978 / 1,656
立ってる姿がね!!
しおりを挟む
「おう!いらっしゃい」
元騎士団団長でありこの店のマスターのアルムさんがにこやかに声を掛けて来た。
「久しぶり、いつものサンドイッチを人数分頼みたいんだけどお願いできるかな?」
「おう!任せておけ!従魔達のぶんは増量でいいんだな?」
もう顔馴染みだから判ってるね!
「お願いします」
あたし達は椅子に座りサンドイッチが来るまでのんびりすることにした。
「あ!シン達にお願いがあるんだ」
あの2人を鍛える事になるから皆に協力してもらうんだ。
「何でございましょうか?」
シンが代表して聞いて聞いたのであたしは皆を見ながら口を開く。
「セレーナとレコアさんを鍛えるから協力して欲しい」
あたしの言葉に皆が頷く。
「レン様に提案がございます」
ライが真剣な顔で言って来たので視線を向け言葉を持つ。
「我々5人で交代でお2人を鍛えたく思います、そしてレン様はお手が空いた時に相手をしてもらえば十分かと思います」
「へ?でもそれだとレスティオール王との約束に反しない?」
あたしが鍛えるからレスティオール王は預けて来たんだし。
「はっきり言いいますとあの2人にレン様の訓練は過酷かともいます。先ずは我々が鍛え能力を引き上げてからでないと厳しく思います」
「え?あたしそんなに厳しくないよ?アンヌシアさんじゃあるまいし」
あたしの言葉にライが真剣な顔で首を左右に振る。
「まずは我々が対応させて頂きます、日替わりで鍛えさせてもらいます」
なんか張り切ってるみたいだから頼んでもいいかな?それに偶にあたしが相手すればいいんだし。
「それじゃお願いできるかな?」
「「「「「畏まりました」」」」」
その後少し話をしていたらアルムさんが大量のサンドイッチを皿にのせて持って来た。
「待たせたな!たくさん食べてくれ!!」
笑顔でそう言って来るアルムさん・・・・笑顔なんだけどスキンヘッドとごつい顔でめっち怖い!!けど良い人なんだよね!
「もちろんよ!!」
アリーヌさんめっちゃうれしそうですね!
「んじゃいただきます!」
あたし達は王宮騎士団流サンドイッチを堪能した。
サンドイッチを堪能した後第二師団の本部に向かい歩いていき本部が見えて来た所であたし達に気がついた騎士達が直立不動になり最敬礼をした。
「アンヌシアさんは居るかな?」
「いらっしゃいます!そのまま中へお入りください」
騎士の言葉にあたしは頷き中へ入る。
「あら?レンちゃんじゃないの」
中に入ってすぐアンヌシアさんに出くわした。
どうやら執務室に向かおうといた所にあたしが来たみたいだった。
「こんにちわアンヌシアさん、今日は例の訓練場が出来たのでそろそろ引き取りたいと伝えに来たんだ」
あたしの言葉を聞きアンヌシアさんは近くにいた騎士に声を掛ける。
「リッツあの2人を連れて来てくれる?私達は執務室に居るから」
「了解しました」
騎士さんはそう言った後に走って行って、それを見送った後にアンヌシアさんがニコニコしながら口を開く。
「それじゃ部屋に行きましょう」
執務室で座って待っているとノックの後さっきの騎士さんが入って来てアンヌシアさんに『連れてきました』と伝えた後に部屋を出て行き、入れ違いにセレーナとレコアさんが入ってきた。
「「お呼びでしょうか?」」
・・・・・・・・・もうね本物の軍人なんだよね、両手を後ろで組んで背筋を伸ばして立ってる姿がね!!
「レンちゃんがそろそろあなた達を迎えたいと言って来たのよ」
アンヌシアさんが話している間も微動だにせずにアンヌシアさんを見ている2人はその言葉を聞き、そこでやっとあたしに視線を向けた。
「で?どうする?もう少しここに居るかい?それともあたしの所に来る?」
その言葉を聞きレコアさんが迷わず勢い良く頭を下げる。
「よろしくお願いいたしますお姉さま!!」
「うん、ちょっと待とうか」
あたしの前で深々と頭を下げているレコアさんにあたしはそう言った。
元騎士団団長でありこの店のマスターのアルムさんがにこやかに声を掛けて来た。
「久しぶり、いつものサンドイッチを人数分頼みたいんだけどお願いできるかな?」
「おう!任せておけ!従魔達のぶんは増量でいいんだな?」
もう顔馴染みだから判ってるね!
「お願いします」
あたし達は椅子に座りサンドイッチが来るまでのんびりすることにした。
「あ!シン達にお願いがあるんだ」
あの2人を鍛える事になるから皆に協力してもらうんだ。
「何でございましょうか?」
シンが代表して聞いて聞いたのであたしは皆を見ながら口を開く。
「セレーナとレコアさんを鍛えるから協力して欲しい」
あたしの言葉に皆が頷く。
「レン様に提案がございます」
ライが真剣な顔で言って来たので視線を向け言葉を持つ。
「我々5人で交代でお2人を鍛えたく思います、そしてレン様はお手が空いた時に相手をしてもらえば十分かと思います」
「へ?でもそれだとレスティオール王との約束に反しない?」
あたしが鍛えるからレスティオール王は預けて来たんだし。
「はっきり言いいますとあの2人にレン様の訓練は過酷かともいます。先ずは我々が鍛え能力を引き上げてからでないと厳しく思います」
「え?あたしそんなに厳しくないよ?アンヌシアさんじゃあるまいし」
あたしの言葉にライが真剣な顔で首を左右に振る。
「まずは我々が対応させて頂きます、日替わりで鍛えさせてもらいます」
なんか張り切ってるみたいだから頼んでもいいかな?それに偶にあたしが相手すればいいんだし。
「それじゃお願いできるかな?」
「「「「「畏まりました」」」」」
その後少し話をしていたらアルムさんが大量のサンドイッチを皿にのせて持って来た。
「待たせたな!たくさん食べてくれ!!」
笑顔でそう言って来るアルムさん・・・・笑顔なんだけどスキンヘッドとごつい顔でめっち怖い!!けど良い人なんだよね!
「もちろんよ!!」
アリーヌさんめっちゃうれしそうですね!
「んじゃいただきます!」
あたし達は王宮騎士団流サンドイッチを堪能した。
サンドイッチを堪能した後第二師団の本部に向かい歩いていき本部が見えて来た所であたし達に気がついた騎士達が直立不動になり最敬礼をした。
「アンヌシアさんは居るかな?」
「いらっしゃいます!そのまま中へお入りください」
騎士の言葉にあたしは頷き中へ入る。
「あら?レンちゃんじゃないの」
中に入ってすぐアンヌシアさんに出くわした。
どうやら執務室に向かおうといた所にあたしが来たみたいだった。
「こんにちわアンヌシアさん、今日は例の訓練場が出来たのでそろそろ引き取りたいと伝えに来たんだ」
あたしの言葉を聞きアンヌシアさんは近くにいた騎士に声を掛ける。
「リッツあの2人を連れて来てくれる?私達は執務室に居るから」
「了解しました」
騎士さんはそう言った後に走って行って、それを見送った後にアンヌシアさんがニコニコしながら口を開く。
「それじゃ部屋に行きましょう」
執務室で座って待っているとノックの後さっきの騎士さんが入って来てアンヌシアさんに『連れてきました』と伝えた後に部屋を出て行き、入れ違いにセレーナとレコアさんが入ってきた。
「「お呼びでしょうか?」」
・・・・・・・・・もうね本物の軍人なんだよね、両手を後ろで組んで背筋を伸ばして立ってる姿がね!!
「レンちゃんがそろそろあなた達を迎えたいと言って来たのよ」
アンヌシアさんが話している間も微動だにせずにアンヌシアさんを見ている2人はその言葉を聞き、そこでやっとあたしに視線を向けた。
「で?どうする?もう少しここに居るかい?それともあたしの所に来る?」
その言葉を聞きレコアさんが迷わず勢い良く頭を下げる。
「よろしくお願いいたしますお姉さま!!」
「うん、ちょっと待とうか」
あたしの前で深々と頭を下げているレコアさんにあたしはそう言った。
112
お気に入りに追加
1,279
あなたにおすすめの小説

