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確かに!!
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「ここだよ」
案内された場所は裏通りのさらに奥に進んだ所にあり、目の前には木製のボロボロの小さな家があった。
「ん?」
家の中からあたし達を見ている子供が見えた。
「他の奴等は?」
「奥に居る」
その言葉を聞いた男の子があたしに視線を向ける。
「本当に皆に手は出さないんだな?」
「うん」
その言葉を聞いて視線を家に戻すと口を開く。
「開けて」
ドアが開いて中が見えた所で少し驚く。
中が見える位置に三人くらいが立っていて、弓をしっかりと構えていたのだ、無理やり入った時に矢が飛んでくることになっていたのだろう。
「デューが連れて来たみたいだけどアンタ何をしに来た?」
子供達のリーダー格らしい女の子・・・・多分子供達の中で一番年上っぽい金髪ショートの女の子があたし達を睨みながら聞いてきた」
あたしはその言葉に苦笑する。
「話がしたいだけだよ、だからその弓は下してくんないかな?」
こっちジッと見ていた女の子が仲間に視線を向けると弓を下ろし始める。
「中に入って。あんまり中は見られたくないんだ」
「あいよ」
許可を得たので中に入ろうとすると、何かに気がついた女の子が慌て始める。
「その動物達は入れないから!!家が壊れる!!」
・・・・・・・・・確かに!!ガイアが壁に軽く当たっただけでも崩れるね!!
「皆悪いんだけど少し待っていてくれるかな?シンとミズキはアニマルズを一緒に居てあげてくれる?」
ご近所さんが驚いた時に2人に取り持ってもらおう。
「「畏まりました」」
2人が頷いてくれたのであたしは金髪の女の子に視線を向ける。
「これで大丈夫だべ?中に入っていいかい?」
金髪の女の子に聞くと頷いてくれたので中にはいると5人の男女が遠回しにあたしを見ている。
「んじゃ失礼して」
あたしはそのまま床に胡坐をかいて座る。
「あたしが此処に来たのは2つ聞きたい事があったからなんだ」
何も言わずあたしを見る子供達を見ながら口を開く。
「スリ以外何をやってる?スリだけじゃ生きていけないべ?」
毎回成功するほど甘くはないだろうしね。
「俺達が出来る日雇いの仕事とかもたまに・・・・・・でもすごく安い」
・・・・・・・まあ子供が出来る事なんだからお小遣い帳程度の額なんだろう。
「なるほど・・・・・もう1つだ・・・アンタ等あたしに雇われない?・・・・いや違うか?あれ?見習いって雇うって事になるんだっけ?」
ん?確か見習いも少しは給料が出るはずだから雇っているって事でいいのか?
「「「「「「は?」」」」」」
そろって疑問の声を上げる子供達を見ながら続ける。
「うちの商会がこの街に店を出すことになったんだ、だからそこで働かないかって事だ」
オープンに向けて人を集めてるって言ったから丁度いいと思うだよね、見習いとはいえ教えれば戦力になるんだから。
「・・・・私達は貴女をさっきまで知らなかった・・・・なのに何でその話をしてくるの?」
「気まぐれ」
金髪女の子にそう言われたからしっかりと答える。
これはあたしの気まぐれ、我儘なのだよ!!
「ただし1つ約束を守ってもらう」
子供達を見ながらあたしは口を開く。
「もうスリは・・・・犯罪を犯さない事、商会で雇う以上商会の責任になるからね」
あたしの気まぐれで商会で雇う以上エルスさんにこれ以上迷惑をかけてはいけない、だからしっかりと言っておかないといけない。
「もちろんうちで雇う以上、衣・食・住は保証するし給金も出るよ」
「私達を騙してこき使うつもり?」
金髪女の子が疑うように言って来た時テレスが前に出て口を開く。
「この方の言う事は本当の事です、信じられないのなら今用意している店へ案内しますわ、そこを見てから決断してもいいですよ?」
ナイスフォローだよテレスさん!!
