
まあこの事は今は考えないことにしよう!!でないとテンションダダ落ちになるからね!!
「レン様少しお休みください」
シンが考え込むあたしを心配そうに見てそう言って来た。
「そうさせてもらおうかな?」
体を拭いて少し落ちついてから少し横になった。
「レン様、そろそろ起きてください」
ミズキに体をゆすられて目が覚めた。
体を起こして伸びをした後にミズキに視線を向ける。
「起こしてくれてありがとうね、あたしが寝てる時に何かあった?」
まあ何も起こらなかったから寝ていられたんだろうけど、もしかしたらって事もあるからね!!
「何もありませんでした、魔物も数体砦に接近してきたのがいたのですがすぐに討伐されました」
どうやら【スタンピード】は収まったようだね、あとはこっっちに向かってこなかった魔物の討伐をして安全を確保すれば終わりになるね、頑張らねば!!
「それとソルティ様からの伝言です、『先に第二、第三騎士団の討伐チームが地図の青い丸の方面の討伐をやるので赤い丸方面を討伐者達に任せたい』とのことです」
そう言って一枚の地図を差し出してきたのでそれを見てみると確かに地図には青い丸と赤い丸が書いてある。
「わかったべ、他の連中・・・・討伐者達は?」
多分まだ動いてないと思うけど『もう出かけました』とか言われたら急いで出かけなきゃいけないし、出かけてないならさっきの話を伝えてどうするかを話さないといけない。
「皆様はまだお休みのようです、数組は起きてはいるようですが」
まあ激戦と言ってもいい戦いだったからね、皆疲れてんだろう。
「それじゃあ後1時間後に皆を起こして行動することにしよう、それまでのんびりしようか」
「「「「「畏まりました」」」」」
あたし達は1時間のんびりとしてからテントを出てカナデに視線を向ける。
「カナデ、悪いんだけど皆を起こしてくれるかな?」
カナデの『風』で寝てる奴の耳元で『起きて!!』とでも言えば起きてくれるだろう。
「畏まりました・・・・・『皆さん起きてください、起きないとレン様に怒られますよ』」
え?あたし怒らないよ?
と思って周りを見ていたら周囲のテントから慌てて出てくる討伐者達、そして出てきてすぐにあたしを恐る恐るという感じで見てくる。
「いやいや!怒らないから安心して!!」
何でそんなにあたしは恐れられてんの?訳が分かんない!!
あたし達はアンヌシアさん達との話し合いを終えた後すぐに砦を出て外で休んでいるウルザ達と合流した。
「お帰りレン、話し合いはどうだった?」
寛ぎながらあたしに聞いてきたので話し合ったことを伝える事にする。
「あたし達はこのまま休むよ、そんでもって休憩が終ったら大体10人位のパーティー一組をそれぞれ組んでもらって周辺へ討伐に行ってもらう事になる、それと注意して欲しいんだけどもしかしてドラゴン相手にするかもしれないって事を覚えておいて、無理ならしっかりと逃げるようにね」
討伐を頑張って欲しいけど死ぬのは無しだ!!やっぱり生きていてこそ楽しめるのだからね!!
「どれくらい休憩していいのかしら?」
ウルザの質問に少し考えてから答える。
「さっきと同じくらいでいいんじゃないかな?あたし達頑張って戦ってたんだし」
しっかりと休憩はとるべきだと思う、疲れを癒す事で精神面と戦闘面に余裕が出来て怪我をする可能性を下げる事が出来るからね。
「わかったわ」
ウルザ達は頷いて離れた場所にいる討伐者に話をしに行った。
「さて皆、あたし達も休む準備をしようか」
あたし達もさすがに疲れたからね!!少し休まないと!!ここまでで頑張ったのって珍しいんじゃないかな?ゴスペラータ以来だよね?ん?ゴスペラータ事件から1年経ってないよね?あたしもしかしてめっちゃ頑張りすぎてないかな?・・・・・・・・・・・・・・・あれ?おかしい!!あたしはのんびりと過ごしたいだけなのに!!
まあこの事は今は考えないことにしよう!!でないとテンションダダ落ちになるからね!!
「レン様少しお休みください」
シンが考え込むあたしを心配そうに見てそう言って来た。
「そうさせてもらおうかな?」
体を拭いて少し落ちついてから少し横になった。
「レン様、そろそろ起きてください」
ミズキに体をゆすられて目が覚めた。
体を起こして伸びをした後にミズキに視線を向ける。
「起こしてくれてありがとうね、あたしが寝てる時に何かあった?」
まあ何も起こらなかったから寝ていられたんだろうけど、もしかしたらって事もあるからね!!
「何もありませんでした、魔物も数体砦に接近してきたのがいたのですがすぐに討伐されました」
どうやら【スタンピード】は収まったようだね、あとはこっっちに向かってこなかった魔物の討伐をして安全を確保すれば終わりになるね、頑張らねば!!
「それとソルティ様からの伝言です、『先に第二、第三騎士団の討伐チームが地図の青い丸の方面の討伐をやるので赤い丸方面を討伐者達に任せたい』とのことです」
そう言って一枚の地図を差し出してきたのでそれを見てみると確かに地図には青い丸と赤い丸が書いてある。
「わかったべ、他の連中・・・・討伐者達は?」
多分まだ動いてないと思うけど『もう出かけました』とか言われたら急いで出かけなきゃいけないし、出かけてないならさっきの話を伝えてどうするかを話さないといけない。
「皆様はまだお休みのようです、数組は起きてはいるようですが」
まあ激戦と言ってもいい戦いだったからね、皆疲れてんだろう。
「それじゃあ後1時間後に皆を起こして行動することにしよう、それまでのんびりしようか」
「「「「「畏まりました」」」」」
あたし達は1時間のんびりとしてからテントを出てカナデに視線を向ける。
「カナデ、悪いんだけど皆を起こしてくれるかな?」
カナデの『風』で寝てる奴の耳元で『起きて!!』とでも言えば起きてくれるだろう。
「畏まりました・・・・・『皆さん起きてください、起きないとレン様に怒られますよ』」
え?あたし怒らないよ?
と思って周りを見ていたら周囲のテントから慌てて出てくる討伐者達、そして出てきてすぐにあたしを恐る恐るという感じで見てくる。
「いやいや!怒らないから安心して!!」
何でそんなにあたしは恐れられてんの?訳が分かんない!!
132
お気に入りに追加
1,279
あなたにおすすめの小説

