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最初から全開だべ!!
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5階への階段を見つけそのまま降りて直ぐに【エリアサーチ】を使い周りを調べてみると少し驚く。
「皆戦闘準備だ」
【エリアサーチ】を使い周りを調べてみたら4人の人がこっちに向かって走ってきているのだ。
それも30匹位の魔物に追われて。
4人が走ってくる方向を見ていると、砂煙が見え始めたので、あたしは口を開く。
「仕方ないから行くよ、気を引き締めな」
さっき油断して怖い目にあったからね!!今回は油断せずに最初から全開だべ!!
「「「「「畏まりました」」」」」
皆の返事を聞いてもう一度前を見ると、しっかりとその姿が見える。
「いやぁぁぁぁぁ」
「リッカ!あんたのせいだからね!!」
「ごめんなさーーーい!!」
「無駄話してないで走りなさい!!ってあなた達!!逃げなさい!!群れがくるわ!!」
上へと行く階段をめざして走ってくるって事は、あたし達にむかって走って来るって事だ。
そしてあたし達は逃げてくる4人とすれ違うように魔物に向かい走り、一番近くに居るサソリに【サウザンドブレイブ】を打ち込みグラス次の魔物へ【スピアーゲイザー】を叩き込む。
そして右手に装備している【ヴィリーナ】で次のサソリを切り裂いて更なる魔物を探す。
「あれ?」
探したらもう生きている魔物は居なくなっていた、シン達が全てを倒してしまったのだ。
「カナデまだ空から来るよ、空は任せる」
倒し終わった後に一応【エリアサーチ】を使い周りを調べてみたらまだ魔物がいたので見渡したら夜空に動く者が見えた、多分あのでかいカラスだろう。
「畏まりました」
あたしは残りの魔物はカナデやシン達に任せて、追いかけられていたパーティーに声を掛けるべく階段の方に向かい歩き出した。
「大丈夫?」
階段付近で呆然とこっちを見ているパーティー・・・・どうやら全員女性みたい。
「もしもーし?」
固まっている女性たちの前で手をひらひらさせると『はっ!』っと我に返りあたしをガン見して来る。
「大丈夫?」
一番近くに居る女性に視線を合わせて聞いてみると静かに頷く。
「ええ・・・・とても助かったわありがとう、それにしても強いわねあなた達」
「へ?そうかな?まあ弱くはないと思うけど」
あたしの言葉に女性が苦笑して口を開く。
「私の名前はクレア・フォーレスト【エルスタ】のパーティーリーダーをしているわ」
クレアさんは金髪碧眼で背中まで髪を流しており、おっとり系の顔立ちで・・・・・そうかな?胸部装甲も中々の物をお持ちの女性だ・・・・・・・・・・・・・・羨ましい!!
「あたしはレン【輝夜】のパーティーリーダーだ、で?何で追いかけられてたのさ?」
普通あそこまでの数に追いかけられる事ってまずないよね?
「それはうちの魔法使いのせいだ」
って言って後ろの方でうなだれている女の子に視線を向ける。
「あの子がいきなり出て来たデッドニードルにビビッて【エアリアルボム】を使って吹き飛ばして。吹き飛ばされたデットニードルが近場に居た他のデットニードル2体に直撃、怒ったデッドニードル達が私達に襲い掛かり、それに釣られて他のデッドニードル達も私達を襲い始めたのよ」
めっちゃついてないねそれは!
「災難だったね」
「全くよ、ケスリー後でいい酒おごりなさいよ!!」
「はい!すいませんでした!!」
うなだれていた女の子がクレアさんに『おごれ!』って言われた瞬間に背筋が『ピ‐ン』と伸び返事をする姿を見て思わず笑ってしまった。
そしてそんなあたしを見てクレアさんも笑う。
「レン様、空への対応は終わりました」
カナデがそう近いてきながら言って来たので頭を撫でる。
「ありがとうね、他に敵は居そう?」
また闇の中に潜んでいるかもしれないからね。
「いません、シン兄様が魔物を【アイテムボックス】に入れて戻って来たら、休む用意をしますか?」
「そうしようか、一応目的の5階まで来たからね」
「畏まりました」
今日は此処で一休みだね!
「あの・・・・・レン?」
あ!クレアさん達のこと忘れてた!!
「皆戦闘準備だ」
【エリアサーチ】を使い周りを調べてみたら4人の人がこっちに向かって走ってきているのだ。
それも30匹位の魔物に追われて。
4人が走ってくる方向を見ていると、砂煙が見え始めたので、あたしは口を開く。
「仕方ないから行くよ、気を引き締めな」
さっき油断して怖い目にあったからね!!今回は油断せずに最初から全開だべ!!
「「「「「畏まりました」」」」」
皆の返事を聞いてもう一度前を見ると、しっかりとその姿が見える。
「いやぁぁぁぁぁ」
「リッカ!あんたのせいだからね!!」
「ごめんなさーーーい!!」
「無駄話してないで走りなさい!!ってあなた達!!逃げなさい!!群れがくるわ!!」
上へと行く階段をめざして走ってくるって事は、あたし達にむかって走って来るって事だ。
そしてあたし達は逃げてくる4人とすれ違うように魔物に向かい走り、一番近くに居るサソリに【サウザンドブレイブ】を打ち込みグラス次の魔物へ【スピアーゲイザー】を叩き込む。
そして右手に装備している【ヴィリーナ】で次のサソリを切り裂いて更なる魔物を探す。
「あれ?」
探したらもう生きている魔物は居なくなっていた、シン達が全てを倒してしまったのだ。
「カナデまだ空から来るよ、空は任せる」
倒し終わった後に一応【エリアサーチ】を使い周りを調べてみたらまだ魔物がいたので見渡したら夜空に動く者が見えた、多分あのでかいカラスだろう。
「畏まりました」
あたしは残りの魔物はカナデやシン達に任せて、追いかけられていたパーティーに声を掛けるべく階段の方に向かい歩き出した。
「大丈夫?」
階段付近で呆然とこっちを見ているパーティー・・・・どうやら全員女性みたい。
「もしもーし?」
固まっている女性たちの前で手をひらひらさせると『はっ!』っと我に返りあたしをガン見して来る。
「大丈夫?」
一番近くに居る女性に視線を合わせて聞いてみると静かに頷く。
「ええ・・・・とても助かったわありがとう、それにしても強いわねあなた達」
「へ?そうかな?まあ弱くはないと思うけど」
あたしの言葉に女性が苦笑して口を開く。
「私の名前はクレア・フォーレスト【エルスタ】のパーティーリーダーをしているわ」
クレアさんは金髪碧眼で背中まで髪を流しており、おっとり系の顔立ちで・・・・・そうかな?胸部装甲も中々の物をお持ちの女性だ・・・・・・・・・・・・・・羨ましい!!
「あたしはレン【輝夜】のパーティーリーダーだ、で?何で追いかけられてたのさ?」
普通あそこまでの数に追いかけられる事ってまずないよね?
「それはうちの魔法使いのせいだ」
って言って後ろの方でうなだれている女の子に視線を向ける。
「あの子がいきなり出て来たデッドニードルにビビッて【エアリアルボム】を使って吹き飛ばして。吹き飛ばされたデットニードルが近場に居た他のデットニードル2体に直撃、怒ったデッドニードル達が私達に襲い掛かり、それに釣られて他のデッドニードル達も私達を襲い始めたのよ」
めっちゃついてないねそれは!
「災難だったね」
「全くよ、ケスリー後でいい酒おごりなさいよ!!」
「はい!すいませんでした!!」
うなだれていた女の子がクレアさんに『おごれ!』って言われた瞬間に背筋が『ピ‐ン』と伸び返事をする姿を見て思わず笑ってしまった。
そしてそんなあたしを見てクレアさんも笑う。
「レン様、空への対応は終わりました」
カナデがそう近いてきながら言って来たので頭を撫でる。
「ありがとうね、他に敵は居そう?」
また闇の中に潜んでいるかもしれないからね。
「いません、シン兄様が魔物を【アイテムボックス】に入れて戻って来たら、休む用意をしますか?」
「そうしようか、一応目的の5階まで来たからね」
「畏まりました」
今日は此処で一休みだね!
「あの・・・・・レン?」
あ!クレアさん達のこと忘れてた!!
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