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会いたくはないけど!!
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用意されたドレスを試着しながらラーニアと話をする。
「頼んでいた各地方の『総代表』は決まった?」
「はい、式前・・・明後日に面会して貰います」
最初は王様を決める為に考えていたんだけど、これから先何かあった時の為に各地方の総代表は必要だという話になったので決めてもらう事となったのだ。
「それとナジェークは呼んでくれた?」
「はい、午後には到着するかと」
それは何より!ナジェークに会うのが楽しみだべ、驚く顔が思い浮かぶべ、くくく!!
「ていうかサイズピッタリだね」
すげえなこのドレスを作った人!あたしの即位式が決まってそんなに経っていないのにしっかりと作りこんできたよ!ドレスを作った人【カグヤ商会】に引き抜けないかな?かなりの戦力になると思うんだよね!
「それはもう皆が張り切っていましたから『【ゴスペラータ】の女王のドレスを手掛ける事が出来るとはもう死んでもいい』と」
すげえ職人さんなんだね、会いたくはないけど!!
「少し手直しをすれば大丈夫みたいですね、では昼食の後会議室に行きましょう」
「あいよ」
昼飯を食べた後に会議室に行くとラッチさん、マリッサ、アルベルド、ガラム、ナジェークがあたしを待っていた。
「皆忙しい所悪いね」
そう言ってあたしも席に座る。
「早速だけど皆に集まってもらったのは、頼みたい事があるんだ」
「それはどのような事でしょうか?我々は貴女様の為にここに来ました、何なりとお申し付けください」
代表してラッチさんがそう言って来たけど、なんかこの頃うちの従者と同じ事を言ってるんだよね皆。
「ありがとう、んじゃ頼もうかな?まずはラッチさん【ゴスペラータ】は貴方に伯爵の爵位を叙爵する」
あたしの言葉にラッチさんが思いっきり固まった。
「そして昨日話したが軍部を取り仕切って欲しい、もうあんなろくでもない騎士を育てないようにして」
今回の戦いにおいて前アラビータの騎士達がひどすぎた、なのでもうあんな奴らが軍から出ないように徹底的に鍛えて欲しい。
「誠心誠意私の全てをもって引き受けさせていただきます」
あたしの前に跪きそう言って来たので頷く。
「次にアルベルド、子爵の爵位を叙爵する、それとあんたには領地を与える、領地は【ダスティン】、アンタに任せるがもう一つ頼みがる、ラッチさんの副官・・・・この場合は軍部副長官・・・・なのか?を任せたいラッチさんを助けてあがてくれ」
街の方は信頼のできる代官と共にやり、ラッチさんを支えて欲しい。
「承りました、我が人生すべてを【ゴスペラータ】に捧げます」
ラッチさんと同じように跪いてそう言ったのであたしは首を左右に振る。
「アンタも幸せにならなきゃだめだよ」
「心得ました」
そう言ったのであたしは頷く。
「次にガラム、アンタも子爵の爵位を叙爵する、それとあんたには新しく作る組織の頭をやって欲しい」
「それはどんな組織ですかい?」
「裏から国を守る組織」
あたしは内部監査課の事をガラムに話す、ここに居る人間は全員が国のトップに居ることが決まっているので聞かれても問題はない。
「楽しそうですな、大将ひとつ頼みがあるんですが」
珍しく真面目な顔で言って来たので首を傾げながら聞いてみる。
「組織名を内部監査課じゃなくて【ドラクーン】にしてください」
「は?」
いきなり何を言い出すのさ?
「もう【ドラクーン】の活動は終わりを告げる、ですが【ドラクーン】の名は残しておきたいんです」
「私からもお願いします」
なんかラッチさんやアルベルドやマリッサなんかも頭を下げてきた。
「皆がそうしたいのなら別にいいよ」
何か皆が喜んでるからいいかな?
「頼んでいた各地方の『総代表』は決まった?」
「はい、式前・・・明後日に面会して貰います」
最初は王様を決める為に考えていたんだけど、これから先何かあった時の為に各地方の総代表は必要だという話になったので決めてもらう事となったのだ。
「それとナジェークは呼んでくれた?」
「はい、午後には到着するかと」
それは何より!ナジェークに会うのが楽しみだべ、驚く顔が思い浮かぶべ、くくく!!
「ていうかサイズピッタリだね」
すげえなこのドレスを作った人!あたしの即位式が決まってそんなに経っていないのにしっかりと作りこんできたよ!ドレスを作った人【カグヤ商会】に引き抜けないかな?かなりの戦力になると思うんだよね!
「それはもう皆が張り切っていましたから『【ゴスペラータ】の女王のドレスを手掛ける事が出来るとはもう死んでもいい』と」
すげえ職人さんなんだね、会いたくはないけど!!
「少し手直しをすれば大丈夫みたいですね、では昼食の後会議室に行きましょう」
「あいよ」
昼飯を食べた後に会議室に行くとラッチさん、マリッサ、アルベルド、ガラム、ナジェークがあたしを待っていた。
「皆忙しい所悪いね」
そう言ってあたしも席に座る。
「早速だけど皆に集まってもらったのは、頼みたい事があるんだ」
「それはどのような事でしょうか?我々は貴女様の為にここに来ました、何なりとお申し付けください」
代表してラッチさんがそう言って来たけど、なんかこの頃うちの従者と同じ事を言ってるんだよね皆。
「ありがとう、んじゃ頼もうかな?まずはラッチさん【ゴスペラータ】は貴方に伯爵の爵位を叙爵する」
あたしの言葉にラッチさんが思いっきり固まった。
「そして昨日話したが軍部を取り仕切って欲しい、もうあんなろくでもない騎士を育てないようにして」
今回の戦いにおいて前アラビータの騎士達がひどすぎた、なのでもうあんな奴らが軍から出ないように徹底的に鍛えて欲しい。
「誠心誠意私の全てをもって引き受けさせていただきます」
あたしの前に跪きそう言って来たので頷く。
「次にアルベルド、子爵の爵位を叙爵する、それとあんたには領地を与える、領地は【ダスティン】、アンタに任せるがもう一つ頼みがる、ラッチさんの副官・・・・この場合は軍部副長官・・・・なのか?を任せたいラッチさんを助けてあがてくれ」
街の方は信頼のできる代官と共にやり、ラッチさんを支えて欲しい。
「承りました、我が人生すべてを【ゴスペラータ】に捧げます」
ラッチさんと同じように跪いてそう言ったのであたしは首を左右に振る。
「アンタも幸せにならなきゃだめだよ」
「心得ました」
そう言ったのであたしは頷く。
「次にガラム、アンタも子爵の爵位を叙爵する、それとあんたには新しく作る組織の頭をやって欲しい」
「それはどんな組織ですかい?」
「裏から国を守る組織」
あたしは内部監査課の事をガラムに話す、ここに居る人間は全員が国のトップに居ることが決まっているので聞かれても問題はない。
「楽しそうですな、大将ひとつ頼みがあるんですが」
珍しく真面目な顔で言って来たので首を傾げながら聞いてみる。
「組織名を内部監査課じゃなくて【ドラクーン】にしてください」
「は?」
いきなり何を言い出すのさ?
「もう【ドラクーン】の活動は終わりを告げる、ですが【ドラクーン】の名は残しておきたいんです」
「私からもお願いします」
なんかラッチさんやアルベルドやマリッサなんかも頭を下げてきた。
「皆がそうしたいのなら別にいいよ」
何か皆が喜んでるからいいかな?
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