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。

出来損ないと呼ばれた伯爵令嬢は出来損ないを望む
家具屋ふふみに
ファンタジー
この世界には魔法が存在する。
そして生まれ持つ適性がある属性しか使えない。
その属性は主に6つ。
火・水・風・土・雷・そして……無。
クーリアは伯爵令嬢として生まれた。
貴族は生まれながらに魔力、そして属性の適性が多いとされている。
そんな中で、クーリアは無属性の適性しかなかった。
無属性しか扱えない者は『白』と呼ばれる。
その呼び名は貴族にとって屈辱でしかない。
だからクーリアは出来損ないと呼ばれた。
そして彼女はその通りの出来損ない……ではなかった。
これは彼女の本気を引き出したい彼女の周りの人達と、絶対に本気を出したくない彼女との攻防を描いた、そんな物語。
そしてクーリアは、自身に隠された秘密を知る……そんなお話。
設定揺らぎまくりで安定しないかもしれませんが、そういうものだと納得してくださいm(_ _)m
※←このマークがある話は大体一人称。

聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います
登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」
「え? いいんですか?」
聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。
聖女となった者が皇太子の妻となる。
そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。
皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。
私の一番嫌いなタイプだった。
ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。
そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。
やった!
これで最悪な責務から解放された!
隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。
そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。
転生者は冒険者となって教会と国に復讐する!
克全
ファンタジー
東洋医学従事者でアマチュア作家でもあった男が異世界に転生した。リアムと名付けられた赤子は、生まれて直ぐに極貧の両親に捨てられてしまう。捨てられたのはメタトロン教の孤児院だったが、この世界の教会孤児院は神官達が劣情のはけ口にしていた。神官達に襲われるのを嫌ったリアムは、3歳にして孤児院を脱走して大魔境に逃げ込んだ。前世の知識と創造力を駆使したリアムは、スライムを従魔とした。スライムを知識と創造力、魔力を総動員して最強魔獣に育てたリアムは、前世での唯一の後悔、子供を作ろうと10歳にして魔境を出て冒険者ギルドを訪ねた。
アルファポリスオンリー

異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜
青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ
孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。
そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。
これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。
小説家になろう様からの転載です!
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる