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喧嘩はする!!
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「今からユナに会って聞いてくるよ」
「そうしてください、巫女様が【ドラクーン】の活動に参加するとなるとかなり話が変わってきますから」
真顔でそう言ってっくるラッチさんの言葉にあたしは首を傾げる。
「どういう事さ?」
「前に話しましたが巫女様は国の象徴の一つです、その巫女様が【ドラクーン】の活動に参加するという事は【ドラクーン】の活動に正当性が生まれます、巫女様と共に国の為に戦っていると言う正当性が」
へぇ・・・・・・そんなものなんだ?
「きちんと聞いてくるよ、皆は進軍の準備を頼むね」
あたしは何も出来ないから。ユナとおちゃ・・・・違った!話し合いをしてくるよ!!
「ユナに会えるかな?」
あたしは領主の館についてすぐ警備をしているガスターさんにあたしがそう言うと笑顔で頷いてくれる。
「ジャンヌ殿が来たら通すように言われています、どうぞお通りください」
「ありがとう」
顔パスは楽でいいね!
前にユナに会った部屋の前に行きノックをした後にしばし待つ。
「どちら様ですか?」
扉の中からウイーナさんの声が聞こえたのであたしは口を開く。
「ジャンヌだべ、ユイに会いに来たんだけど」
その言葉を聞いて扉が開く。
「ようこそいらっしゃいましたジャンヌ様」
「こんにちはウイーナさん」
そう言いながら中に入ると・・・・ユナが昼寝してた・・・・腹丸出しで!!乙女にあるまじき寝相だべ!!
「少し時間ずらした方がよかったね」
あたしがユナを見てそう言うとウイーナさんが苦笑しながら左右に首を振る。
「いつもあんな感じですから時間は関係ありませんよ、ジャンヌ様が来てくれたおかげで起こす事が出来ます、少しお待ちくださいね」
そう言ってウイーナさんが寝ているユナに近いて揺さぶる。
「ユイ様、ジャンヌお越しになられましたよ起きてください」
「あと5時間ーーー」
どれだけ寝たいんだよ!!ってあたしも言うかもしれないそのセリフ!!
「お昼ご飯は要らないのですね」
「おはようーーーウイーナーーー」
付き合いが長そうだけらユナの扱いが上手いね!!
「起きたようだねユナ、おはよう」
「あらあらレンじゃないのーー、来たのね――」
「少し聞きたいこともあったし、お茶するべ!!」
ウイーナさんが紅茶を入れてくれてそれを飲みながらお話をする。
「で?なにかしらー?」
落ち着いた所でユナが聞いてきたのでラッチさん達に言われた事を聞きに来たと言ったら首を傾げながらあたしを見るユナ。
「レンはどう思う?」
何でそこであたしに聞くかな?まあいいけどさ。
「別についてくるからって参加しなくてもいいんじゃない?これはあたしが始めた喧嘩だからね」
【ドラクーン】の活動に参加してくれる人達は自ら志願してくれてるのであって強制はいていないんだよ、だからあたしがユナに『参加してくれ』とは絶対に言わない。
まあ神の巫女がいようといまいと喧嘩はする!!
ユナにそう言ったら『クスクス』ってわらいだいたのであたしが首を傾げる。
「何で笑うのさ?」
「あの方の言った通りだと思ってね」
「は?」
あの方?誰だべ?あたしの知ってる人かな?
「レンあの方からの伝言よ『見守ってるから貴女の思うままに動きなさい、さすれば不幸は減る』だそうよー」
『見守ってるから』?・・・・・・・・・・・あ!
「あの方って」
ある人物の顔を思い出しあたしがユナを見つめるとユナが頷く。
「私がついていくのはあの方に『レンと共に居なさい』と神託があったからよー」
やっぱりメルヴィーラからの伝言か!!
「そうしてください、巫女様が【ドラクーン】の活動に参加するとなるとかなり話が変わってきますから」
真顔でそう言ってっくるラッチさんの言葉にあたしは首を傾げる。
「どういう事さ?」
「前に話しましたが巫女様は国の象徴の一つです、その巫女様が【ドラクーン】の活動に参加するという事は【ドラクーン】の活動に正当性が生まれます、巫女様と共に国の為に戦っていると言う正当性が」
へぇ・・・・・・そんなものなんだ?
「きちんと聞いてくるよ、皆は進軍の準備を頼むね」
あたしは何も出来ないから。ユナとおちゃ・・・・違った!話し合いをしてくるよ!!
「ユナに会えるかな?」
あたしは領主の館についてすぐ警備をしているガスターさんにあたしがそう言うと笑顔で頷いてくれる。
「ジャンヌ殿が来たら通すように言われています、どうぞお通りください」
「ありがとう」
顔パスは楽でいいね!
前にユナに会った部屋の前に行きノックをした後にしばし待つ。
「どちら様ですか?」
扉の中からウイーナさんの声が聞こえたのであたしは口を開く。
「ジャンヌだべ、ユイに会いに来たんだけど」
その言葉を聞いて扉が開く。
「ようこそいらっしゃいましたジャンヌ様」
「こんにちはウイーナさん」
そう言いながら中に入ると・・・・ユナが昼寝してた・・・・腹丸出しで!!乙女にあるまじき寝相だべ!!
「少し時間ずらした方がよかったね」
あたしがユナを見てそう言うとウイーナさんが苦笑しながら左右に首を振る。
「いつもあんな感じですから時間は関係ありませんよ、ジャンヌ様が来てくれたおかげで起こす事が出来ます、少しお待ちくださいね」
そう言ってウイーナさんが寝ているユナに近いて揺さぶる。
「ユイ様、ジャンヌお越しになられましたよ起きてください」
「あと5時間ーーー」
どれだけ寝たいんだよ!!ってあたしも言うかもしれないそのセリフ!!
「お昼ご飯は要らないのですね」
「おはようーーーウイーナーーー」
付き合いが長そうだけらユナの扱いが上手いね!!
「起きたようだねユナ、おはよう」
「あらあらレンじゃないのーー、来たのね――」
「少し聞きたいこともあったし、お茶するべ!!」
ウイーナさんが紅茶を入れてくれてそれを飲みながらお話をする。
「で?なにかしらー?」
落ち着いた所でユナが聞いてきたのでラッチさん達に言われた事を聞きに来たと言ったら首を傾げながらあたしを見るユナ。
「レンはどう思う?」
何でそこであたしに聞くかな?まあいいけどさ。
「別についてくるからって参加しなくてもいいんじゃない?これはあたしが始めた喧嘩だからね」
【ドラクーン】の活動に参加してくれる人達は自ら志願してくれてるのであって強制はいていないんだよ、だからあたしがユナに『参加してくれ』とは絶対に言わない。
まあ神の巫女がいようといまいと喧嘩はする!!
ユナにそう言ったら『クスクス』ってわらいだいたのであたしが首を傾げる。
「何で笑うのさ?」
「あの方の言った通りだと思ってね」
「は?」
あの方?誰だべ?あたしの知ってる人かな?
「レンあの方からの伝言よ『見守ってるから貴女の思うままに動きなさい、さすれば不幸は減る』だそうよー」
『見守ってるから』?・・・・・・・・・・・あ!
「あの方って」
ある人物の顔を思い出しあたしがユナを見つめるとユナが頷く。
「私がついていくのはあの方に『レンと共に居なさい』と神託があったからよー」
やっぱりメルヴィーラからの伝言か!!
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