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余計な気遣いだと思うんだ!!
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ラーニアが言ってきた事は即位式に着る衣装の事だ。
「ジャンヌ様、即位式に着るドレスは見て頂けましたか?」
「は?」
いきなり何を言い出すのさ?
「急いで作らせたので最終確認のため一度袖を通してもらいたいのですが」
「え?この格好で出るのはダメなの?確かにこの前サイズはか計られたけどドレスの為だったの?」
「はい」
「着るの嫌なんだけど」
「即位式の時だけですから我慢してください」
にっこりとほほ笑むラーニアさんに少しイラっと来たよ!!
あたしがドレスを着る?向こうのダチが聞いたら腹抱えて大笑いされるだろうなぁ・・・・・・・・・あいつ等元気してっかなぁ・・・・・・・
「ジャンヌ様?今日の業務が終ったらドレスを見に行きますから、忘れないでくださいね」
絶対ドレスを着なきゃいけないみたいだ・・・・・・・・憂鬱だべさ!!
「ジャンヌ様、このリストに目を通してくれますか?」
ラーニアがそう言って10枚くらい纏まっている書類を差し出してきたので受け取り目を通す。
「これは?」
「ジャンヌ様の希望に合うものをリストアップしました、口が堅く実力者なのはもちろん過去に問題を起こした事の無いものです」
「ありがとう」
リストを見ていると元ドラグーンのメンバーも数人確認できた。
「この者達をどうするつもりですか?」
「ん?内部監査課を作って彼らに任せる、そうだね・・・・・・・・この部署はガラムに任せる」
「何ですかその内部監査課とは?」
こっちの世界ではそう言うのはないらしい。
「貴族の不正や腐とかを調べてその後に捕らえる部署かな?それをやる事で反乱の芽を摘むこともできるからね」
あたしがそう説明するとラーニアが首を傾げる。
「それでは内部監査課が力を持ちすぎるのでは?内部監査課の人間を取り込み冤罪をかけて気に入らない貴族を陥れるとかをやる者も出てきますよ」
「だからこそ調べてもらったんだよ、この仕事は本当に信じられる人間しかできないからね」
ガラムはいつもあんな態度だけど信頼は出来るからね。
「なるほど・・・・・・・ですが内部監査課は表向きには存在しない事にしておいた方がいいかと思います、理由は2つ、1つは先ほども言ったように内部監査課の人間を取り込む輩が出るかもしれないという事です、人質を取ってでも」
確かに内部監査課の人間は信頼できるが人質を取られてはどうなるかは分からないからね。
「もう一つがその組織が存在する事を知っていれば警戒されます、なので内部監査課の存在はごくわずかの人のみが認知している状況が好ましいと考えます」
「なるほど・・・・・・ならば軍務総隊長と宰相と情報部長官と財務省長官と内部監査課の人間・・・
それと王権を持つ人間だけが知る事が出来るようにしよう」
調べるにしても協力者が必要になるとこもあるから、各部署の長が知っておけば手を回してもらえるだろうしね。
「ではそのように話を進めます」
「お願い」
あたしの言葉に頷いた後にラーニアgにっこりとほほ笑みながら口を開く。
「では行きましょうか」
「へ?」
「衣装の確認をしに行きましょう」
・・・・・・・・・忘れてなかったか!!忘れていて欲しかった!!
ラーニアに連れていかれた部屋には一着のドレスが飾られていた。
よく映画なんかで見るようなドレスではなく長袖で肌が出ないようにしてありスカートの部分が大きく広がってる落ち着いた感じ感のドレスなのだが・・・・・・・・色がね!!
「何で赤なのさ」
普通即位式とかに着るなら白じゃん?なのに艶のある真っ赤なドレスなのよ!!
「ジャンヌ様の呼び名が『灼熱の聖女』なのでイメージカラーの赤を使ってみました」
余計な気遣いだと思うんだ!!
「ジャンヌ様、即位式に着るドレスは見て頂けましたか?」
「は?」
いきなり何を言い出すのさ?
「急いで作らせたので最終確認のため一度袖を通してもらいたいのですが」
「え?この格好で出るのはダメなの?確かにこの前サイズはか計られたけどドレスの為だったの?」
「はい」
「着るの嫌なんだけど」
「即位式の時だけですから我慢してください」
にっこりとほほ笑むラーニアさんに少しイラっと来たよ!!
あたしがドレスを着る?向こうのダチが聞いたら腹抱えて大笑いされるだろうなぁ・・・・・・・・・あいつ等元気してっかなぁ・・・・・・・
「ジャンヌ様?今日の業務が終ったらドレスを見に行きますから、忘れないでくださいね」
絶対ドレスを着なきゃいけないみたいだ・・・・・・・・憂鬱だべさ!!
「ジャンヌ様、このリストに目を通してくれますか?」
ラーニアがそう言って10枚くらい纏まっている書類を差し出してきたので受け取り目を通す。
「これは?」
「ジャンヌ様の希望に合うものをリストアップしました、口が堅く実力者なのはもちろん過去に問題を起こした事の無いものです」
「ありがとう」
リストを見ていると元ドラグーンのメンバーも数人確認できた。
「この者達をどうするつもりですか?」
「ん?内部監査課を作って彼らに任せる、そうだね・・・・・・・・この部署はガラムに任せる」
「何ですかその内部監査課とは?」
こっちの世界ではそう言うのはないらしい。
「貴族の不正や腐とかを調べてその後に捕らえる部署かな?それをやる事で反乱の芽を摘むこともできるからね」
あたしがそう説明するとラーニアが首を傾げる。
「それでは内部監査課が力を持ちすぎるのでは?内部監査課の人間を取り込み冤罪をかけて気に入らない貴族を陥れるとかをやる者も出てきますよ」
「だからこそ調べてもらったんだよ、この仕事は本当に信じられる人間しかできないからね」
ガラムはいつもあんな態度だけど信頼は出来るからね。
「なるほど・・・・・・・ですが内部監査課は表向きには存在しない事にしておいた方がいいかと思います、理由は2つ、1つは先ほども言ったように内部監査課の人間を取り込む輩が出るかもしれないという事です、人質を取ってでも」
確かに内部監査課の人間は信頼できるが人質を取られてはどうなるかは分からないからね。
「もう一つがその組織が存在する事を知っていれば警戒されます、なので内部監査課の存在はごくわずかの人のみが認知している状況が好ましいと考えます」
「なるほど・・・・・・ならば軍務総隊長と宰相と情報部長官と財務省長官と内部監査課の人間・・・
それと王権を持つ人間だけが知る事が出来るようにしよう」
調べるにしても協力者が必要になるとこもあるから、各部署の長が知っておけば手を回してもらえるだろうしね。
「ではそのように話を進めます」
「お願い」
あたしの言葉に頷いた後にラーニアgにっこりとほほ笑みながら口を開く。
「では行きましょうか」
「へ?」
「衣装の確認をしに行きましょう」
・・・・・・・・・忘れてなかったか!!忘れていて欲しかった!!
ラーニアに連れていかれた部屋には一着のドレスが飾られていた。
よく映画なんかで見るようなドレスではなく長袖で肌が出ないようにしてありスカートの部分が大きく広がってる落ち着いた感じ感のドレスなのだが・・・・・・・・色がね!!
「何で赤なのさ」
普通即位式とかに着るなら白じゃん?なのに艶のある真っ赤なドレスなのよ!!
「ジャンヌ様の呼び名が『灼熱の聖女』なのでイメージカラーの赤を使ってみました」
余計な気遣いだと思うんだ!!
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