レディース異世界満喫禄

日の丸

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あたしを信じて!!

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「おはようございますレン様、朝ですよ」



ミズキが起こしに来たので起きることにした。

昨日あれからベへモスのかつ丼を食べ、お風呂に入りのんびりと起きていようと思っていたら、うちの子達全員に『お願いですから寝てください』と全員に言われたので就寝した。



「おはようミズキ、お客さんは来た?」



「いらっしゃいませんでした」



ふむ・・・・・完全に王都を決戦地と決めて待ち構えてるのかな?あと一日でつくから今日はうごかないのがいいかな?決戦準備と休養を兼ねて。



「お食事の用意が出来ました」



カナデかそう言って来たので皆で食べた後に隊長格全員に集まってもらった。



「おはよう皆よく寝れた?」



皆が苦笑しながら頷いていたのを見てから口を開く。



「今日はこのまま此処に留まろうと思うんだ」



あたしの提案に皆が驚いたような顔で立ち上がったので話の続きを話す事にする。



「王都までは一日の距離、なのに王国軍は仕掛けてこない・・・・・って事は向こうは王都を決戦地にし 

待ち構えてるとあたしは思う、なので今日は決戦準備と休養に一日を使う」



あたしの説明を聞き椅子に座り直して考え始める。



「なるほど・・・・・・確かにその方がいいかも知れませんな」



ラッチさんがそうぼそっと言ったので皆がラッチさんに視線を向ける。



「王都決戦の時に使いたい物をいつ作るかを考えていたのですが、今日作れそうですな」



どうやらラッチさんは賛成らしい。

その後に皆が納得してくれた。



「で?何を作りたいのさ?人手が欲しいなら手伝うよ?」



ラッチさんが苦笑しながら首を左右に振る。



「それこそジャンヌ殿はゆっくりとお過ごしください作りたいのは破城槌です、なのでうちの工作部隊に作ってもらいますよ」



まあ間に合うんだったらそれでいいんだけどさ。



「アルベルド、ガラム、頼みたいが事あるこの後に私の所に来てくれ、他は部下にこれからの事を説明し休むように」



ラッチさんがそう矢継ぎに指示をだしていき最後にあたしを真剣な顔で見つめる。



「先ほども言いましたがジャンヌ殿はゆっくり休んで下さい、我々は貴女に頼り、負担をかけてきました・・・・・なので今日一日はゆっくりとしてください」



深々と頭を下げならがラッチさんがそう言うと、それを見た他の隊長全員も頭を下げだした。



「わかったべ!だから頭を上げて!!ゆっくりさせてもらうから!!」



いきなり頭を下げるのは反則だと思うんだ!!心臓に悪すぎだべ!!



「そうしてください・・・・・シン殿よろしくお願いします」



そこで念を押すようにシンに頼まないで!!あたしを信じて!!



そんなやり取りの後に隊長達と別れあたしはティータイムに。



「レン様これから何をなさいます?」



ゆっくりとするんだったら・・・・・・・これだ!!



「風呂に入る」



朝風呂だ!!その後にアニマルズとドラゴンズ皆でダラダラするべ!!



「畏まりました少しおまちください、すぐに湯を張ってまいりますから」



ミズキがそう言って席を離れて行った。



「ギンガ達も入る?」



のべーっと寝転がっていたギンガ達が立ち上がって、あたしを見つめてきたのでギンガ達も入るのは決定。

朝風呂に入るなんてなんて贅沢な事だ!!あたしが求めてる生活はこういう生活なんだべ!!

早くその生活を得られるように頑張る!!



「はぁぁぁぁ・・・・いい湯だべ」



「そうよねー朝からお風呂なんてすばらしいわー」



ついでだからユナも誘って一緒に入浴中、そしてユナがいるという事はもちろんウイーナさんも入浴しているのだ。



「本当にいいのか?他の者は忙しそうにしているのだが・・・」



「いいんだよ、うちの隊長全員に休めって言われてるからね」



これであたしが何かしていたら怒られてしまうべよ。



「ならいいのですが・・・・・・」



「ウイーナさん、もうお風呂に入ってるんだからお風呂タイムを楽しもう?」



「・・・・・・・そうだな、そうさせてもらおうか」



あたしの言葉に微笑んだ後肩まで湯につかり幸せそうに微笑んだ。

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