レディース異世界満喫禄

日の丸

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見ていて怖いよ!!

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レコアさんと戦闘を始めて2時間が経った・・・・・・・けどあたしは無傷で相手のレコアさんは目の前で大の字で仰向けで倒れて荒い息をついていた。



「まだまだやるよ、さっさと起きな」



起きようとしないレコアさんに手をかざして回復魔法を使う。



「【メガヒール】!ほれ疲れは取れたべ?立ちな」



そう言っても動かないレコアさんを見てため息をつき、ふと王族組を見てみると全員が驚きの顔で固まっておる。

まあレコアさんの実力をしてを知っているので手も足も出ない事に驚いているみたいだ。

その後もう一度レコアさんを見てみるとやはり立ち上がる気配がない。



「しゃーないな終わりにすんべ、レコアさん一つ聞きたい・・・・あたしとまた闘いたい?」



寝ころんだまま動かないレコアさんにそう聞くと少しの間何の反応もなかったけど5分くらい経ってから返事が返って来た。



「やりたくないわ」



あたしはそれを聞いて思いっ切り深い溜息をついた後に口を開く。



「本当にがっかりしたよ・・・・・格上のアンタに負けたセレーナが負けた後になんて言ったかわかる?『基礎からやり直します』・・・・・だ、アンタが戦いたがってるのはその力を振り回したいだけで、武に関して真摯にやってる訳じゃないんだよ、あたしがセレーナを気に入ったのは武に対して真摯に取り組んでいつも少しでも強くなろうとしてる・・・・それを見てるからね」



脳筋に見えなくもないけど真剣に打ち込んでるのを見ていると応援したくなってくる、だから手助けはしている。

・・・・・・・・・・って両手で両頬を覆い体をくねくねさせながら照れなくていいよセレーナ!!見ていて怖いよ!!



「一つ言っておく・・・あんたとやり合ってる時、本来ならアンタが倒れた後に追い打ちをかけるのが普通だ、つまりアンタは何度も死んでるんだよ本来ならね」



普通は立ち上がるまで待つとかはしない、まあ当たり前だけど実戦でそんな事をしていたらすぐに大怪我か死ぬからね。



「まあアンタの能力と境遇のお陰でボロボロにされるって事が無かったんだろうね・・・・・だから挫折を味わった事が無かった」



そして今日あたしとやり合ってボロボロにされて戦う気力すら起きなくなった・・・と。



「アンタがこれからどうするかは知らないけど、これだけは言っておく今後試合の時みたいな戦いはするな、でないといざ実戦って時に死ぬ事になるからね」



試合ってのはぶっちゃけ実戦の予行練習だと思う、予行演習でそんな手の抜いたことをやっていたら、体に染みついて実戦でもやりそうで怖い。



「って事で戦いはこれまでだ、王様あたし達は帰るよ」



あたし達のやり取りを固まったまま見ていた王様にそう言ってあたし達は訓練場を出て城門に向かい歩き出す。



「王に手を出すんじゃないかと冷や冷やしたぞ」



一緒に歩いているアストレイにそう言われてあたしは苦笑する。



「アストレイも大人しく見てたじゃん、いつ止めに入るのか?って思ってたのに」



あたしがそう言うとアストレイが真顔になる。



「俺はメイシェル王国の貴族だからな、此処の王族がどう動くのかが見たかったから黙っていたのだ」



「え?メイシェル王国に迷惑が掛かるから黙ってたんじゃないの?」



「いや?今の王と次代の王がどう対応するのかを見ていた」



詳しく聞くとやり取りのない王家を知ることの出来る機会の為観察していたという事だった、そしてアストレイが思った事と今回の出来事をケインに教えると言っていた。



「待って!!って事はあたしが王家相手に喧嘩したのをケインに言うって事?」



「その通りだが?」



真顔で言い切ったよこの人!!



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