案内された場所は裏通りのさらに奥に進んだ所にあり、目の前には木製のボロボロの小さな家があった。
「ん?」
家の中からあたし達を見ている子供が見えた。
「他の奴等は?」
「奥に居る」
その言葉を聞いた男の子があたしに視線を向ける。
「本当に皆に手は出さないんだな?」
「うん」
その言葉を聞いて視線を家に戻すと口を開く。
「開けて」
ドアが開いて中が見えた所で少し驚く。
中が見える位置に三人くらいが立っていて、弓をしっかりと構えていたのだ、無理やり入った時に矢が飛んでくることになっていたのだろう。
「デューが連れて来たみたいだけどアンタ何をしに来た?」
子供達のリーダー格らしい女の子・・・・多分子供達の中で一番年上っぽい金髪ショートの女の子があたし達を睨みながら聞いてきた」
あたしはその言葉に苦笑する。
「話がしたいだけだよ、だからその弓は下してくんないかな?」
こっちジッと見ていた女の子が仲間に視線を向けると弓を下ろし始める。
「中に入って。あんまり中は見られたくないんだ」
「あいよ」
許可を得たので中に入ろうとすると、何かに気がついた女の子が慌て始める。
「その動物達は入れないから!!家が壊れる!!」
・・・・・・・・・確かに!!ガイアが壁に軽く当たっただけでも崩れるね!!
「皆悪いんだけど少し待っていてくれるかな?シンとミズキはアニマルズを一緒に居てあげてくれる?」
ご近所さんが驚いた時に2人に取り持ってもらおう。
「「畏まりました」」
2人が頷いてくれたのであたしは金髪の女の子に視線を向ける。
「これで大丈夫だべ?中に入っていいかい?」
金髪の女の子に聞くと頷いてくれたので中にはいると5人の男女が遠回しにあたしを見ている。
「んじゃ失礼して」
あたしはそのまま床に胡坐をかいて座る。
「あたしが此処に来たのは2つ聞きたい事があったからなんだ」
何も言わずあたしを見る子供達を見ながら口を開く。
「スリ以外何をやってる?スリだけじゃ生きていけないべ?」
毎回成功するほど甘くはないだろうしね。
「俺達が出来る日雇いの仕事とかもたまに・・・・・・でもすごく安い」
・・・・・・・まあ子供が出来る事なんだからお小遣い帳程度の額なんだろう。
「なるほど・・・・・もう1つだ・・・アンタ等あたしに雇われない?・・・・いや違うか?あれ?見習いって雇うって事になるんだっけ?」
ん?確か見習いも少しは給料が出るはずだから雇っているって事でいいのか?
「「「「「「は?」」」」」」
そろって疑問の声を上げる子供達を見ながら続ける。
「うちの商会がこの街に店を出すことになったんだ、だからそこで働かないかって事だ」
オープンに向けて人を集めてるって言ったから丁度いいと思うだよね、見習いとはいえ教えれば戦力になるんだから。
「・・・・私達は貴女をさっきまで知らなかった・・・・なのに何でその話をしてくるの?」
「気まぐれ」
金髪女の子にそう言われたからしっかりと答える。
これはあたしの気まぐれ、我儘なのだよ!!
「ただし1つ約束を守ってもらう」
子供達を見ながらあたしは口を開く。
「もうスリは・・・・犯罪を犯さない事、商会で雇う以上商会の責任になるからね」
あたしの気まぐれで商会で雇う以上エルスさんにこれ以上迷惑をかけてはいけない、だからしっかりと言っておかないといけない。
「もちろんうちで雇う以上、衣・食・住は保証するし給金も出るよ」
「私達を騙してこき使うつもり?」
金髪女の子が疑うように言って来た時テレスが前に出て口を開く。
「この方の言う事は本当の事です、信じられないのなら今用意している店へ案内しますわ、そこを見てから決断してもいいですよ?」
ナイスフォローだよテレスさん!!
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