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今日はガイルとセレーナの応援だよ!!
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武闘大会は王都に入る前に丘から見えた闘技場を使い予選と本戦をやる事になっていた。
王都から闘技場までの道のりには軽食・ジュース・酒などの屋台。そして武器や雑貨などの路上販売などで賑わっていた。
そして有名な大会なだけあって予選なのにかなりの人達が行き来していて賑わってた。
「んじゃ二人とも頑張ってね」
「「はい!!」」
大会参加者は一度会場に集まらければならず、2人は今から集合場所へと向かうのだ。
皆の応援を受けてガイルとセレーナは闘技場へと入って行った。
「皆手を繋いで迷子にならないようにね!今日はガイルとセレーナの応援だよ!!」
2人の晴れ舞台だから皆でしっかりと見て応援してあげなきゃね!!
「「「「「「「はーい」」」」」」
皆で闘技場に移動して入り口近くで人だかりができている所があり、男性の張りのあるこえが聞こえる。
「さあさあ!!今回の予選参加者のリストだよ!持って行ってくれ!!」
あ!そんなリストがるんだ?さすがギルド本格的だね!!
「シン、頼めるかな?」
「かしこまりました」
ガイルとセレーナの名前が載ってるから記念にもらっておいて保存しておこう!!
それにしてもたっぱり強そうな人がチラホラといるね、でも今のところ目立って強そう人はいなさそうだ。
周囲を見ながらシンが戻ってくるのを待っていると見た事のあるローブ姿の女性がこっちに歩いてくるのが見えた。
「昨日はどうも」
「それはあたしの言葉だべ?アンタも大会に出るんだ?」
顔全体は見えないくらいフードを深くかぶっているが口元は見えるので彼女があたしの言葉に微笑んでいるのは判った。
「出るわ、貴女は出ないって言ってたわね?」
「あたしは観戦だ、代わりに弟と知り合いが出るよ」
あたしは頷いた後にそう説明した。
「強いの?」
「自分で確かめな」
この人の事は知らないけど、わざわざうちの子達の情報を渡すほどあたしはお人好しじゃないんだよ!!
けどローブの女性はあたしの言葉を聞き嬉しそうに微笑んだ後闘技場へと入って行った。
「レン様お待たせしました、一応ガイル君とセレーナさん記念という事で、本人へ渡す用、見る用、保存用、知り合いに配布用の為10枚もらってきました」
「でかしたよシン!!」
多くある分には困らないからね!!配布先は【銀の剣】の面々に弟子が初めて参加した大会記念って感じで渡そうかな?
「どれどれ」
リストを見てみると12ブロックでわけられて、一ブロック40人でバトルロイやルをやり上位2人の勝ち残りとなっている。
あれ?20人でバトルロイやルって話だったと思ったけど40人に増えてる。それと本戦は12人の勝ち抜き戦だったのが24人になっている。
今年は参加者が増えてこうなったのか、今年から人数が増えたのかしたのだろう。
「予選はかなりの混戦になるねこりゃ」
もうあたしは見ていることしかできないからあの子達の勇姿を見守ろう。
「それと・・・・・あ!ガイルとセレーナは別のブロックだね!良かった!」
予選から同じブロックとかだったら、かなりビミョーな空気になりそうだったからね。
「んじゃあたし達も闘技場に入ろうか」
「「「「「「「「はーい」」」」」」」」
闘技場の中の観戦場にはもう結構人がいてもらったリストを見ながらだれが勝つとか。有名な人だとか言って盛り上がっていた。
「あそこ空いてるからあそこにしよう」
空いている場所を発見したのでそこに座る事にした。
座ってから闘技場の中心を見てみるとかなり大きく、50人は余裕で戦えるほど広い円形の舞台となっいていた。
そしてその中心に一人の男性が歩いていき声を張り上げる。
「お待たせした!これより第34回レスティオール武闘大会、予選を始めます!!」
さあいよいよ始まるね。
王都から闘技場までの道のりには軽食・ジュース・酒などの屋台。そして武器や雑貨などの路上販売などで賑わっていた。
そして有名な大会なだけあって予選なのにかなりの人達が行き来していて賑わってた。
「んじゃ二人とも頑張ってね」
「「はい!!」」
大会参加者は一度会場に集まらければならず、2人は今から集合場所へと向かうのだ。
皆の応援を受けてガイルとセレーナは闘技場へと入って行った。
「皆手を繋いで迷子にならないようにね!今日はガイルとセレーナの応援だよ!!」
2人の晴れ舞台だから皆でしっかりと見て応援してあげなきゃね!!
「「「「「「「はーい」」」」」」
皆で闘技場に移動して入り口近くで人だかりができている所があり、男性の張りのあるこえが聞こえる。
「さあさあ!!今回の予選参加者のリストだよ!持って行ってくれ!!」
あ!そんなリストがるんだ?さすがギルド本格的だね!!
「シン、頼めるかな?」
「かしこまりました」
ガイルとセレーナの名前が載ってるから記念にもらっておいて保存しておこう!!
それにしてもたっぱり強そうな人がチラホラといるね、でも今のところ目立って強そう人はいなさそうだ。
周囲を見ながらシンが戻ってくるのを待っていると見た事のあるローブ姿の女性がこっちに歩いてくるのが見えた。
「昨日はどうも」
「それはあたしの言葉だべ?アンタも大会に出るんだ?」
顔全体は見えないくらいフードを深くかぶっているが口元は見えるので彼女があたしの言葉に微笑んでいるのは判った。
「出るわ、貴女は出ないって言ってたわね?」
「あたしは観戦だ、代わりに弟と知り合いが出るよ」
あたしは頷いた後にそう説明した。
「強いの?」
「自分で確かめな」
この人の事は知らないけど、わざわざうちの子達の情報を渡すほどあたしはお人好しじゃないんだよ!!
けどローブの女性はあたしの言葉を聞き嬉しそうに微笑んだ後闘技場へと入って行った。
「レン様お待たせしました、一応ガイル君とセレーナさん記念という事で、本人へ渡す用、見る用、保存用、知り合いに配布用の為10枚もらってきました」
「でかしたよシン!!」
多くある分には困らないからね!!配布先は【銀の剣】の面々に弟子が初めて参加した大会記念って感じで渡そうかな?
「どれどれ」
リストを見てみると12ブロックでわけられて、一ブロック40人でバトルロイやルをやり上位2人の勝ち残りとなっている。
あれ?20人でバトルロイやルって話だったと思ったけど40人に増えてる。それと本戦は12人の勝ち抜き戦だったのが24人になっている。
今年は参加者が増えてこうなったのか、今年から人数が増えたのかしたのだろう。
「予選はかなりの混戦になるねこりゃ」
もうあたしは見ていることしかできないからあの子達の勇姿を見守ろう。
「それと・・・・・あ!ガイルとセレーナは別のブロックだね!良かった!」
予選から同じブロックとかだったら、かなりビミョーな空気になりそうだったからね。
「んじゃあたし達も闘技場に入ろうか」
「「「「「「「「はーい」」」」」」」」
闘技場の中の観戦場にはもう結構人がいてもらったリストを見ながらだれが勝つとか。有名な人だとか言って盛り上がっていた。
「あそこ空いてるからあそこにしよう」
空いている場所を発見したのでそこに座る事にした。
座ってから闘技場の中心を見てみるとかなり大きく、50人は余裕で戦えるほど広い円形の舞台となっいていた。
そしてその中心に一人の男性が歩いていき声を張り上げる。
「お待たせした!これより第34回レスティオール武闘大会、予選を始めます!!」
さあいよいよ始まるね。
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