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。

子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…

出来損ないと呼ばれた伯爵令嬢は出来損ないを望む
家具屋ふふみに
ファンタジー
この世界には魔法が存在する。
そして生まれ持つ適性がある属性しか使えない。
その属性は主に6つ。
火・水・風・土・雷・そして……無。
クーリアは伯爵令嬢として生まれた。
貴族は生まれながらに魔力、そして属性の適性が多いとされている。
そんな中で、クーリアは無属性の適性しかなかった。
無属性しか扱えない者は『白』と呼ばれる。
その呼び名は貴族にとって屈辱でしかない。
だからクーリアは出来損ないと呼ばれた。
そして彼女はその通りの出来損ない……ではなかった。
これは彼女の本気を引き出したい彼女の周りの人達と、絶対に本気を出したくない彼女との攻防を描いた、そんな物語。
そしてクーリアは、自身に隠された秘密を知る……そんなお話。
設定揺らぎまくりで安定しないかもしれませんが、そういうものだと納得してくださいm(_ _)m
※←このマークがある話は大体一人称。

義母に毒を盛られて前世の記憶を取り戻し覚醒しました、貴男は義妹と仲良くすればいいわ。
克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位
11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位
11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位
11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位
転生者は冒険者となって教会と国に復讐する!
克全
ファンタジー
東洋医学従事者でアマチュア作家でもあった男が異世界に転生した。リアムと名付けられた赤子は、生まれて直ぐに極貧の両親に捨てられてしまう。捨てられたのはメタトロン教の孤児院だったが、この世界の教会孤児院は神官達が劣情のはけ口にしていた。神官達に襲われるのを嫌ったリアムは、3歳にして孤児院を脱走して大魔境に逃げ込んだ。前世の知識と創造力を駆使したリアムは、スライムを従魔とした。スライムを知識と創造力、魔力を総動員して最強魔獣に育てたリアムは、前世での唯一の後悔、子供を作ろうと10歳にして魔境を出て冒険者ギルドを訪ねた。
アルファポリスオンリー

5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる