985 / 1,656
あたしが即位するわけじゃないからね!!
しおりを挟む
セレーナとレコアの教育騒ぎから少し経ち落ち着きを取り戻してのんびりと過ごしていた。
あたしは夜、夕食と風呂を済ませて部屋でアニマルズとドラゴンズ達と戯れていた時にノック音。
「レン様、お客様がいらっしゃいましたリビングまでいらしてください」
ドア越しにポーラがそう声を掛けて来たのであたしは立ち上がる。
「すぐ行くよ」
「お願いします」
こんな時間に誰だろ?ってリビングに行けばわかるか。
あたしはそう思いリビングへと降りて行き驚いた。
「こんばんわレン」
「お邪魔してるぞレン」
そこに居たのはアクスとエルミアがソファーで寛いでいた。
「珍しい組み合わせだね?どうしたのさ?」
いつもなら【銀狼の寝床】で話をしてくるはずなのに今日は家にまで来たんだ、何かあったに違いない。
そう思い2人を見ているとエルミアが口を開く。
「今日はレンにこの招待状を渡しに来たのよ、アクスが一緒なのはアクスにアズエルまで連れてきて貰ったからよ」
そう言って懐からとても綺麗な封筒を渡された。
「何に招待してくれるのさ?」
あたしがそう言うとエルミアがにっこりとして口を開く。
「読めばわかるわ」
それを聞き封筒を開けて招待状を読んでみる。
「これって」
読んでびっくり!!招待状の内容はプレシアが来月即位することになりあたし達を即位式とその後のパーティーに招待したいらしい。
「ついにプレシアが即位するんだ?」
「ええ、色々教えて来たけどそろそろいいかなと思ったのよ」
そっか・・・・思い起こせばプレシアと会ってもう2年くらいになるんだ。
「わかったべさ参加するよ」
即位式なんて本当なら参加する気が起きないんだけど友達の晴れ舞台だししっかりと見ておかないとね。
それに・・・・・・あたしが即位するわけじゃないからね!!
「エルミア、うちの子達も参加していいの?」
招待状には家族も一緒でいいと書いてあったので驚いた。
「いいわよ?あの子達はプレシァーナと一緒に生活をしていたこともあって仲良しなんでしょ?それにしっかりと教育されてるから騒ぎ立てる事もないだろうしね」
「うちの子達は全員が賢く良い子達だべ!!」
あたしがそう言うとエルミアが笑いながら頷く。
「だから招待するのよ」
凄く納得したべさ!!
「あれ?他の連中は誘ったの?他国の王を誘う事って出来るの?」
【王様会合】のメンバーは全員仲良しだから即位式に呼んでもおかしくないけど国的にどうなんだべ?
「さすがに即位式に王は呼べないわね、だから王の代理人として王子や王女が参加することになってるわ」
なんかややこしいけど仕方によねそう言うのは。
「それじゃあレンの家族は参加って事でいいわね?パーティーに参加する時の子供達のドレスや礼服は私が手配しましょうか?」
・・・・・・・・・・パーティーって正装して参加するタイプだったの?どうするべ・・・・・・あたし正装持ってないべさ・・・いや違う!!特攻服だって立派な正装だ!!
「子供達の服に関しては大丈夫だべ、うちは衣服関係には強い【カグヤ商会】なんだよ?」
あたしがそう言うとアクスとエミリアが笑い出し、その後立ち上がる。
「そろそろ失礼するわ、しっかりと準備をして子供達の可愛い姿を私に見せてね」
「もちろんだべさ!!」
うちの子達は何を着ても可愛いけどいくつかデザインしてもらってその中でいいのを選ぶべさ!!
そうだ!!リッティさんに頼んでうちの子達の正装を作ってもらうべ!!いいかんがえだ!!
よし!明日朝からレスティオールのカグヤ商会に行くべさ!!
あたしは夜、夕食と風呂を済ませて部屋でアニマルズとドラゴンズ達と戯れていた時にノック音。
「レン様、お客様がいらっしゃいましたリビングまでいらしてください」
ドア越しにポーラがそう声を掛けて来たのであたしは立ち上がる。
「すぐ行くよ」
「お願いします」
こんな時間に誰だろ?ってリビングに行けばわかるか。
あたしはそう思いリビングへと降りて行き驚いた。
「こんばんわレン」
「お邪魔してるぞレン」
そこに居たのはアクスとエルミアがソファーで寛いでいた。
「珍しい組み合わせだね?どうしたのさ?」
いつもなら【銀狼の寝床】で話をしてくるはずなのに今日は家にまで来たんだ、何かあったに違いない。
そう思い2人を見ているとエルミアが口を開く。
「今日はレンにこの招待状を渡しに来たのよ、アクスが一緒なのはアクスにアズエルまで連れてきて貰ったからよ」
そう言って懐からとても綺麗な封筒を渡された。
「何に招待してくれるのさ?」
あたしがそう言うとエルミアがにっこりとして口を開く。
「読めばわかるわ」
それを聞き封筒を開けて招待状を読んでみる。
「これって」
読んでびっくり!!招待状の内容はプレシアが来月即位することになりあたし達を即位式とその後のパーティーに招待したいらしい。
「ついにプレシアが即位するんだ?」
「ええ、色々教えて来たけどそろそろいいかなと思ったのよ」
そっか・・・・思い起こせばプレシアと会ってもう2年くらいになるんだ。
「わかったべさ参加するよ」
即位式なんて本当なら参加する気が起きないんだけど友達の晴れ舞台だししっかりと見ておかないとね。
それに・・・・・・あたしが即位するわけじゃないからね!!
「エルミア、うちの子達も参加していいの?」
招待状には家族も一緒でいいと書いてあったので驚いた。
「いいわよ?あの子達はプレシァーナと一緒に生活をしていたこともあって仲良しなんでしょ?それにしっかりと教育されてるから騒ぎ立てる事もないだろうしね」
「うちの子達は全員が賢く良い子達だべ!!」
あたしがそう言うとエルミアが笑いながら頷く。
「だから招待するのよ」
凄く納得したべさ!!
「あれ?他の連中は誘ったの?他国の王を誘う事って出来るの?」
【王様会合】のメンバーは全員仲良しだから即位式に呼んでもおかしくないけど国的にどうなんだべ?
「さすがに即位式に王は呼べないわね、だから王の代理人として王子や王女が参加することになってるわ」
なんかややこしいけど仕方によねそう言うのは。
「それじゃあレンの家族は参加って事でいいわね?パーティーに参加する時の子供達のドレスや礼服は私が手配しましょうか?」
・・・・・・・・・・パーティーって正装して参加するタイプだったの?どうするべ・・・・・・あたし正装持ってないべさ・・・いや違う!!特攻服だって立派な正装だ!!
「子供達の服に関しては大丈夫だべ、うちは衣服関係には強い【カグヤ商会】なんだよ?」
あたしがそう言うとアクスとエミリアが笑い出し、その後立ち上がる。
「そろそろ失礼するわ、しっかりと準備をして子供達の可愛い姿を私に見せてね」
「もちろんだべさ!!」
うちの子達は何を着ても可愛いけどいくつかデザインしてもらってその中でいいのを選ぶべさ!!
そうだ!!リッティさんに頼んでうちの子達の正装を作ってもらうべ!!いいかんがえだ!!
よし!明日朝からレスティオールのカグヤ商会に行くべさ!!
112
お気に入りに追加
1,279
あなたにおすすめの小説

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜
青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ
孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。
そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。
これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。
小説家になろう様からの転載です!

こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく
転生者は冒険者となって教会と国に復讐する!
克全
ファンタジー
東洋医学従事者でアマチュア作家でもあった男が異世界に転生した。リアムと名付けられた赤子は、生まれて直ぐに極貧の両親に捨てられてしまう。捨てられたのはメタトロン教の孤児院だったが、この世界の教会孤児院は神官達が劣情のはけ口にしていた。神官達に襲われるのを嫌ったリアムは、3歳にして孤児院を脱走して大魔境に逃げ込んだ。前世の知識と創造力を駆使したリアムは、スライムを従魔とした。スライムを知識と創造力、魔力を総動員して最強魔獣に育てたリアムは、前世での唯一の後悔、子供を作ろうと10歳にして魔境を出て冒険者ギルドを訪ねた。
アルファポリスオンリー
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)

婚約破棄された上に国外追放された聖女はチート級冒険者として生きていきます~私を追放した王国が大変なことになっている?へぇ、そうですか~
夏芽空
ファンタジー
無茶な仕事量を押し付けられる日々に、聖女マリアはすっかり嫌気が指していた。
「聖女なんてやってられないわよ!」
勢いで聖女の杖を叩きつけるが、跳ね返ってきた杖の先端がマリアの顎にクリーンヒット。
そのまま意識を失う。
意識を失ったマリアは、暗闇の中で前世の記憶を思い出した。
そのことがきっかけで、マリアは強い相手との戦いを望むようになる。
そしてさらには、チート級の力を手に入れる。
目を覚ましたマリアは、婚約者である第一王子から婚約破棄&国外追放を命じられた。
その言葉に、マリアは大歓喜。
(国外追放されれば、聖女という辛いだけの役目から解放されるわ!)
そんな訳で、大はしゃぎで国を出ていくのだった。
外の世界で冒険者という存在を知ったマリアは、『強い相手と戦いたい』という前世の自分の願いを叶えるべく自らも冒険者となり、チート級の力を使って、順調にのし上がっていく。
一方、マリアを追放した王国は、その軽率な行いのせいで異常事態が発生していた……。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる