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チッ!!誤魔化せなかったか!!
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エルスさんと話し合った次の日、あたし達は【ドラクーン】のメンバー全員と王国軍全員と共に王都ののはずれにある墓地に集まっいていた。
今日は王都決戦の時に散っていった仲間達を埋葬し、送る為だ。
そして埋葬式はアラビータのやり方で進められて終盤あたしが話をする事となっている。
「カナデ頼めるかな?」
「畏まりました・・・・・・・・・どうぞ」
カナデがそう言ったので頷いた後に口を開く。
「皆聞こえてるね?ジャンヌだ、今日は同じ思想を持ち共に戦った友人達を送る為に集まった、それは敵対していた王国軍側も同じだ、違う旗を仰いだが最終目標は同じ『国の為』そのために戦い友は死んでい行った」
あたしの言葉を聞き誰もが身動き一つしない。
「今回の戦いを覚えておいて欲しい『何故戦う事になったのか』そして『戦いが終った時どうなったのか』もだ、そしてそんな戦いの中で死んでいった仲間を忘れないで欲しい」
誰かが泣き出したのが判ったけどそのまま続ける。
「【アラビータ】は今から・・・・戦いが終わった時から新しい国となり皆はこの国で過ごしていくだろう、だから皆に頼みたい、もうこのような戦いが起きないよう協力して欲しい、もう仲間が死なないような国にする為に」
あたしがそう言うとここに居た全ての人達があたしに向かい跪いてくる。
「ラッチ」
「はっ!!」
あたしはラッチさんの名を呼び返事が返って来た。
「【ゴスペラータ】の軍を任せる、立て直せ」
「はっ!我が全てをもって取り組ましていただきます」
昨日の夜ラーニアとレンスやエルスさんと話し合って【ドラクーン】のメンバーに関する国での地位は決めていた。
あとで文句は言われるだろうが王都を落としたのは【ドラクーン】なので文句は言わせない。
まあそれが狙いでレンス達も連れて来たんだけどね!!
「あとは追々発表するからそのつもりでいてくれ、それでだ・・・・・・・・・・今からここでの吞むぞ!!」
「「「「「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」」」」」」」
【ドラクーン】のメンバー全員と王国軍の皆が何言ってんだと言わんばかりにあたしを見て来たけど華麗にスルー!!
「死んで逝った仲間達を送るのさ、酒を飲みながらね」
死んで逝った者達に感謝と謝罪を込めて呑むべさ!!
あたしがそう言ったらシン達が昨日大量に買って来ていたお酒を【アイテムボックス】から取り出して用意をし始める。
「さて皆グラスはもったね?んじゃあたしから一言」
グラスを少し持ち上げて仲間が眠る墓地の方を見る。
「これからのこの国をしっかり見ていておくれ、皆が命を賭けて戦って得た未来を決して悪い未来にはしない」
そう言った後酒を飲み干す。
あたしの行動を見て他の者達も其々の思う言葉をかけ酒を飲み始めた。
「ジャンヌ様」
グラスを持ったラッチさん達【ドラクーン】の隊長格の全員があたしの下にやって来た。
「皆本当にお疲れ様、おかげでバカ王を殴る・・・・・・・・・あ!」
あたし殴らずに倒しちゃったよ!!頭に来てすっかり殴るのを忘れてた!!
「どうしました大将?」
「殴らずに倒しちまった」
頭を抱えながらそう言うと皆が笑い出した。
「皆にはこれからも頑張ってもらうからよろしくね」
笑顔で頷いてくれたのであたしが内心でニヤリとした。
くくく!!言質は取ったべさ!!
「さあ今日は皆を送る為にとことん呑むべ!」
「頭が痛い」
久々の二日酔いだ・・・・・・・・・・・【メガヒール】・・・・これで良し!!
「聞いていますかジャンヌ様?」
あたしの正面で様々な書類を差し出してくるラーニアに睨まれて頷く。
「今日のお昼の要望だべ?」
「違います、三日後の即位式に関してです」
チッ!!誤魔化せなかったか!!
「やらなきゃダメ?」
「駄目です」
メンドクサイし即位式をやっても誰も喜ばないよ?
今日は王都決戦の時に散っていった仲間達を埋葬し、送る為だ。
そして埋葬式はアラビータのやり方で進められて終盤あたしが話をする事となっている。
「カナデ頼めるかな?」
「畏まりました・・・・・・・・・どうぞ」
カナデがそう言ったので頷いた後に口を開く。
「皆聞こえてるね?ジャンヌだ、今日は同じ思想を持ち共に戦った友人達を送る為に集まった、それは敵対していた王国軍側も同じだ、違う旗を仰いだが最終目標は同じ『国の為』そのために戦い友は死んでい行った」
あたしの言葉を聞き誰もが身動き一つしない。
「今回の戦いを覚えておいて欲しい『何故戦う事になったのか』そして『戦いが終った時どうなったのか』もだ、そしてそんな戦いの中で死んでいった仲間を忘れないで欲しい」
誰かが泣き出したのが判ったけどそのまま続ける。
「【アラビータ】は今から・・・・戦いが終わった時から新しい国となり皆はこの国で過ごしていくだろう、だから皆に頼みたい、もうこのような戦いが起きないよう協力して欲しい、もう仲間が死なないような国にする為に」
あたしがそう言うとここに居た全ての人達があたしに向かい跪いてくる。
「ラッチ」
「はっ!!」
あたしはラッチさんの名を呼び返事が返って来た。
「【ゴスペラータ】の軍を任せる、立て直せ」
「はっ!我が全てをもって取り組ましていただきます」
昨日の夜ラーニアとレンスやエルスさんと話し合って【ドラクーン】のメンバーに関する国での地位は決めていた。
あとで文句は言われるだろうが王都を落としたのは【ドラクーン】なので文句は言わせない。
まあそれが狙いでレンス達も連れて来たんだけどね!!
「あとは追々発表するからそのつもりでいてくれ、それでだ・・・・・・・・・・今からここでの吞むぞ!!」
「「「「「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」」」」」」」
【ドラクーン】のメンバー全員と王国軍の皆が何言ってんだと言わんばかりにあたしを見て来たけど華麗にスルー!!
「死んで逝った仲間達を送るのさ、酒を飲みながらね」
死んで逝った者達に感謝と謝罪を込めて呑むべさ!!
あたしがそう言ったらシン達が昨日大量に買って来ていたお酒を【アイテムボックス】から取り出して用意をし始める。
「さて皆グラスはもったね?んじゃあたしから一言」
グラスを少し持ち上げて仲間が眠る墓地の方を見る。
「これからのこの国をしっかり見ていておくれ、皆が命を賭けて戦って得た未来を決して悪い未来にはしない」
そう言った後酒を飲み干す。
あたしの行動を見て他の者達も其々の思う言葉をかけ酒を飲み始めた。
「ジャンヌ様」
グラスを持ったラッチさん達【ドラクーン】の隊長格の全員があたしの下にやって来た。
「皆本当にお疲れ様、おかげでバカ王を殴る・・・・・・・・・あ!」
あたし殴らずに倒しちゃったよ!!頭に来てすっかり殴るのを忘れてた!!
「どうしました大将?」
「殴らずに倒しちまった」
頭を抱えながらそう言うと皆が笑い出した。
「皆にはこれからも頑張ってもらうからよろしくね」
笑顔で頷いてくれたのであたしが内心でニヤリとした。
くくく!!言質は取ったべさ!!
「さあ今日は皆を送る為にとことん呑むべ!」
「頭が痛い」
久々の二日酔いだ・・・・・・・・・・・【メガヒール】・・・・これで良し!!
「聞いていますかジャンヌ様?」
あたしの正面で様々な書類を差し出してくるラーニアに睨まれて頷く。
「今日のお昼の要望だべ?」
「違います、三日後の即位式に関してです」
チッ!!誤魔化せなかったか!!
「やらなきゃダメ?」
「駄目です」
メンドクサイし即位式をやっても誰も喜ばないよ?
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