レディース異世界満喫禄

日の丸

文字の大きさ
943 / 1,656

判ってくれてよかった!!

しおりを挟む
セレーナが打たれ続けているのを見てあたしは立ち上がりセレーナを見守る。



「もう意識はないですねセレーナさんは」



シンがそう言ったのを聞いてもあたしはシンの方を向かずにセレーナとレコアさんを見ていてレコアさんが大きく右腕を引いた瞬間に【アイテムボックス】から日光を取り出してセレーナに向かい投げつけた。

そしてレコアさんが飛んでくる気配を察知してバックステップした後に突き刺さった日光を見た後に飛んできた方向・・・・・あたしに向かい視線を向けて来た。

視線を受けたあたしは口を開く。



「審判さんセレーナは気絶している、ここまでだよ」



観客席から言って来たあたしの言葉に審判さんが動かずに立ち尽くすセレーナに走り寄りセレーナの意識があるかを確認した後に口を開く。



「これまで!!勝者レコア・ラノア!!」



審判さんの言葉に会場中が沸き上がり賞賛の声が上がる。

そんな称賛の声が飛び交う中あたし達・・・・・子供達はかなり心配な顔で舞台上を見ている。



「レンお姉ちゃんセレーナ姉ちゃんは大丈夫なの?かなり打たれてたよ?」



戦闘経験者のガイルが凄く心配してそう聞いてきたのを皮切りに他の子供達もあたしに心配そうな顔で歩み寄って色々聞いてくる。

そんな中セレーナは舞台上に寝かされ後に運営スタッフが持ってきたストレッチャーみたいな物に乗せられて選手専用の出入り口へと向かい入って行った。



「セレーナお姉ちゃん本当に大丈夫なの?」



「大丈夫なんだよね?セレーナお姉ちゃん死んだりしないよね?」



「すごく痛そうだよ?大丈夫なの?」



など本当にセレーナの事を心配しているのが判る。



「大丈夫だよあたしがきっちり治すからね、皆あたしを信じてるでしょう?」



「「「「「「「「うん」」」」」」」」



ノータイムで答えてくれる子供達に思わずほっこりした後にあたしはエルスさんに視線を向ける。



「少し行って来るから子供達をお願いします」



「畏まりました」



エルスさんはそう言った後に恭しく一礼してポーラとテレスとミレーヌとカロラに視線を向けて口を開く。



「もう少しここに居ます何かの飲み物でも買ってきて貰えますか?」



それを聞いたポーラとテレスが立ち上がり屋台に買い物に行ったのを見た後にあたしも動くことにする。



「んじゃ行って来る、あ!!シン悪いけど日光を取ってきてくれるかな?」



「畏まりました」



皆に見送られてあたしとシンを抜かした従者達で選手専用の出入り口からセレーナが運ばれたであろう部屋へと向かう。

そして運営スタッフが騒がしくしている中一人のスタッフを捕まえてセレーナがいる部屋を聞きだしてその部屋へと向かいノックの後に部屋へと入ると意識を取り戻してはいないセレーナとセレーナを見ている医者がと数人のスタッフがいた。



「何ですか貴女は?この部屋は関係者以外は立入禁止ですよ!!」



スタッフの一人があたし達に気がつきそう言ってあたしに歩み寄って来たのであたしが口を開こうとしたら・・・・シンがあたしの前に出てスタッフの前に立ち口を開いた。



「この方はセレーナさんの師であり家族ですセレーナさんを見に来ました」



そん言葉を聞いたスタッフは慌てて頭を下げて脇に避けた。

判ってくれてよかった!!



「皆悪いんだけど部屋を出てくれるかな?」



セレーナを見ながらそう言うとシン達もあたしが何をやりたいかを理解して部屋の中に居るスタッフを部屋から出てもらうように説得して部屋から出していく。



「俺は出て行かぬ!患者が目の前にいるのにそれを放置して行くのは俺の主義に反する!」



セレーナを見ていた30代の医者・・・・身長190位の青い髪を刈り上げた男性がそう言いながらあたしを睨んできたのであたしは溜息をついた。

そんな事をしているうちに医者を除き全員を部屋から出したのを確認した後にあたしはお医者さんに視線を向ける。



「時間がないからさっさとやるけど、これから起こる事は内緒にして欲しい」



あたしはそう言った後にセレーナに視線を向けた後にセレーナに向かい手をかざす。



しおりを挟む
感想 1,344

あなたにおすすめの小説

公爵家の末っ子娘は嘲笑う

たくみ
ファンタジー
 圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。  アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。  ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?                        それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。  自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。  このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。  それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。 ※小説家になろうさんで投稿始めました

【完結】男爵令嬢は冒険者生活を満喫する

影清
ファンタジー
英雄の両親を持つ男爵令嬢のサラは、十歳の頃から冒険者として活動している。優秀な両親、優秀な兄に恥じない娘であろうと努力するサラの前に、たくさんのメイドや護衛に囲まれた侯爵令嬢が現れた。「卒業イベントまでに、立派な冒険者になっておきたいの」。一人でも生きていけるようにだとか、追放なんてごめんだわなど、意味の分からぬことを言う令嬢と関わりたくないサラだが、同じ学園に入学することになって――。 ※残酷な描写は予告なく出てきます。 ※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムに掲載中です。 ※106話完結。

貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ

ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます! 貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。 前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?

異世界へ行って帰って来た

バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。 そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。

捨てられた地味な王宮修復師(実は有能)、強面辺境伯の栄養管理で溺愛され、辺境を改革する ~王都の貴重な物が失われても知りませんよ?~

水上
恋愛
「カビ臭い地味女」と王太子に婚約破棄された王宮修復師のリディア。 彼女の芸術に関する知識と修復師としての技術は、誰からも必要性を理解されていなかった。 失意の中、嫁がされたのは皆から恐れられる強面辺境伯ジェラルドだった! しかし恐ろしい噂とは裏腹に、彼はリディアの不健康を見逃せない超・過保護で!? 絶品手料理と徹底的な体調管理で、リディアは心身ともに美しく再生していく。 一方、彼女を追放した王都では、貴重な物が失われたり、贋作騒動が起きたりとパニックになり始めて……。

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

私と母のサバイバル

だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。 しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。 希望を諦めず森を進もう。 そう決意するシェリーに異変が起きた。 「私、別世界の前世があるみたい」 前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?

巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?

サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。 *この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。 **週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**

処理中です...