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しっかりと貰っておかないとね!!
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あたしの言葉を聞き啞然とする国王様が立ち直り苦笑しながら口を開く。
「流石にそれは・・・・・・」
信じようとしない国王様に内心あたしも同意する。
国の名前を挙げて初めて気がついたよ王族の知り合いが多すぎるって!!おかしいよねあたしはただの平民のはずなのに!!
「お話中に割り込むことをお許しください」
セレーナが国王さんにそう言って一礼し王様が頷く。
「お姉さまが言っている事は嘘ではありません、何故かと言うと私がその事を証明できるからです、我が名はセレーナ・アルフィード 、ハウダック王国の三大王族の一家アルフィード家の末席に席を置く者でず。
わが国と我が名に懸けてお姉さまが嘘をついていないと証明します、それとお姉さま各国から頂いた国旗を出してもらえますか?それで証明になるかともいます」
セレーナの名乗りとその言葉に王様だけじゃなくここに居る王族や騎士達も驚いた顔で立ち尽くす。
もちろんレコアさんもだ。
「・・・・・・・・・何故王族である君が彼女と共に居るのだ?」
半信半疑の顔で王様がそう訊ねるとセレーナは笑顔で口を開く。
「私はお姉さまに鍛えてもらっていますの、これはわが国の女王様の許可もきちんと得ています」
セレーナと王様の会話を聞きながら【アイテムボックス】からアニマルズ用にもらった各国の国旗を取り出してセレーナに渡す。
「ほい」
「ありがとうございますお姉さま」
セレーナに手渡した国旗をみて王様も信じてくれたようだった。
「疑ってすまなかった、あと先程の部下の失言をもう一度詫びさせてほしい、すまなかった」
今度はしっかりと頭を下げて謝って来た事にあたしは驚き、跪いていた騎士達は立ち上がり王様に駆け寄る。
「何をなさっているのですか陛下!!このような平民に頭を下げる事などないのです!!」
駆け寄る騎士達を一睨みして動きを止め口を開く。
「この者は6国の王に認められた者だぞ?貴様等はそれを聞いてなおこの者を貶めるのか?」
王様が黙り込んだ騎士を見た後にもう一度あたしに視線を向ける。
「すまないね、部下には後でしっかりと教育しておくよ」
その言葉にあたしは首を左右に振る。
「その人たちは自分の仕事をしていただけだからあんまり責めないで、んじゃあたし達はいくよ」
そう言って立ち去ろうとするとセレーナがレコアさんに視線を向け口を開く。
「レコアさん、私は強かったですか?」
真剣な表情でそう訊ねレコアさんは頷く。
「そうですか・・・・でもこんな私を軽く倒せる人達が複数います、世界は広いですよ」
セレーナの言葉に考えこむレコアさんを置いてあたし達はエルスさんと合流するべく移動する。
「あ!大会本部に行かなきゃいけなかったんじゃなかったっけ?」
合流すべく歩いている時にふと思い出した。
「あ!そうですね一度顔を出さないとまずいですよね」
閉会式はセレーナの治療中に終わったみたいだけど賞金はもらってない、セレーナが頑張った証ともいえるしセレーナのおこずかいになるんだからしっかりと貰っておかないとね!!
セレーナを先頭に忙しそうにしている大会スタッフを避けながら大会本部となっている部屋へと入ると、大会で司会者をしていた男性がセレーナの姿を見て駆け寄って来た。
「セレーナ選手お体は大丈夫なのですか?かなり打たれてましたよね?無理はしないでください」
司会者がそう言った事でセレーナに視線が集った後に、スタッフが集まりセレーナに声を掛けて来た。
「おしかったね!」
「いい試合だった!!」
「凄くドキドキしたよ!!」
「貴女は強かった!!感動した!!」
等々言われて最初は驚いていたけど段々と嬉しそうにはにかむセレーナ。
この優勝は出来なかったけどいい経験をしたねセレーナ。
「流石にそれは・・・・・・」
信じようとしない国王様に内心あたしも同意する。
国の名前を挙げて初めて気がついたよ王族の知り合いが多すぎるって!!おかしいよねあたしはただの平民のはずなのに!!
「お話中に割り込むことをお許しください」
セレーナが国王さんにそう言って一礼し王様が頷く。
「お姉さまが言っている事は嘘ではありません、何故かと言うと私がその事を証明できるからです、我が名はセレーナ・アルフィード 、ハウダック王国の三大王族の一家アルフィード家の末席に席を置く者でず。
わが国と我が名に懸けてお姉さまが嘘をついていないと証明します、それとお姉さま各国から頂いた国旗を出してもらえますか?それで証明になるかともいます」
セレーナの名乗りとその言葉に王様だけじゃなくここに居る王族や騎士達も驚いた顔で立ち尽くす。
もちろんレコアさんもだ。
「・・・・・・・・・何故王族である君が彼女と共に居るのだ?」
半信半疑の顔で王様がそう訊ねるとセレーナは笑顔で口を開く。
「私はお姉さまに鍛えてもらっていますの、これはわが国の女王様の許可もきちんと得ています」
セレーナと王様の会話を聞きながら【アイテムボックス】からアニマルズ用にもらった各国の国旗を取り出してセレーナに渡す。
「ほい」
「ありがとうございますお姉さま」
セレーナに手渡した国旗をみて王様も信じてくれたようだった。
「疑ってすまなかった、あと先程の部下の失言をもう一度詫びさせてほしい、すまなかった」
今度はしっかりと頭を下げて謝って来た事にあたしは驚き、跪いていた騎士達は立ち上がり王様に駆け寄る。
「何をなさっているのですか陛下!!このような平民に頭を下げる事などないのです!!」
駆け寄る騎士達を一睨みして動きを止め口を開く。
「この者は6国の王に認められた者だぞ?貴様等はそれを聞いてなおこの者を貶めるのか?」
王様が黙り込んだ騎士を見た後にもう一度あたしに視線を向ける。
「すまないね、部下には後でしっかりと教育しておくよ」
その言葉にあたしは首を左右に振る。
「その人たちは自分の仕事をしていただけだからあんまり責めないで、んじゃあたし達はいくよ」
そう言って立ち去ろうとするとセレーナがレコアさんに視線を向け口を開く。
「レコアさん、私は強かったですか?」
真剣な表情でそう訊ねレコアさんは頷く。
「そうですか・・・・でもこんな私を軽く倒せる人達が複数います、世界は広いですよ」
セレーナの言葉に考えこむレコアさんを置いてあたし達はエルスさんと合流するべく移動する。
「あ!大会本部に行かなきゃいけなかったんじゃなかったっけ?」
合流すべく歩いている時にふと思い出した。
「あ!そうですね一度顔を出さないとまずいですよね」
閉会式はセレーナの治療中に終わったみたいだけど賞金はもらってない、セレーナが頑張った証ともいえるしセレーナのおこずかいになるんだからしっかりと貰っておかないとね!!
セレーナを先頭に忙しそうにしている大会スタッフを避けながら大会本部となっている部屋へと入ると、大会で司会者をしていた男性がセレーナの姿を見て駆け寄って来た。
「セレーナ選手お体は大丈夫なのですか?かなり打たれてましたよね?無理はしないでください」
司会者がそう言った事でセレーナに視線が集った後に、スタッフが集まりセレーナに声を掛けて来た。
「おしかったね!」
「いい試合だった!!」
「凄くドキドキしたよ!!」
「貴女は強かった!!感動した!!」
等々言われて最初は驚いていたけど段々と嬉しそうにはにかむセレーナ。
この優勝は出来なかったけどいい経験をしたねセレーナ。
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